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トップハート物語(3960)立志伝敢闘編
18/02/12
2011年(平成23年)6月初旬。
 「それだったら、最初から言って下さい。私だって個人的な付き合いが有るんですから。立場があるんですから。」
 急に顔がこわばって、喧嘩ムードに行って来た。
 「何、ふざけるな。金を出すのは俺だ。誰がお前に発注しろと言った。デルに頼むと言ったのでパソコンを発注しろと言ったが、ファックスや電話など誰がしろと言った。いいか、俺もリコーに居た。東京銀座8丁目の本社に居たんだ。どんな会社で、どんな営業をしているのか分かっている。お前にそんな事を言われる筋合いはない。直ぐに断れ。」
 怒鳴ると、急に態度が変わり、腰を曲げて90度以上に頭を下げて謝りだした。
直ぐに電話をリコーに掛けたようだ。一流企業が、まだ数日しかなって居ないこんなアルバイトに何をしているんだ。その断りの電話の話し声が聞こえた。
 「私からはそんなこと言えませんよ。」
 等と言っている。続けて、
 「それ以外の周辺の物はお願いします。部屋も決まりましたから一度来て下さい。」
 などと話している言葉を聞いて、こいつはおかしいとはっきり分かった。電話が終わって、問いただした。
 「そのほかに何を発注した。」
 「いや、何も。」
 「それじゃ、机とか他の物はニトリでも行って買うから。
 「パソコンデスクや周辺のモノもリコーに頼みました。」
 「そんな事をされても困る。」
 「分かりました、スミマセン。」
 「部屋の鍵を渡すから、マスターキーだ。マスターキーを持って行って、コピーして返してくれ。」
 そう言って、彼にマスターキーを渡した。
暫くして、電話があった。
 「どうしたんだ。」
 「いや、。。。。。」
 「どうしたんだ、何か用か。」
 「あの、マスターキーは・・・・」
 「さっきお前に渡したろう。」
 「えっ、本当ですか。」
 「ズボンのポケットに入れたろう。」
 「そうですか。」
 「無いのか。」
 「いや、探します。」
 完全に、精神的な病だ。夢遊病者のような感じだ。
 それでも、制服などを買おうとしてカタログを渡したが、
 「まだ、会社に貢献していないので、それからで結構です。」
 などと、常人より素晴らしい言葉を吐く事もある。
 それでも、今渡した鍵が、隣の事務所に行く間に無くなって仕舞ったとなると、どうしようもない。
 面接した時には、普通の頼もしい感じだったが、数日過ぎてこのような別人のようになったという事は、どういう事なのだろう。若年認知症のようなものか。それにしても、華々しく経ち上げようとしたシステム事業部は、危ういものとなって来た。
それも、部屋を借りた日の翌日には、渡されたマスターキーを無くしてしまっている。どんな顔をして、大家に接したらいいのか。
 夕方、再度奴に電話をした。
 「どうした、見つかったか。」
 「何をでしょうか。」
 「鍵だろう、マスターキーだ。」
 「いや、まだです。必ず見つけます。」
 「分かった必ず見つけろよ。明日朝一番で俺の処に来て欲しい。」
 そう言って、余り刺激しないように今日の処は終えた。
 夜、6時半から15人の参加を得て、NPO法人総会を開催した。議題は7あった。事業報告や事業計画。役員の選任。役員報酬は私が月額5万円と決まった。視覚障害者の方も参加して、私が久しぶりに送迎を行った。
3時間近くなったところで、その方が
 「いつまでやっているんだ」
 と、言ったのでお開きとなった。
 終わっても、外で他の会員は全員残って話し込んでいた。もう、視覚障害者の方は、参加を遠慮して貰おうと思った。
 今期は、NPO法人に力を入れて活動しようと思っている。昨年までの2年間は、私が全員の会費を賄っていたが、今期から全員が会費を納めてくれた。
その事にクレームを付けたお局様筆頭サービス提供責任者などは除外した。

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