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トップハート物語(4020)立志伝敢闘編
18/03/18
2011年(平成23年)7月下旬。
 「とにかく、もう70歳になろうとしている講師をいつまでも重宝に使っているんじゃない。新たに探して断ればいい。」
 と、言ったがやる気の無い奴なので、期待は出来ない。
 数ヶ月前から関係が出来た介護福祉士養成の専門学校に講師派遣をお願いするように、70歳爺さん社員に指示した。そのような、事務的業務や他社との交渉ごとは任せるに値する能力があるので、その面を生かしたいと思っていた。
 「どうせ、介護福祉士養成校の講師は生徒が減ってアルバイトをしたいのだから、大丈夫。」
 「分かりました、早速連絡します。」
 程なく、報告が来た。
 「結論的には、全てOKです。講師料も言いました。それでOKだそうです。事務局の先生がその依頼スケジュールを調整して派遣してくれるそうですので。」
 そう返事が来たので、久々に朗報を聞いた。
 専門学校を手に入れる積りで、色々研修の計画が立てられる。
 しかし、それにしてもどうして自分達でこのように動こうとしないのか。それが、一番腹が立つ。
 介護サービス提供責任者が来た。一番頑張り屋だったのだが、男と同棲をするようになってから、気持ちが萎えてしまった。挑戦する気力が無くなったのだ。一番悪い、途中で投げ出す性格が出て来てしまった。
その彼女にも、ある程度幻滅を感じ始めていた。仕事は、至って完璧で真面目で誠実なのだが、魅力が無くなったのだ。入社した6年前の方がキラキラ輝いていた。彼女も、40歳近くになって仕舞っている。
あと数年なのだが、その時にまだ今のままでは、幼稚過ぎる感があるのだ。その彼女が来て、
 「最近、子供が佐藤さんみんなを食事に誘ってくれなくなったねと言っていたんですが。」
 「だから、この前も言ったろうが。みんながお局様筆頭サービス提供責任者に言わせたんだろうが、もうイベントなど沢山と言っているので止めて欲しいと言われたので、もうそのような事はしないと思った。だから、その話は止めよう。みんなに、大事な時間を失わして負担を掛けていたと反省をしている。俺の独りよがりが問題だった。それでも、俺も何も考えなくて楽になった。」
 「佐藤さんの誕生会も無くなって、残念です。」
 「俺の事で金を使うのは止めろ。勿体ない。しかし、10周年記念式典はしたかったが、そのようにみんなのイベント反対で止めた。」
 「誰もそんなこと言っていないし、介護管理者も何でお局様筆頭サービス提供責任者がそんな事を言ったのかって言っています。」
 「いや、お局様筆頭サービス提供責任者が一人で言っているのではないと分かっている。NPO法人常勤理事の智子さんにも他の社員がもう沢山ですので佐藤さんに言って下さいと言って来ている。ただ、10年目を迎えた社員はそんなこと言っていないので、記念式典は無くなったが、記念旅行をしたんだ。それでも、みんながそう言ってくれたんで、システム事業部や東京に支店などを考える事が出来るようになった。感謝している。将来事業投資に向けた方がいいのかも知れない。」
 暫く、色んな話をして帰って行った。
 夕方、顧問税理士から電話があった。6月期決算の概算の数字を言って来た。
 「5月までの試算表では、利益が1400万円出ています。6月決算期に1500万円の基金訓練の研修収入があり介護支援の事業収入を考えずに合計3000万円近くの利益計上で、6月に節税で投資などをしていますが6月時マイナス500万円として利益として2500万近くですから、法人税40%ですので1000万円近くの納税が8月に発生します。7月からの新たな期が始まりますが、役員報酬を上げるには2か月つまり9月までに上げて下さい。社長様の役員報酬はもう税金ばかり多くなって法人税と変わらないくらいの税金を持って行かれますので、お子様に利益分散するとかする方が節税効果があります。」
 ずっと聞いていたが、1000万円の税金を8月までに収める。
多額の資金を使い続けていたので、その税金を支払ったら現金有高は厳しくなる。何しろ、入金されていない2カ月分の介護保険と自立支援の報酬がカウントされるので、現金的には厳しい。精神的な余裕を持って居たいので、また、妻に1000万円融通して貰って、利子を払えばいいと決めた。23日に帰省するので、その時に話をしよう。


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