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トップハート物語(3937)立志伝敢闘編
18/01/26
2011年(平成23年)5月下旬。
 隣の部屋に移転して来た自立支援事務所。サービス提供責任者が、移転届けで不備な点があり、追加で提出物があるとの報告に来た。その際、追加で必要な物として
 「相談室の囲いが無くそれを設置するとなると、4人がけのテーブルでは大きいので、新たに二人用のテーブルとイス、パーテ―ションを購入しても良いですか。」
 「それは構わない。まあ、座って。」
 と言って、向かいあった。
 「各事業所に欲しい物を確認しようと思うんだ。実は、昨日顧問税理士と今期の予想決算について話をした。このまま行けば、1000万円を超える法人税が掛かる。本当は、6月に設立10周年記念式典を行って勤続年数に応じて功労金を配ろうと思っていた。しかし、今年の1月婚活パーティーを終えた時に、お局様筆頭サービス提供責任者が代表として『みんなはこれ以上のイベントは結構です』と言っているので、止めて欲しいと言って来た。それを受け入れて、10周年記念と年末のクリスマス会を取り止めた。会場はキャンセルにした。」
 「震災があったからイベントを自粛したんじゃないんですか。」
 「違うよ。理由を言うと言った者が自戒するかもしれないので、たまたま起こった震災を理由にした。」
 「それだったら、何かしましょうよ。」
 「勘弁してくれ。俺は、一度言葉に出したら、厄介な人間に成って、簡単には取り消さない。だから、その話はもうない。予定して居た2000万円は、浮いてしまった。その使い道をずっと検討していたが、全てとん挫した。だから、地道に小さい物を積み上げて行く外ない。気にしないで、必要な物を買ってくれないか。」
 そう言って、
 「そうだ思い出した。去年から言っている、研修旅行はどうなった。6月までだったら間に合う。俺は6月の11日から3日間仙台に行く。その時と一緒でもいいし、別々に行っても良いし。6月に二度行く事に成るが、由紀ちゃんに確認してみて。」
 昨年末に定期的な研修旅行を計画したが、色々スケジュールや家庭の問題でキャンセルとなってしまった。その一人が彼女だ。そして、もう一人の彼女も忙しくてどうなるか分からないが、
 「どうせなら、5、6人で行くか。丁度10年目だから、10年前から残っている社員3人を加えてどうだ。仙台の6月は良いよ。新緑に囲まれて、杜の都。」
 「私涙もろいので、震災の爪痕を見ると泣いてしまうんです。」
 「それだったら、不謹慎だけれどうまい物を腹いっぱい食べて来よう。美味しい物が沢山あるし。」
 そう言って、今週中に返事を貰う約束をして送り出した。
 そんな話をしている中、仙台の先輩から電話があった。ユニフォームを発注していたが、追加とシューズがまだだった。その返事を貰った後、
 「予定通り6月11日に来るんだな。」
 「はい、宜しくお願いします。また、去年予定していて行けなくなった社員の研修旅行ですが、もしかしたら6月中に4、5人で行くかも知れませんので宜しくお願いします。」
 「俺の車は8人まで乗れるから。」
 「いや、レンタカーを借りようかと思っています。」
 「何をそんな無駄な金を使う必要があるんだ。俺の車で移動したら良いじゃないか。」
 そう言ってくれたので、甘える事にした。
 11時半から、いつも利用している駅前のホテル内の寿司屋さんで社内ケアマネジャー会を行った。6名の参加者だったが、中心となる会長役の彼女に電話がひっきりなしに掛かって来て、中断に次ぐ中断。
その間、注文した多くの美味しい寿司が次々運ばれて来て、その方に気が集中して、話が散逸してしまった。それでも、忙しい仕事の合間に1時間20分程度顔合わせた。特上の握りを好きなだけ好きな物を各々注文した。
「お腹が一杯だ。」
と言いながら、最後にデザートを頼む女子陣。
会計は6人で10万円を超えた。しかし、金券を大量に所持しているので無料だった。
 みんな帰った後に、喫茶室に寄って大きな手のひらサイズのマカロンと珈琲を飲みながら、認定調査票を書いた。外に出ると、顧問弁護士から電話があり、
 「介護や福祉の国の審議委員などをしている紹介したい方が、講演で来る事になったので、6月11日土曜日のスケジュールはどうなっていますか。」
 そう言われたが、丁度仙台に帰る予定を立てたばかりで、残念だが断った。
 夕方になって、時間が取れたので節電する何か商品はないかと電気製品を見に行った。結局、部屋用の空気清浄機とイオン発生器を購入した。2点で45000円だった。それを部屋で稼働させたら、涼しくなり、空気も爽やかさを感じて過ごし易くなった。

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