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トップハート物語(3983)立志伝敢闘編
18/02/27
2011年(平成23年)6月下旬。
続いて、70歳新人が面接で一番押していた19歳の彼の面接だった。話しをしていても、全て曖昧ではっきりしない。
 「パソコン操作は出来ますか。」
 「ある程度できると思います。」
 「思いますではなくて、出来るかどうか、どの程度操作が出来るかを聞いているんです。自分の事ですよ。どこで操作をしているんですか。」
 もじもじして、何かを言っているような口をパクパクして、指ももじもじして目が合わない。視線を面接の時間中一度も合わせなかった。
 「仕事でパソコンを操作した事があるんですか。」
 「いやないです。」
 「どこで使っているんですか。」
 「。。。。。。」
 「自宅で使っているんですか。」
 「いや。」
 「それじゃどこで使っているんですか。両手でキーボードを操作出来ますか。」
 「いや。やれば出来ると思います。」
 「やればってどういう事ですか。」
 「教えて貰えれば出来ると思います。」
 「教えて貰えればって、パソコン教室じゃないんですよ。」
 そんな訳のわからない、押し問答が続く。
 終わってから、若年労働者の質の悪さをまた実感した。
 これで、本当に日本のこれからは大丈夫だろうか。恐ろしい程の不安が襲って来る。
 それにしても、70歳新人の感覚はどうなんだろうと少し心配になって来た。
教育については物凄く熱意を感じる。私が、もう匙を投げている働きながら介護福祉士を取得するプログラムに対して通学をしている女性の感情に我慢できなくて、2年後の卒業時に採用する事を既に諦めているし、その旨を担当者である70歳新人に話してある。
しかし、彼は
「その性格を直して行きます。」
と私に宣言している。
 「何か問題のある、又は感情的に理不尽な社員などの性格を矯正して行くのが私の仕事です。それが会社に一番貢献の出来る事です。」
 そう宣言しているので、ある程度任せたいが、今回の面談者は到底継続雇用は難しい。最初から、インターシップの半年間という年限を区切って行く外ない。
 朝インターネットを見ていると、メールで隠岐島の漁師からの便りで、朝マグロが吊り上げられて、半端品が出たので半額でとの情報があった。夜はなかなか目にする事が出来ないので、いつも買いそびれてしまう。今回は、朝でもあり一生懸命に応募した。多くの全国の愛好者との競争だったが、何とか落とした。14キロクラスの小ぶりのマグロの頭を落とした半身で正味4.2キロ。19800円だ。明日到着するので、職業訓練の合間を縫って昼にでも食べようと思っている。
 同じく、妻の実家のある群馬県沼田市の近くに月夜野町という何とも情緒的な町がある。そこの農家が作った最高級の「佐藤錦」を見つけたので、妻に喜んで貰おうと発注して自宅の大宮に送って貰った。
妻からメールが来た。最初は喜びとお礼が書いてあったが、
 『それが、こんな風にひどい物でした。不愉快に成り、苦情を業者に入れました。返事待ちです』
 その添付されていた写真を見ると、真黒に変色して白くかびが生えて干からびたサクランボが写っていた。これまで、何度もネットショップを利用していたが、こんな事は初めてで呆れ果ててしまった。
 夕方に、メールを送って慰めると、
 『業者から返事があり、新しい物を直ぐに送るという事です。こんな調子では、お世話になった人に送る事が出来ない。それでも、腐っていない他のサクランボは美味しかったけど』
 折角妻の実家近くで、自分達の自慢の品が出来たと喜んでいたのに、不愉快な感情だけが残って仕舞った。
 コピーファックス機器を既に10台以上注文している業者が来た。その時に、
 「佐藤さん、7月誕生日ですよね。」
 「そうだよ、還暦だよ。」
 「これ、お祝いの品です。」
 そう言って、誕生日には似つかわしくない、播州のそうめんを差し出した。高級そうなもので、早速今日夕飯として食べた。美味しかった。海苔がすりこんであるようで、美味しく頂く時にやはり月夜野町のサクランボの件が残念で仕方が無い。

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