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トップハート物語(4065)立志伝敢闘編
18/04/11
2011年(平成23年)8月下旬。
3時にはモニタリングに出掛けたかった。ただ、いつも何か起こるので利用者との約束は直前に連絡することになっていた。
 70歳爺さん社員が、私の指示に対する業務を持って来た。9月に卒業する講習会の受講生の名簿だ。その方達の面談を月曜日に行うが、その事前情報だ。いつもだが男性の推薦が多い。その男性でも、若い奴に目が止まった。
 「21歳ですが、真面目がネックになっています。しかし、言う事は聞くし遅刻もないし、授業態度は真面目だし問題はありません。」
 「何とITパスポート資格所持となっているじゃないか。あのうつ病的なシステム事業部の無責任な奴は11月で終わりだから、丁度いいじゃないか。」
 「この方は、男性担当者みんなの推薦だし、今度の新たな本社管理者も推薦している、美し過ぎる女性です。22歳と若いのですが、子供がいて可愛がっていて、何かあると直ぐに休む嫌いがあります。しかし、真面目で最初は施設希望だったのですが、最近は私の努力でうちに来たいと言っています。以前は、接客業をしていたそうです。」
 「この男性は、少し年が行っていますが真面目で、私のイチ押しです。」
 などと、事前情報を頂いて6人程度の採用を暫定的に決めて、実際の面接で絞り込んで行こうと思っている。
 その最中に、支援サービス提供責任者が来た。若いが、出産休暇を取って出て来てからは大人を感じるようになった。どうしても、話題は辞めるお局様筆頭サービス提供責任者の話になる。昼前に、毎月行っているヘルパーさんの技術研修に担当者から、
 「お局様筆頭サービス提供責任者と管理者の二人が、3回に亘って行う会で辞める挨拶をしたいと言っています。」
 「とんでもない、残る者に迷惑を掛けている状態で、引き継ぎもまともにしないのに、何をいいカッコしようとして居るんだ。会社の電話を使って、自分が登録で移る他の事業所に引きぬこうと勧誘したり、辞めるつもりもないヘルパーさんが辞めるからと利用者に掛けた混乱を起こしたり。管理者として訳の分からない行動を起こしている。そんな奴が、何で会社のイベントに顔を出して挨拶する時間を取らないと行けないんだ。」
 そう言って、一蹴した。
 電話と言えば、次々人が来る間に、本社で残留する女性のサービス提供責任者から電話があった。彼女は、妊娠7か月であり9月には妊娠8カ月になる。その彼女の大変な時期を狙って、ツートップが退職するのだが一番彼女が怒っていた。
感情的に成りがちな彼女が、泣き叫んでツートップがちゃんと引き継ぎをしない態度に抗議をしたという。そして、
 「彼女らは早く居なくなって欲しい。関係があるのも嫌だ。早く消えて貰ってすっきりしたい。」
 そう言っていたので、出来るだけの支援をしていた。それが、
 「例えばですね、例えば。ちょっと聞きたいのですが、例えば、例えばですね・・」
 「何なんだ、早く言え。」
 「いや、辞めるツートップが9月から登録で残してくれと言って来たのを断ったんですが、どこか探して登録するという事です。その時に、自分達しか入っていない利用者が何人かいて、引き継ぎもしない。特に、支援なんかケアマネジャーがいないから、急に残されても対応出来ない。だから、持って行っていいと言ったんです。その中で、朝の援助だけうちでしてくれないかと言って来たんですが、・・・・」
 「お前馬鹿か。何を考えているんだ。お前が一番に怒っていたんじゃないか。其のお前が、どうしてそんな話をツートップとするんだ。俺の性格を知って聞いているのか。本当にどうしようもない奴だな。一時的に、お前達を利用して立ち上げが終わった段階で持って行こうとして居るんだぞ。他の事業所を入れてしまっては、次に持って行けない。何と言うことをなんで俺に聞くんだ。恥ずかしさを知れ。馬鹿野郎。」
 本当に情けない。
 声も出ない。こんな奴等と一緒に戦っていたんでは、勝つことというより正常な世間を教える事が出来ない。

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