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トップハート物語(4061)立志伝敢闘編
18/04/09
2011年(平成23年)8月中旬。
健康がどうの、化学薬品がどうのと言った挙句
 「先日、東北大地震の被災地に視察に行って来ました。16年前にも、阪神淡路大震災時に知事から要請があって視察に行って来ました。」
 等という。
 何の視察分からないが、もう30分もせずに完全にどうしようもない人物に合わせて貰ったと呆れ果ててしまった。ただ、お世話になっている先輩の紹介なので、我慢していた。
しかし、先輩の知人は隣で座っている中年男性だ。その男性は寡黙で、時々
 「そんなまくしたてて、少しは他人の話しを聞かないと。」
 そう言っていたが、全く聞かずに壊れたしゃべる人形のように止めない。
 「糠で作ったクッキーが、海外ですごい反響で大量注文が来て居ます。」
 等と言い出したが、もう私の耳には入らない。
 今度は、先輩がファッション関係をしている事を持ち出して、
 「アレルギーの方に優しい服地が大量に生産できるようになっています。それを、先輩の知っているどこかで生産して、佐藤さんの会社ブランドで販売したらいいと思います。その服地は幾らでも調達出来ます。」
 そう言ったかと思うと、
 「台湾の知人が、荷造りの紐を使ってこんな小物を作っているんです。」
 そう言って、携帯電話に写っている写真を見せた。
 「色んなお店で好評なんです。」
 等言い出したが、そんなもの金を出して誰が買うのかと思っていたが、隣に座っていた先輩が突然席を立った。
 「ブックオフも興味を示していた、磁気の挟むモノがあるんです。」
 等と今度は、そんなモノを出してくれるという。
 隣の中年男性が口を挟んだのは、あんまりまくしたてないほうがという何度かの言葉だけだった。
 一体何を聞きに来たのか。段々と、悲しくなってしまった。
 先輩が戻って来て
 「何か後聞く事は無いか。」
 と、いうので何も無いと返事した。
 1時間ほどだったのだが、もっと長いような感じがしていた。その中年の女性がその大半をしゃべり尽くしていたのだから。
 「あれこれとあんまり手を出すと信用を失う。」
 と、言っていたが、自分の事を考えた事があるのだろうか。
 興味もない話を聞くために、昨夜新幹線で来てメトロポリタンホテルの2万円の部屋に宿泊して、このまま帰る。交通宿泊代金だけで6万円だ。
先輩も悪いと思ったのか、他のファッション関係と農業関係者を当たってくれていた。
 「紹介者に、非常に興味深い話を聞かせて貰いわざわざ来たかいがありましたと伝えて下さい。」
 「それは皮肉か。」
 そう言いながら、昼食を大丸東京店のレストラン街のすし屋で摂った。喫茶をしてから2時の新幹線で帰途に着いた。一体みんなにどんな報告をしたらいいのだろうかと思いながら、無駄な日を過ごすのも良いかと勝手に思って車中で眠った。
起きて、その中年の女性に貰った名刺に書いてある工房と彼女の名前を検索したが、分からない。住所をグーグルで検索して、その住所地の写真を見た。埼玉県富士見市の最寄りの駅から遠い位置に有る2階建てのアパートの一室が見えた。
それにしても、グーグルは凄い。その彼女の自宅も写真で見られるのだ。
 このアパートの一室で、何やら工房を名乗ってこんな話を方々に持って行って金銭に代えようとしているのか。しかし、あのようなしゃべりと訳の分からない話では誰も信用しまい。
世の中、このような人達も要るんだと話しに聞いていたような人物を目の当たりにしようとは思わなかった。
 その中年男は一緒に遣っていると言っていたが、本当だろうか。先輩の話しだと、その男性は70歳近くだという。何をしているのかと聞いても、分からないという。そんな不思議な体験をして、戻って来た。
 夜に大東本社のサービス提供責任者と今後の話しをした。独断の判断がどう出るのか分からないが、彼女の勇み足が気になる。自分の技量をどう判断するのか。
感情過多な人間なので、注意も出来ない。加えて、システムに採用した男性が今日の打ち合わせの約束に出て来ない。自分勝手な人間が多過ぎる。どうせ、今年だけの関わりなので我慢する他ないか。

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