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トップハート物語(3938)立志伝敢闘編
18/01/27
2011年(平成23年)5月下旬。
 週日で、終日事務所で執務を執っていた記憶は無い。どこかに必ず出ている筈だ。ところが、今日はそうではなかった。来客の応対に追われて疲労困憊だった。マンションから出て、事務所まで1分も掛からないのだが、その道すがら考え事をして歩いて居ると、後ろから何か声がしたが前に進んだ。
再び
 「気が付かないようだ。佐藤さん、おはようございます。」
 と、声を掛けられた。
 振り返ると、車いすを押した奥さんと乗っている旦那さんに出会った。私が担当している利用者だ。どうやら、気付かずに私が追い越したようだ。
 朝一で、研修センター管理者兼専任講師が来た。8時過ぎだ。お互いに忙しいので、打ち合わせをしたいが時間が合わない。昨日、ケアマネジャー会の時に書類を渡していたNPO法人への参加勧誘と入会届の書類を持って来た。しかし、その事ではなく問題の事実を告げたのだ。
 「後から事務局から報告があると思いますが、実習先で問題が発生しました。デイサービスで受講生と施設指導員が口論となり受講生が帰れという言葉に反応して帰ろうとしたのを、待てと引き留められて腕を掴まれたそうです。その事を盾に、受講生が警察に電話して障害や脅迫騒ぎとなったそうです。」
 「それをどうして直ぐに報告をくれないんですか。」
 「いや、昨日の事ですから。」
 「昨日だって、時間は十分ありますよ。大東本社の研修担当者は、遅くなってもその日に連絡する必要性がある事柄は連絡して来ます。数日前も、他の社員から報告を受けて驚きましたが、特別養護老人ホームの施設長から受講生が指導員に口答えをしたと強い抗議があり、以後このような事が有ったら受け入れないと言われたということも、報告を受けていない。私に抗議があって、知らないという訳に行かない。報告体制がどうなっているのかが問われる。」
 「どうせ、明日、新人の面談があるのでその時に社長と会うからと言っていました。」
 「そんな事でどうするんですか。これまで、研修関係では大きなトラブルが重なっています。手を打てるものも打てないために大きな問題となってしまったらどうするんですか。自分達で判断して解決してくれるなら、それでもいいですが、そうはいかないでしょう。」
 そう言って、叱責して打ち合わせの時間を作るように指示した。
 キラキラ目の玉緒ちゃんが来て、認知症を妻に持つ夫の担当サービス提供責任者が来て、新人ケアマネジャー宏美さんが来た。暫くすると、新たにHP制作を依頼する候補である事業者が来た。
これも、以前と同じ議員の紹介事業者で、やはり今までと同じで紹介を受けたのがブローカーで、実作業者は個人のようだった。1時間以上話をしたが、自信なさそうな個人事業者で心配になったが、紹介だという事を少し考慮した。
何度か、
 「新たにゼロから作り直した方がいい。」
 と、言うような事を言っていた。
 それは、打ち合わせ通りのような気がした。これまで、HP制作に400万円以上の投資をしていて原価償却も始まったばかりで、自分達の利益しか考えない。今までの投資は没にするなど、愚の骨頂だ。そして、最後の方に成ると
 「このホームページは、受け入れる者にとっては不親切です。介護とか研修とかの検索ではお宅の名前が出て来ないようになってしまっている。余計な事が多過ぎる。」
 「それがどうして必要なのか。別に名前が売れなくても良い。名前が売れたとしても、対応出来ない。狭い地域で口コミの営業だけで良い。専門的な意見は不要だ。遊び心でホームページは運営しているので、社員の名前や顔が出るだけでそれでいいのだ。」
 「それでも、もっと単純なもので良い筈です。フラッシュなど不要で、毎日見たいと思わないし、嫌になってしまう。」
 「それはそうかもしれないが、それはそれでいい。他の事業者と同じにしないで欲しい。私の言う通りに進めればいい。自己満足で結構だから。業者が制作したからと言って、アクセス数が増える訳ではない。余計な事は結構だ。」
 そう言ったりしていたが、結論が出ない。

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