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トップハート物語(4024)立志伝敢闘編
18/03/20
2011年(平成23年)7月下旬。
その彼女は、退職願を書いて一緒に管理者と持って来たのだが、
「退職日を書いて居ない。」
と言ってそこで8月31日と書いた。
つまり、管理者に引き連れられて行くのだ。彼女の基本月額は他社の報酬を遥かに超える。本社管理者は特例として、小さい子供が居るので最低月120時間以上働く事にして、通常の基本月額を支払っている。
二人とも、管理者でありながら超過勤務手当を認めているので、相当が金額だが、ケアにほとんど入っていない。それが悩ましかったのだ。それ以上多額の月額を支給しているお局様筆頭サービス提供責任者も同じように、ケアにほとんど入れない。
 そのように、考えるとどれほどの利用者を移籍させるのか分からないが限定的だと知っていたので、利益率が大幅に上昇すると踏んで居た。
ところが、二人が隣の自立支援のお局様筆頭サービス提供責任者を誘いに行った直後、この守口のツートップが来た。お局様筆頭サービス提供責任者と実務的な責任者だ。
 実務的な責任者は、実力があり信頼を置いて居た。そして、数ヶ月前に、私の処に来て、
 「お局様筆頭サービス提供責任者と一緒に出来ないですが、お局様筆頭サービス提供責任者を名前だけでも管理者にして置かないと、何をされるか分からないので、お願いですから名前だけでも管理者にしておいて下さい。」
 と、言った人物だ。
 其の者を引き連れて、お局様筆頭サービス提供責任者が話しがあると言って来た。
 「若い者から、応援してくれと言われたので、9月一杯で退職させて下さい。」
 と言って来たので、内心うまく行ったと思った。
 問題は、隣に居る実質の責任者だ。君は、という私の問いに
 「私も辞めさせて下さい。」
 「何故?」
 「お局様筆頭サービス提供責任者が居ないと出来ません。」
 消え入りそうな声で言った。
 どんな声でも、私には予想外で大きな衝撃だ。お局様筆頭サービス提供責任者を切ろうと思った策が、とんでもない予想外の事を引きだしてしまった。それよりなにより、つい先日、
 「お局様筆頭サービス提供責任者と一緒に出来ない。」
 と、言った者が
 「お局様筆頭サービス提供責任者が居ないと出来ない。」
 そう言える感覚に驚きが走ったのだ。
 もう東京に行かないと行けない時刻なのだが、このような衝撃の思いを抱いて行かなければいとけない、という思いに、心の中が重くなり、頭の中が真っ白になった。
つまり、大東本社のツートップとこの守口の自立支援のツートップが時間を置かずして退職するのだ。
どう考えても、この10年で一番の事件だ。10周年記念に相応しい事故だ。記念に残る誕生日祝いだ。最初に思ったのは、予想外の自立支援実質管理者が突然辞めるといった事が疑心暗鬼を次々と浮かばせた。
 一体どこまで浸透しているのか。冷静に成る事が出来ずに、考えていた。蟻の一穴という言葉がある。<小さな事でも、油断しているとやがては大きな穴になり、奈落に落ち込んでしまう場合があるから小さいからと言って侮らないようにしないと行けない>という事だ。
 思い返せば、あの私の23日の時間をつぶさに確認して来たキラキラ目の玉緒ちゃん。お局様筆頭サービス提供責任者に機嫌を取る事が多く、みんなから少し浮いている。
彼女もそうかもしれないなどと思って来ると、際限が無い。そうすると誰にも相談が出来ない。筒抜けになっている可能性が強いから等と、訳の分からない事を考える。
 上手の手から水が漏れたのかも知れない。一方的に走って仕舞って、介護や支援の人と一緒に話す機会を避けて来た。その事が、少しは影響があるかも知れない。介護や自立支援が無くても、運営出来る会社を作った。
介護や自立支援の収益は全て人件費に費やしている。それが無くなっても、大丈夫なのだが、何と言っても人事の問題でこれまで何度も泣かされてきた。特に大東本社は年中行事だ。有能な人間を育てて運営させようとしても、結局は独立などという考えに走る。だから、有能な人間はもういいからある一定レベルの能力のある人間でいいと思って来た。
 それにしても、4人で月額150万円の人件費が浮く。勿論、利用者も失うだろう。それを、本社管理者が賄えるのか。連れて行くのはいいが、これまでのパターンを見て見ると、他人同士で立ち上げると金銭問題で必ず分裂する。立ち上げるなら、優劣がはっきりしているか家族だろう。
他人だったら、給与を支払わない訳に行かない。社会保険や携帯電話代などの人件費に悩まされる。

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