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トップハート物語(3989)立志伝敢闘編
18/03/03
2011年(平成23年)7月上旬。
朝から調子が悪い。調子が悪いのは、当社のホームページだ。毎日書き込んでいる、当社の物語とスタッフブログがうまく入力できない。早速、システム事業部の者を呼んで点検させた。
どうやら、管理会社の問題があるようだ。という訳で、物語やブログの掲載は休み明けまでお休みにとなった。
 大東本社の人事問題が、頭の痛い問題として重くのしかかっている。どうしてこんなに年中行事のように、本社では毎年人事問題が出てしまうか。今回の、70歳のパナソニックを69歳で退職したばかりの方を実習型雇用で採用したが、人当たりも良く会社の為にという気持ちを持って精励してくれていたと思っていた。
それが、裏の顔があって一人でマッチポンプをしていた。二枚舌というか二重人格というか。
 本社管理者の退職願を何とか押しとどめて、今後の彼女の考えを聞き結論を出す事になったが、その管理者と両輪である若手の社員が事務処理の為に来るというので、話しを聞こうと思っていた。
10時半に来て、取り敢えず業務を終わらせて、どういう経緯があったのか聞いた。
 「あの70歳の方は、今年1月に入社して最初は気持ち良くどんな仕事も受け入れて、本当に人間が出来ている方だと喜んでいました。ところが、2か月くらい過ぎた頃から、頼んだ仕事も『出来ません』と、はっきり断るようになり『日曜日や土曜日は休むので絶対に電話を掛けて来ないように』と強く言い張るようになりました。社長が、魚をさばくのにお願いすると日曜日でも飛んで行ったと聞き、仕事は断るのにと不快な思いをするようになりました。その後、色々言うと棘が刺さったような言い方や切れる事もあり、仕事が出来る状態では無くなりました。」
 「そんな事全く知らなかった。どうして一言も言ってくれなかったんだ。早くから言ってくれれば、こんな事に成らなかったのに。」
 「仕事も全く覚えられずに、他人の名前やケアプランセンターの名前など、電話を受けてもかえって混乱するようなメモしかとれなくなり、注意すると切れる状態がずっと続いていました。」
 後は、彼が自分の居場所が無くなり仕事も出来ないので、それを言わずに、私に時間が空いているので何かお手伝いをしたいと言い出したのだ。
全く何も知らない私は、その言葉に何とかしてあげようと思って、仕事を考えたり、ずっと私の部屋に居られても困るので、システム事業部に一時的に座る席を用意したのだ。
それを、
 「社長から毎日来るように言われた、と言って他の社員にメールで『短い間でしたが、お世話になりました。』などと、送って来たりしたんです。全く私たちが知らない人事で、それはおかしいと、本社は無視されていると感じて我慢できなくなり、私も管理者と同じ気持ちですので、提出しようと思って持って来ました。」
 退職願を持って来たという事だ。
 彼女と管理者の二人で支えている本社だ。二人が居なくなったら、どうなるかいうまでもない。
 「昨日の、夕方、社長とお話しになったと思うのですが、あんなメールを昼間送って来たのに、夜7時頃に『今までの事は水に流して頂いて、月曜日から本社で頑張りますので、宜しくお願いします』なんて言って来ました。そんなの、受け入れられません。ずっと何カ月も我慢して来て、既にシフトからは削除していますので、何も入っていませんし来ても仕事がありません。どうしたらいいんですか。」
 「俺は、あの時に『どうしたらいいですか』と、私に聞いたけれど、自分で引き起こした事は自分で解決して下さい。私は何も言いません、と言ってある。あとは、君たちと話し合って、決めるからと言ってある。」
 「それじゃ、来るのを断っても良いんですか。」
 「どうぞ、後からその結論に従って俺から正式に申し伝えるから。それにしても、そんな年寄りの事で、退職とかになるのか。信じられない。もっと、前向きに考えられないか。年寄りに引っ掻き回されて、管理者などが辞めるとは。」
 「あんな事を言われたり、やられたりしこれからガンバロウなどと思わない。思えないです。取り敢えず、提出は控えますが管理者と話をして、どうするか決めます。」
 そう言って、利用者が待って居ると戻って行った。
 私には全く信じられない。例え、巧妙に70歳の爺さんが立ちまわったとしても、退職の理由になるなど、今の若い者の考えは理解できない。彼女から書類を持って再度来るとのメールがあったが、
 『鬱が出て来たので、自宅に帰って閉じこもりますので、来週で結構です。』
 と、メールを送った。
 そして、本当に昼前からずっとこの朝まで、布団の上に横になってボーっとしていた。
 もう、無理なのかもしれない。人事の問題を解決するエネルギーは残っていない。


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