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トップハート物語(3955)立志伝敢闘編
18/02/10
2011年(平成23年)6月初旬。
 ここ1年半、社員の採用が急を告げている。あれほど、人件費を使う社員の採用に躊躇していたが、堰を切ったよう決断と言うか無謀と言うか、とにかく採用している。1年半の間に、10名の正社員が誕生した。
そのうち、2名は脱落した。使えないので、仕方が無かった。その間、研修部門に4名、この守口地区の介護部門に4名、大東本社部門に2名だ。そして、先日面談したSE経験者は8月からの介護プログラム採用だが、事務処理の合理化を目指してシステム設計をして貰うのに、6、7月の2カ月間アルバイト契約を交わした。
 もう一人は、元女子プロレスラーの世界チャンピョンだった者だが、モノに成るかどうか不安だ。それでも、積極的に採用出来るのは助成金のお陰だ。1年半に亘って、それによって人件費の半分近く賄う事に成る。
一か八か、賭けて見る気持ちに成る。その間、モノになればいいのだ。しかし、その助成金対象の一番最初の該当者は、嘘つきせんと君で彼には泣かされた。勿論、安易に採用したのが失敗だったと肝に銘じて、その後は慎重にやっている。
 そして、先月採用した30代女性は、社員の知人で安心だ。しかし、性格的に真面目で考えてしまうタイプ。専業主婦でずっと仕事をせずに家庭の所要や家事以外は家から出た事が無い方が、突然、高齢者とはいえ他人の家に入って援助をするのは酷なのだろう。
そう言えば、私がまだ事業を始めた頃に、埼玉の事業所でヘルパー登録をした妻が、幾ら頼んでもヘルパーをしてくれなかった。折角、市の事業で資格を取得したのに、働くと言う気持ちが全く無かったのだ。この守口で創業して人が事務処理をする者がいなくて、私が疲労困憊であっても、
 「ここに来て、少しの間で良いから事務を手伝ってくれ。」
 と、言っても絶対来なかった。
 それから考えて、最近の若い彼女が拒否するのも理解しないと行けない事なのかもしれない。夕方、介護事務所に行くと管理者が
 「新しく、研修センターに入った女性に介護を依頼したんですが、まだ決心がつかないと、研修センターの男性が断って来た。それも、社長が無理させるな言ったと言って来た。」
 「何を言うんだ。一緒に、その場に彼女の友達の社員もいたが、急に困難事例などは出来ないから、初めての援助に相応しいシフトを組んで貰うように依頼するのが、あんたの仕事だと言ったんで、断れなんて言っていない。本当に、困った奴らだ。」
 そう言ったが、以前のように突然でもどんな利用者でも対応できた時代は、無くなったのだ。同じように、介護プログラムで来た30代男性は、介護をする意欲を持って来たのだが、彼の経験とこれまで培って来た能力を発揮して貰った方がいいと思って、システム事業部(仮称)を作る事にしたのだ。
介護・自立支援以外の部門が収益に貢献して来たのは、昨年の職業訓練からだった。どこにどんなチャンスが有るのか分からないものだ。その得た収益でシステム設計やネットショップなどの新たなインターネット事業を始める。勿論、全て無借金で行う訳だから、何の心配もない。
 元女子プロレスラー世界チャンピョンの生かし方を悩んでいる。引退してから、飲食業を営んでいたが昨年畳んでいる。という事は、失敗したという事だ。しかし、何かそんな飲食業が出来ないかと考えている。勿論、配食に繋がる事業をと思っている。
 そんな事を話するのは、もう11年も傍に居るNPO法人常勤理事の智子さんしか居ない。いつも聞いて居るだけだが、精神的に楽になる。その気になるのは、ほんの一瞬で、また考えが変わるので、その変心を問い詰める性格だったら私はもたない。
その口に出したうちの、ほんの何分の1だけが実践しているのだから。
 どこから、どう繋がったのか覚えていないが、失念していた。処遇改善交付金と助成金の実績報告に不安に思って、役所のホームページを検索した。多分、今回採用した実習型雇用の採用に際する届出や申請に関する書類が来たので、その事が頭に有ったのだろう。
その流れから、そこに達したと思われる。そして、やはりと思って、冷や汗が出て来た。つまり、処遇改善に関する前年度の実績報告が5月31日にまでと、大きく赤で示してあった。当然、既にその日限は過ぎている。
 まだ、何もしていないのだ。それは、出掛けて戻って来た4時過ぎに気付いたのだ。それも、今日はそのまま部屋に戻って休もうかと思っていたのだが、やはりもう少し仕事をしようと気が変わって事務所に戻って来て気付いたのだ。
その実績処理には、数日要する。一人ひとりの毎月の処遇改善の金額を示して出さないと行けない。100人を超えるヘルパーさんも、幾つかの種類がある毎月の金額を表にしないと行けない。
 気の遠くなるような作業が続くのだが、気が持たない。幾つか成し遂げないと行けない作業が溜まっているのだ。

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