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トップハート物語(4012)立志伝敢闘編
18/03/14
2011年(平成23年)7月中旬。
「どこにいるって、会社に出ているんじゃないの。」
 「いえ、会社には来ていません。どこにいるのかも、我々は関係ないので。」
 「どこで何をしているのかみんな知らないのか。俺はてっきり、本社に行っているものと思っていたが。」
 全くどこまで身勝手な70歳の爺さんだ。
 そんな裏表があると思ってもみなかった。
 「突然、人間が変わったかのように切れたり、横柄な口を利いたりしていたらしいが。」
 「そうなんですよ、驚きました。2か月くらいは大人しくしていたらしいのですが、物覚えが悪い、仕事が出来ないなどの問題も有りました。」
 そんな話を聞き、励まして帰って貰った。
 そして、大トリが来た。70歳の爺さんだ。最初は信頼していたので、人のよさそうな顔に見えたが、今、目の前にいる顔は私の前では自信なさそうな、怖がっているような顔つきだった。
しかし、この顔つきが急に変わり本性をむき出しにした、頑固で意地悪な顔になって来るのだ。実習型雇用制度を利用した採用で、その基金を受けるのに事務的な処理の必要性が生じたので、書類を先ほど来た本社の人間に渡そうと思ったが、70歳爺さんが来るというので待つ事にした。
事務的などうでもいい報告を受けて、私に彼が
 「あと、何かありますか。」
 と、聞く。何をとぼけているのか
 「そちらの方で何かありますか。」
 と、いうと、とぼけて
 「それでは、本社の件ですが、何か管理者から話がありましたか。」
 そう聞く。私は、
 「管理者から話があるまで、ここに来るな。」
 と、言ってあるが何も無い。
その事を告げると、
 「みんなと話し合って、私はやはりここに来て仕事がするのが一番だと皆さんが言ってくれて、管理者から社長にその旨言って下さいと言ったのですが、私から言うようにとの事で言わせて貰ったのですが、社長は管理者から聞かないと駄目だという事でしたので、今まで来て居ます。」
 と、如何にもみんなの円満な合意とだと言っているのだが、先ほど来た彼の話では、
 「話し合いで、70歳爺さんが普段はここに来て時間が空いた時とか必要な時だけ本社に出勤します、と言ったのでもうここでやる気が無いのならと匙を投げたのでそういう結論になった。」
 と、言っていた。
 「いいですか、本社の貴方を除いた全員が貴方の言い方や勝手な行動を非難しているんです。それは自覚しているんですか。」
 それに対しては、ああだこうだと言い訳ばかり。
 「別に指摘されるような悪い事はしていない。至らぬ点があったかもい知れないが。」
 等と言い、混乱させるような事はしていないという。
 「いいですか、貴方は大きな会社にいたかもしれませんが、そんなのうちでは全く関係が無い。みんなから必要が無いと言われているんですよ。半年過ぎてもケアマネジャーの名前も覚えられない、利用者の名前も分からない、実績の書き方が出鱈目。知ろうともしないで注意したら切れる。そんな人材必要が無いですよ。出来ないなら出来ないと言ったらどうですか。75歳にケアマネジャーを受けるとか言いながら、逃げ出しているだけじゃないですか。」
 段々と、その顔が頑固なすぐ切れる顔になって来た。
 これまで見た事が無い、いや、私の目の前では見せた事の無い顔になって来た。
 「いいですか、そんな劣悪な人間、社員として勤務されても困ります。挙句の果てに、自分の出来ない事を隠そうとして下手な二枚舌を使って、会社を滅茶苦茶にして。本社でNPO法人が忙しいからと言っているらしいですが、何が忙しいんですか。NPO法人の仕事は何があるんですか、教えて下さい。」
 何も言えない時には、黙っている。
 「自分が悪ければ悪いと、ちゃんと謝らないと。それからじゃないと始まらない。みんな他の者が悪いというなら、みんなと対決しますか。」

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