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トップハート物語(4040)立志伝敢闘編
18/03/29
2011年(平成23年)8月上旬。
 事務局長の女性が出て来て、応対をしてくれた。施設長も同席すると言っていたが、出て来なかった。最初から、会社案内を一瞥した。説明をする間、面倒くさそうに聞いていた。おもむろに、
 「施設長と相談しましたが、難しいと思います。」
 と、言って一番いやな組織を紹介すると言い出した。
 私どもが、初めて視覚障害者ガイドヘルパー講座を開設した時に、そこに依頼したが、契約しているのに実施前日電話が有り
 「指導員が忙しくて派遣できるかどうか分からない。時間1万円だったら派遣できる。助手も同じ金額ですが。」
 屈辱にも、受けざるを得なかった。
 その後、社内で講師を準備出来るようになったので、もうそことは付き合うまいと決めたのだ。咄嗟に、
 「当社は、以前から現場に出ている方に講師をお願いしている。商売としている方に、お願いする事は極力避けている。」
 「当施設職員に一体どの部分の担当を求めているんですか。」
 「室内移動と室外移動です。」
 「それだったら無理です。実際の移動は、車がほとんどですので公共交通機関を指導する事は出来ません。」
 それでも、講師登録だけでもとお願いして
 「当社ではNPO組織もあるので、何かお手伝いできるボランティアが有りましたら声を掛けて下さい。」
 そう言うと、一瞬顔が変わった。
 「そうですか、最近ボランティアさんも確保が難しくなって。お祭りなどが近いでの、宜しくお願いします。」
 そう言って来た。
 余りの態度の変化に、同席したNPO法人常勤理事の智子さんが呆れ果てて、外に出てからもその変わり様をなじっていた。
 折角遠くまで来たのだからと、近くでどこか巡る処が無いかと地図で探した。大きな前方後円の古墳帰り路から少し離れた処に有ったので立ち寄ったが、周りが堀で囲まれていてバリケードが張り巡らされて入れない。
諦めて、門前町に行った。大きな寺社に入ってブログ用の写真を写した。近くに、古風な山縣の蕎麦屋さんが有るので、入った。蕎麦三昧2400円を食した。店内の雰囲気といい蕎麦の味といい、最高の部類だった。
満腹感を抱いて歩いて行くと、何と道の真ん中に財布が落ちていた。直ぐに、彼女が拾得して少し離れた交番に暑い中届けた。勿論、お礼など辞退して住所連絡先も告げないという署名をして出た。
 繁華街に、彼女の婚活偵察先の手続きの時間を取って向かった。会社から電話がった。
 「面談の方が来ていますが、連れて行っていいですか。」
 「ガイドヘルパーの講師の件で出掛けて、そのまま立ち寄って夕方しか戻れない。」 
 私が約束を忘れていたのだ。
 続いて、新人ケアマネジャーから電話が有った。
 「市役所から、認知症を妻に持つ夫のケアマネジャーから電話が欲しいと言って来ています。」
 直ぐに、市の高齢介護課の職員に連絡した。
 「以前職場が一緒だった隣県在住の方から電話が有りました。本人が助けてくれと言って来たので、助けてあげてくれませんかと要請が有りました。」
 「今日の早朝電話が有りまして、『以前勤めていた会社に退職願を出すので、一緒に行って状況を説明してくれ』と言って来たので、介護とは関係ないので無理だといいました。そうすると、『自分で行くので当社の介護タクシーを出してくれ』というので、介護されている方で介護関係に限定されているので、他のタクシーを使用するように言いました。今度は、『自分の状況を説明してくれ』というので、個人情報を他人に言う訳にいかないので医師の診断書を貰ってくれと言いましたので、そんな一連の関係かも知れませんが、訪問しますので。」
 そう言って、帰り路訪問した。
 「助けてくれと知人に電話したようですが、何を助けて貰いたいのですか。」
 「忘れた。」
 そんな事ばかりの、この認知症を妻に持つ夫の行状だ。
 大げさに騒ぐと、可哀そうな老人に同情が集まると思っているようだ。
 その内容を市役所に報告して、
 「頻繁にこのような事が起こると思いますが、また連絡をお願いします。」
 終わった。

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