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トップハート物語(3918)立志伝敢闘編
18/01/15
2011年(平成23年)5月中旬。
 今月末卒業の職業訓練クラスを担当した。既に、実習に入っており、その中の社会資源単元を担当した。今回は、介護保険には関係の無い地域の社会資源を取り上げたが、勿論当NPO法人の活動と立ち上げの申請書類などを作成実践した。
最初の頃、つまり昨年12月に1単元だけ担当したが、余りにひど過ぎる教室の環境でその一単元だけで、担当を下りた。授業中は立ったり眠って居たり、ザワザワして私語が多過ぎた。
そのうえ、授業中に、タバコを吸わせろという奴がいて、それも二十歳前後のいかにも今風のどうしようもないと分かる、町に屯しているような若い女性だった。
 こんな者、教室に居る資格が無いと思って、一応強く指導を行った。その後、事務局に言って厳しく対応するように言った。クラスの数名が退学して、やっとまともに近い形になったという。
既に、卒業した筈のクラスの生徒が一人入っていた。カンニングを繰り返し、それを蔓延させた。つまり、親がその前のクラスの生徒で試験内容が、サイクルなので分かった。勿論回答も分かり、記号での解答なのでその順番をみんなに教えていたのだ。
その後、問題の中身の順番を替える事によって、全く分からなくなった。つまり、落第したのだ。
 また、驚いた事に、妊娠している生徒が居た。その取扱いに注意しないと行けないので、事務局の高学歴社員に聞いた。
 「あいつの実習はどうなっているんだ。妊娠していては、受け入れが難しいだろう。」
 「幾つか諒解を貰った施設があり、訪問の方はうちで対応しました。」
 「それでも、授業中に何かあったら問題になるぞ。」
 「大丈夫です、一筆取っていますから。」
 「取っていても、問題になるぞ。当社の管理や判断が何を持ってなされたのか。何か起こった時には、それを追及される。勝手な自分の判断ではなく、役所に聞きながら対応しろ。」
 そう言って、強く指示した。
 それでも、この人間はどこまで他人の話を聞いて居るのか。大分変って大人しくなったとはいえ、やはりまとまりが無い。それでも、4時間の授業は紹介しないといけない。期待をしないで、進めて行った。
そうすると、自分で作るというテーマが面白いのか、興味を示して結構それなりの効果はあった。申請書や添付書類の見本を提示して、最後まで作れるように持って行った。
 「面倒な個所は、省いて居るので、それは本当にやりたいと思った時に、私に相談に来て欲しい。また、完全に作るという考えは、なくても大丈夫。未完成の段階でも、相談に来て欲しい。」
 そう言って、やる気の生まれなかった授業は、表面的には悟られず終わった。
実習記録を書くのは家に持って帰ってからと言ったのだが、半分以上が残って書き始めた。案外真面目なんだと思った。やはり、真面目なパーツに入っているのは、男性が大半だ。
 「良さそうなのが、少し居るんじゃないか。」
 と、事務局に聞くと
 「それらはもう就職先が決まっています。」
 と、いう答えだった。
 中には、既に開き時間を使って働いて居る者もいるという。有る有料老人施設で働いている女性が、
 「こんな事でして、介護保険を貰って良いのかと思うような事が沢山あります。倣ったのと全く違います。」
 「それは、口に出しちゃ駄目だ。辞めた時に言いなさい。」
 と一応は、言って置いた。
 何故なら、今度はその施設に行って
 「言いなさいと言われた。」
という豹変する者が沢山居るから、慎重に言ったまでだ。
 そのほか、こんな扱いをして良いのかという施設での色んな問題点を指摘した生徒が沢山居た。
 「実情を踏まえて、その考えをその立場に成ったらどうするのかを考えて欲しい。また、それ以前の就職という事を考えた場合、在宅にするのか施設にするのかもそれによって考えても良いし。組織を動かすことは不可能に近い。それを、どう吸収して行くか。綺麗事では解決できない。」
 やはり、気の乗らない時間を過ごした事が、精神だけではなく身体にも影響があったみたいで、非常に疲れてしまった。事務所に立ち寄っただけで、部屋に戻った。
 簡単に食事をして、いつの間にか眠ってしまった。目覚めたのは、既に0時を過ぎていた時間だ。こんなパターンが最近多くなった。

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