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トップハート物語(4083)立志伝敢闘編
18/04/23
2011年(平成23年)9月初旬。
「10日の午前中と午後に約束をしました。」
 「えっ」
 と、言って血相を変えて
 「10時と聞いています。」
 「ですから、午前中と言ったじゃないですか。」
 「私が邪魔なら結構ですよ。」
 「午前中が何か間違っていますか。」
 少し考えて、私が時間をはっきり言わなかったから曖昧に言ったような印象を持ったのか。
 「立ち会ってくれと言われていますので、行きますので。」
 と、言っていたが、私には相手の方は
 「あの方も来ると言っています。」
 そう言っていた。
 この方と、新潟まで一緒するなんて憂鬱だ。話しが全く纏まらない上に、一人で喋りまくり時間を過ごしてしまう。
 台湾商社との商談は、先輩は偉く気に入ったようだったが、私は何かと疑問があった。それでも、我慢して時間を過ごした。
 1時間強話しをして、千駄ヶ谷から車で東京駅に向かった。新幹線に乗って、疲れた体をシートに埋めた。1時間以上眠ったが、疲れは無くならない。戻って来て、6時半から住宅改修の為に家族が来た利用者宅に行った。
 認知症が進み、まだら認知症になった様子だった。しかし、家族は
 「娘の私の名前を呼ぶし、認知症など信じられない。」
 そう言って、医師の判断を受け入れない。
 サービスを行っている訪問介護事業所のサービス提供責任者は、先日、転倒して顔とひじに内出血を起こした時には
 「ヘルパーさんが訪問した朝に血だらけになって転倒していた。」
 そう言って報告後、その様子のおかしさを連絡していた。
 「いつもなら、自分で車いすに座るのですがどう座っていいのか分からない。トイレも、これまで自分で下げられたのが、トイレに行ってもどうするのか分からない状態で、いつもと様子が違っていた。それに加え、診察に行くと脳の委縮が進んで居て認知症が益々進行している、と言われた。」
 その報告をしても、家族は
「自分が言われていないので信用出来ない。」
という。
「それなら、医師に聞くように。」
と、言っても行動を起こそうとしない。
 そんな訳で、その認知症前提を無視した要請がありそれに従って動く事にした。転倒を繰り返しているのに、風呂の手すりや移動する行動経路にバーを準備するとか。転倒を繰り返して、ヘルパーさんが段々と不安になっている。
訪問すると、必ずと言っていいほど転倒しているのだ。血だらけも頻繁に起こしている。色んな提案をしても、家族が沢山居てその家族の話し合いで何事も決まり、私の意見など言うだけ無駄。もし、私の言う事を行って何か弊害が起きたらそれこそ大変な事になる。
 だから、独居で、認知症で転倒を繰り返している方への提案は決まっているが、出来ない。それなら、と、
 「どうするのか決めて欲しい。方向を決めてくれないと、何も始まらない。」
 そう言っているのだが、何も決められない。
 ただ、在宅を継続するだけだ。色々気遣って、何かをしても非難の対象でしか無い。何もしないが、何かをすると非難する。まるで、大阪市の市長のようだ。橋本府知事が何かをしようとするが、非難ばかり。
非難するが、何の改善も創造もアイデアも無い。何か言って来るのを待っているだけ。市の職員とつるんで、橋本知事は報酬返上や退職金大幅減額などしているが、市長は黙って高給を貰い続けている。退職金も相当なモノだ。
今秋で任期が来て終わりだが、市長選挙に出るフリをして多分出ないだろう。高額な退職金を貰ってトンズラするだろう。
 その会議が終わってから、7時半に食事に行った。事務所まで戻って来て隣のSC内に有る北海道ラーメン「むつみ屋」に入った。以前は満車だった駐車場もガラガラだ。こんな食事の時間でも、このような状態なのだとこれからの不況に不安を覚えた。
 体が思うようにシャキッとせず、帰りの新幹線の中でも眠って来た筈なのに一体どうしたのかと、だるいからだを思った。
最近、社員の健康を気遣うようになった。先日の、労働着基準監督官との会話に触発されたのか健康診断書を集めて目を通した。結構、健康を害している者が多い。明らかに危険な水域に有る者もいる。
どうにかしないと、手遅れになる危険をはらんでいる者がいた。お局様筆頭サービス提供責任者が一番問題だったが、今月で退社だ。もう一人、一緒に辞める実質的な管理者。明らかに問題だ。
何故辞めるのか、一番疑問だった。健康に問題があり、それが悩みに繋がって自分から身を引くのか。それだったら、それに気付かなかった自分の問題だ。
 少し、気になる。

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