お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3908)立志伝敢闘編
17/12/29
2011年(平成23年)5月初旬。
早朝、居宅介護支援事業所の新人ケアマネジャー宏美さんが相談に来た。他県に住所があり、一時子供の家に身を寄せてケアを受けていたが、ついに居住地を移して晴れて名実ともに彼女の担当となった。
要支援だったので、他県の地域包括支援センターの管理を受けていた。1月に転居して、2月に区分変更申請をした。要介護になって来たのだが、遅くて4月に通知が来た。そうすると、
 「この地区の地域包括支援センターが、他県の地域包括支援センターが認めていた居宅介護が何故必要なのか必要性が認められないと言い出して、介護計画書を出すように言って来た。私は、当然デイサービスの利用もしていたのでその提出を待っていたのですが、デイは必要ない訪問介護だけ出せと言って来たんですが、どうしたらいいですか。」
 「そんなの簡単だ。訪問介護事業所から出て来たものを出せば良いだけだから。支援計画書は出ているので、問題ない。それで問題にするなら、そうですかその旨利用者に説明します、そう言って無用な説明をしても仕方が無い。あのおばちゃんは程度の低い奴だから、自分の考えが結論だと言うのだろうが、議論はする必要が無い。他県の地域包括支援センターで認められていたサービス提供が、地域包括支援センターが変わっただけで考えが変わるのはおかしい。議論する必要は無い。出たら出たで、行政に利用者が訴えればいい事だ。」
 不安そうな顔になって、それで良いんですかと言っていたので、彼女はまだ議論するまでの知識が無いので、言いなりになる恐れがあるので、それを先回りして話しただけだった。
 今度は、キラキラ目の玉緒ちゃんが来た。最近私がジャージ姿なので、
「どうしてですか。」
と聞くが、理由が無い。
あるとしたら、着る物が無くなったのだ。
 「沢山昇給して頂いて、有難うございます。」
 「いや、昇給する力が無くなったら、俺の経営者としての責任だから。その時には、この会社も終わりだ。」
 「そんな事言わないで下さい。私たちも一生懸命頑張りますので。」
 今年も、最低でも1万円の昇給を行った。
 数年は、このペースで昇給しても大丈夫なくらい資金はある。しかし、お礼を言って来たのは、僅かに2名だ。
私は、別にお礼を言われなくても良いのだが、個人の信念だから関係が無いと思っているのかもしれない。これまで、色んなものを生産者から取り寄せてみんなに配った。しかし、最近は思いがどうも自己満足と思われている節があり、ブレーキを踏み始めた。
 「GW中はどこにも行かないんですか。」
 「明日土曜日に、息子が家を新築するんで日帰りで地鎮祭に参加して来るので、明日だけ居ない。」
 その後、外に一時出て戻って来ると、友人が当社に入る予定の支援サービス提供責任者が、その窓口で立ち往生しているとの電話に何度か説明をしたが、埒が明かない。
 部屋に戻り、昼食を早く摂って銀行に出掛ける。
 当社の物語の出版協力金250万円を大手出版社に振り込む。そのほか、基金訓練会場費や毎月の所得税、住民税など併せて400万以上の振り込みとなった。一旦事務所に戻って、提供票を作った。
認知症の妻が、
「デイサービスで体調不良になった。」
という連絡が朝来た。
 「最高血圧が80までしか行かない。吐き気、フラツキがあるので主治医の臨時対応と、親族への連絡が必要となるかも知れません。」
 そのような連絡があったが、結果そこまで行かずに済んだ。
 しかし、不穏な言動は続いて居ると言う。
 「今まで、昼間は落ち着いて居られたのですが、奇声を発したり今までと違って変化があり、対応に苦慮しました。」
 そのように、夕方もデイから連絡があった。
 5時から対応する訪問介護事業所からも、
「落ち着きが無く不穏な言動が見られる。」
との報告があった。
徘徊の防御手立てをどうしたらいいのかを、検討したいが案が無い。いよいよ、行政に投げる他ないか。
 難聴がひどい利用者宅に行った。前市長の母親で、90歳を遥かに超えているが足腰はしっかりしており、介護を受ける状態ではない。しかし、転倒骨折して歩行が困難になった。それでも、杖を突いて歩いている。
遠方への移動は車いすが必要になり、借りたいとの申し入れが本人から市役所、地域包括支援センター、社会福祉協議会へあった。当然、
「色々説明をしたが理解して貰えない。」
と私にその旨の連絡があり、社会福祉協議会で臨時に3か月の期間で無償で借り入れた。その期間が過ぎたので、説明に行ったのだ。
 でも、玄関でいくら呼んでも出て来ない。ありったけの声で、何度も名前を呼ぶが、全く出てくる気配が無い。隣の建屋から、家族が出て来て説明をして、理解を貰った。
 これから準備して、上京する。秋葉原から乗り換えてつくばエキスプレスで、茨城県へ。


一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報