お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4030)立志伝敢闘編
18/03/23
2011年(平成23年)7月下旬。
 出来る事を、出来る人間に依頼してそれなりの成果を上げつつあった。何を勘違いしたのが、休講だったのに早朝から講義の準備をした。2時間たっぷり掛けて納得出来る資料を沢山持って研修センターに行った。
事務局が居たので、
 「今日は、午前中の3時間でいいんだね。」
 と、確認すると
 「今日は実習施設見学をする予定が入ったので、生徒は施設に行っていますが。」
 そう言われて、思い出した。
 確か、そう聞いていた。私のスケジュール表が直っていなかっただけなのだ。お恥ずかしい、沢山資料が詰まったトランクを持って事務所に戻り掛けた。
途中、CSに行って入金や郵便局にて振替などの手続きをして戻って来た。刻々と、私が指示をした事項について報告が入る。何しろ、本社のツートップとこの守口の自立支援のツートップが退職するのだ。
如何にして、ヘルパーさんや社員の精神ストレスと除去するのかを第一番目に考えていた。気が楽なのは、利益率が大幅に上昇する事だ。何しろ、本社のツートップはケアにほとんど入っていない。
 昨年、入社したいという希望があった市の支援事業所から移籍して来た20代の彼女は、7月給与が大幅な超過勤務をして37万円弱だ。
「自分は事務で入って来た。」
と言って援助にほとんど入っていない。
確かに、彼女が入って来てから月額の自立支援の収入が月額100万円増えた。しかし、この半年間は全く増えていない。癖が有って、同僚やヘルパーさんには挨拶をしないで無視しているという。
言葉遣いは目上だろうがヘルパーさんだろうが、同僚だろうが激しく攻撃的だという。従って、心を許せる者が居なくて浮いているという。
 立ち上げの社長となる本社管理者は30代で、子供さんが小さいという事で常勤の条件である勤務時間すれすれの状態であるが、今月支給額は28万円だ。この二人は、自分達で言うように直接収入を得るケアにほとんど入っていないので、社会保険料や電話代通勤代などが浮いて来るのだ。
そのような人付き合いだったので、ヘルパーさんを抑えておけば何となる。ただ、特殊なケースは残った若い者だけでは運用は難しいので、その点をどうするのか出来れば連れて行って欲しいと、彼女らには言っている。
 この地域の自立支援のツートップのうち、合流するカリスマは定年間近でトラブル続きなので、連れて行ってくれるように私から彼女らに頼んだ。頭が悪いと面と向かって私が言った昨日、やっと自分の頭の悪さに気付いたようだ。立ち上げの若い彼女らは、管理部門をずっとやって来たので自らケアに入る事は限定的だ。
それに、連れて行くヘルパーさんもいない。そうなると、頼りはお局様筆頭サービス提供責任者だ。何しろ、管理が出来ない。パソコン使えない。昔堅気なのか、深夜でも時間外でも連絡があれば、出掛けて行く。それが唯一の自慢話で、
「自分が必要とされている。」
と公言している。だから、先日の話し合いでも
 「私が居なくなっても大丈夫なんですか。」
 「結構ですよ。」
 「深夜走ったり、やくざの利用者に呼ばれて行ったり。誰がそれをするんですか。」
 「自分が一生懸命に連れて行くと言って、社員でありながら営業しているんだから、連れて行けばいい。大体、そんなルールから逸脱している事を受け入れてしているのは自分だ。誰もそんなモノを受け入れていない。それしか自慢話が出来ないんだから、連れて行けばいい。どうぞ、一生それを売りにしていればいい。だから、頭が悪いというんだ。」
 「どうしてですか、本人を目の前にしてそんな事何度も言わなくても良いんじゃないですか。」
 「悪いから悪いと言っている。若い彼女らは賢いから、手を汚さない。60歳の定年間近のお婆さんが一生懸命に利用者とヘルパーさんを連れて来る。彼女らはパソコンを操作して管理をして、あなたは現場で一生懸命働いて、暫くしたらおさらばだ。キーボードも叩けないお婆さんに何を求めるの。ウチから受けている相当の給与と社会保険料、携帯電話代や制服、防寒着など季節のグッズ、バイク支給、それどころか損害保険や障害保険などはどうなっているの。自分が幾ら貰えるか聞いているの。大体、そんな高給取りが集まって、お金の無い社長が支払えるんですか。」
 「払えないだろうね、人は信じられない。みんな人を利用して。Mも独立すると言っている。私に来てくれと言っているが、自分が立ち上げるけど先に行ってくれと言っている。安定したら、会社を辞めて行くと言っている。みんな私を利用しようとしている。誰も信じられない。この会社の者は誰も信じられない。」

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報