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トップハート物語(3911)立志伝敢闘編
18/01/04
2011年(平成23年)5月上旬。
 朝から、今日締め切りの原稿書きに終始した。既に、3日間かかりっきりで、次男の新築をする土地の地鎮祭で往復した新幹線の中でも8割の時間はパソコンを持ち込んで原稿を書いて居た。最初は25万字だったのを
 「400ページ程度の製本なので15万字以内に収めないと行けない。」
と言われての修正だ。
 午前中が終わろうとしても、まだ数万字調整が必要だった。一旦部屋に戻って昼食を摂った。いつもは、ゆっくりと1時間以上かけて食事と昼休みを取るのだが、この日は食事もそこそこに再び事務所に出た。
都合のいい事に、いつも大勢来る社員が今日は一人だけだった。終盤が見えて来た時に、出発の時間に成った。引退した議員が、面会を求めて来た。これまで、ピンチを救ってくれた事も有っただけに、議員を辞めたからと言って断る理由はない。
ただ、引退後の関係を続けたいという事だったので有る程度は、言われる言葉を覚悟していた。
 と言うのは、10年前に成るのだが、やはり5期務めた議員が当社との関係を作っていて、引退した。その時に、
 「俺を事務所に置いてくれないか。机ひとつあればいい。給与は20万も有ればいい。」
 そう言われた経験がある。
 勿論、当社も始まったばかりで、私など名目だけで給与は貰っていなかったのだ。それと同じ言葉を想定していて、その対応をどうしたらいいのか考えていた。けんもほろろに断る事は、これまで数多お世話になりながら人情や義理に掛ける。
さりとて、得るものが無くただ出し続ける納得理由もない。悩みながら、待ち合わせ場所に向かった。NPO法人の役員でもして貰って、実質的な活動をして貰うなら良いだろうと思いながら着いた。
 暫く待ち合わせ場所のファミリーレストランで待つと、見えた。個室に席を替えて、向かいあった。直ぐに会社の現況を聞いて来たので、新たな事業の話をした。つまり、大きな話をして介入が出来ないように図った意識も有った。
身近なものだと、口利きと申し出てくる恐れがあったのだ。手の届かない事だったら、聞くだけでどうしようもない。一通り終わると、これからの福祉や介護の行政に対して話し始めた。私も一通り聞いた。
 段々と、私の現在の行っている事業になった。それだったら、これまで議員が関わって来た内容が多分に有る。基金訓練の教育と就職に連動するシステムの構築に興味を示したようだ。突然、
 「人材派遣会社の紹介をしたい。」
 と言って、電話を取った。
 つまり、私が基金訓練の生徒を募集する、教育する、就業場所を斡旋するなどのシステムで、人材派遣会社が持っている登録者を教育して、それを就業に繋げるというアイデアを口にした途端、その人材派遣会社を思い出したようだ。そのまま、その会社に向かった。社長と面会して説明をしたが、
 「もう介護はこりごりです。訪問介護事業所は契約した時給を払わず、始まったばかりだからと言って時給を下げて来て問題になった。また、デイサービスは派遣した途端、閉鎖してしまった。継続性が全く無いので、コリゴリです。」
 と言った。
 私は、余り話をしなかった。それほど期待をしていなかったから。議員は説明して、何とか仕事につなげようとして居た。面倒臭いと思ったのか、
 「紹介料として、いくら払えば良いんでしょうか。」
 「いや、1円も要りません。」
 「何のメリットがあるんですか。教育資金がどこからか出るんですか。」
 そう言う質問だったので、説明をした。
 段々と、自分のメリットが感じられたのか、少し乗り気になって来た。どうやら、営業がうまく行っていないようだ。議員と共通の知人である老人保健施設の責任者を紹介すると、議員が直ぐに電話を掛け始めた。
私の名前を盛んに出す。困ったけれど、好きなようにして貰うのが一番だと思っていた。30分もして、外に出た。
 私が関心を持っている、公営住宅内の空き家を福祉目的に貸すと言うシステムに、またすぐに役所に電話をしたようだ。
 戻ってから、電話が来た。役所からだ。結果的には、13日に訪問して担当者からその話を聞く事になった。何と、議員も同席すると言う。
 戻ってから、再び原稿書きに没頭した。2時間後、やっと15万字を仕上げた。直ぐに、東京の出版社に送信した。6時半から、大東本社70歳新人社員が来た。新たな人材教育の相談だ。そのほか諸々の話を聞き、8時過ぎに帰った。
 飛蚊症が発症しているようだ。急にここに来て、気に成り始めたが調べるとそのような名称らしい。多くは年齢からくるものと言う。首に、小さいとがった出来物が出来たが、それも年齢からくるものらしい。若いと言っても、やっぱり年齢は待ってくれない。


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