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トップハート物語(3961)立志伝敢闘編
18/02/13
2011年(平成23年)6月上旬。
 朝一番で、新たに始めようとしたシステム事業部の責任者を呼んだ。昨日、精神的な病に気付いたので、そのように対応した。昨日、渡した筈の鍵が見当たらない。再度、移動軌跡を辿ってみると、私の事務所のキッチンに置いてあった箱の中に落ちていたのが分かった。
そして、勝手に注文しているパソコンやパソコン周辺機器について再点検をした。リコーと関係があると言っていたが、そんな仕様の物は要らない。高過ぎるので、勝手に行った手続きは白紙にして、再検討をした。
その時には、
 「お前の能力を信用している。最初から、高額な良い物は必要が無い。ゼロから始める事を考えて、出来るだけ安く揃える積りだ。にうまく行くように頑張って、利益が出たらそのようにしよう。」
 そう言って、説得した。 
 昨日は、鬱がひどくて夢遊病者のように話もまともに出来ない状態だったのが、鍵が見つかってからは最初に面談した感じになった。
 「私が勝手に手続きして仕舞って、大変申し訳ありませんでした。」
 そう言って、何度も謝罪して来た。
 出来るだけ、気持ちを鬱に持って行かないようにして行かさないと行けないと、その対応を考えた。
 「使い手のある人間ですので、色々言って下さい。自分の家からパソコンを持って来て、新しい部屋で仕事をします。」
 そう言って、仮の事務所に去って行った。
 介護保険の住宅改修の意見書を書いて、明日大宮経由仙台に出発するまでにやっておきたい仕事を優先的にした。ヘルパーさんの給与計算データがまだ出て来ない。それでも、他の3部署からは出ているので、出来るところまで進めていた。
5月分の収入が出た。連休もあったが、それでも概ね4月と同じ程度だった。ただ、基金訓練の収入が多額であり会社全体の収益は最高額を打ち出した。
 居宅介護支援事業所の新人が来た。
 「比較的体重のある利用者が転倒して、打撲で動けない。2階なのですが、人一人がやっと通れるような幅の無いらせん階段を下りないと、病院に行けない。抱えようとすると、腕から肩に掛けて打っているので、大きな声で痛い痛いと叫ぶ。唯一の親族、救急車は呼ばないでくれと年老いた夫が言う。どうしたらいいでしょうか。」
 色々考えた挙句、元女子プロレスラーが来月の正式採用まで登録して貰う事に成ったので、それを使う事にした。しかし、遠くに居るので来られないという。色々声を掛けたが、研修センターの高学歴社員が力に自信があるという。
それを頼んで、利用者宅に向かって行った。結果的には、何とか通院が出来た。ただ、後から来た女子プロレスラーは、
 「太り過ぎと動作の問題があり、使えません。」
 との、介護管理者の見解だった。
 2時から、議員の紹介で生命保険の男性社員と面談した。
 「私は、生命保険が片手以上に加入しているし、損害保険は法人として出来るだけカバーしている。そんな付き合いがあるがそれでもいいのか。」 
 そう話をしたので、展開が出来なかったようだ。
 ただ、自分が紹介して何の成果も無かったので、議員が介護に掛けて何か突破口を見出そうとする。勢いづいたのか、民間の介護保険のパンフレットを出そうとするが、
 「話を聞いても良いけれど、何の魅力も無い物だったら聞いても無駄だ。俺の友達も、お宅と同じ生命保険の外交をして先日会って話を聞いたばかりだ。自分勝手にライフプランなどと言って、何歳で結婚して何歳で第一子が生まれて等と決めつけるが、今回の震災のように被害に遭って保険料が支払われなくなったら、どうなる。それでも、ちゃんと保証してくれるのか。それがライフプランだろう。」
 「。。。。、何か、介護の現場に知らない事や提案など勉強に成る話を聞かせてくれませんか。」
 「話をしても良いけれど、聞くだけだったら誰でも出来る。俺の話を聞いて社内で検討するとか提案できるとかいう立場なのですか。それじゃないと、無駄な時間だ。」
 そう言うと、
 「はい、そのような位置に居ます。」
 新人の紹介者ではなく、ついて来た者がそのように言う。

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