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トップハート物語(4084)立志伝敢闘編
18/04/23
2011年(平成23年)9月初旬。
 今日2時から、2事業所の労働基準監督署の調査を受けるので最終チェックをしていた。実績請求の最終日なので、そのチェックも忙しい。確認を何度も受ける。忙しいから気が立って来る。
今度は、今夜までのチェックを要請されている出版する原稿の印刷に回す前の最終確認がメールで来た。その返事を打ち込んでいる時に、請求チェックをしている彼女が何度も声を掛けて来る。
 「煩いな、少し黙っていてくれないか。」
 「聞いても良いですか、佐藤さんのパソコンインターネットに繋がりますか。」
 「今は使っていないから、そんなこと聞くな、自分で確認しろ。」
 何やら、コンセントやファックスなどを点検している。
 問い合わせに対する原稿が出来あがったので、メールで送信しようとしたが出来ない。どこか不備がある事が分かったが、どこか分からない。全てのコンセントを確認したが、不明だ。
出入りのコピー業者に確認をする。言われる通りに確認したが、コンセントなどが抜けているという事は無い。仕事はしないと行けないので、彼女に任せて今度はハローワークから来た問い合わせ事項に応えるべく書類が出来たのでプリントしようとしたが、そこも出来ない。
 出版社の編集者から回答要求が来る。仕方が無く、ファックスで送ろうとしたが原稿の印刷が出来ない。USBにパソコンから移して、隣の事務所に持って行く。そこでプリントしてファックスをするよう要請した。
インターネットが繋がらないので、システム事業部に雇った若い男性社員を呼んだ。ただ、彼が出来るかどうか分からない。というのは、一度パソコンがおかしくなった時に見て貰ったが直す事が出来ずにメーカーに連絡して6万円だと言われた報告を受けたが、素人を呼んで直して貰った事があった。
 その点から、たぶん無理だと思っていた。出来ない事を出来るという奴なので、一か八か頼んだだけだった。電話で出版社とやり取りしている間に、一旦出て行った。直後に同じフロアのガラの良くない男が事務所に来て何か叫んでいるのが、電話をしながら分かった。
システム事業部の男性を管理させている70歳爺さんも一緒に来たので、そのガラの悪い男性が何やら言っているのを対応させた。
 「誰かが階段で倒れているから救急車を呼んでくれと言っています。」
 電話越しに、
 「現場に行って確認しながら救急車を呼ぶように。」
 そう言った。
 外に出て行った70歳爺さんが血相を変えて戻って来た。
 「うちの社員です。彼が階段で白目を剥いて倒れていて、苦しんで居ます。救急車は119番ですか。」
 相当慌てている。
 電話を一旦切って、少し遅れて駆け付けた。途中で、70歳爺さんが戻って来て
 「恐ろしい顔で私を睨んで居ます。怖くて戻って来ました。今、救急車が来ますので、玄関で待っています。階下に一緒下りて、その様子を聞いた。
 どうやら持病を持っているような感じだ。いつも、私に対する時にはひどい汗をかく。時には、本当に滝のようにという表現が正しい様子の汗を見る。都合が悪くなると、言葉が出ずに黙りこんでしまう。
時には、人を脅す様な口調で不快感を与える。大事な時に自分の都合で約束を守らない。勝手にホームページなどを改ざんする。非難中傷の内容をスタッフブログに掲載する。仕事をしない。とにかく、採用を失敗した人材だったと思っている。
その矢先、今度はこんな事になった。暫くして、救急車がサイレンを鳴らして来た。何となくのんびりしているようで、疲れているのだろう。
 運ばれる彼は顔面蒼白で苦しんでいる。一緒に現場に行った70歳爺さんの話しでは
 「倒れている場所に3度行きましたが、最初は白目をむいて苦しんで居て、声を掛けたら怖い顔で睨みつけられたので、怖くて離れました。次に行った時には、言葉は出るんですが息苦しくゼイゼイしていました。救急隊と一緒に行った時には、仁王立ちして目は吊り上っていて怖い顔をして睨みつけていましたが、苦しそうで救急隊員に抑えられながら担架に横にさせられました。事務所に居た時に、大きなワーッという声が聞こえてドスンという音があったのは知っていたのですが、まさか転倒しているとは思いませんでした。」

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