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トップハート物語(3905)立志伝敢闘編
17/12/22
2011年(平成23年)5月上旬。
朝一番で、隣の部屋に移転して来た自立支援サービス提供責任者が来た。必要書類と、NPO法人の会費を持って来た。自立支援に居るお局様筆頭サービス提供責任者が、みんなに言われたと言って先日来た。
 「はっきり言って、NPOに加入していて見返りがどのくらいあるかだ。それをみんなに聞いて来てくれと言われたので、聞きに来た。」
 そう言って来たのだが、そのみんなと言われていたサービス提供責任者は、
 「そんな事は一言も言っていません。NPOの性格は良く分かっています。他の人も、そんな見返りなんて期待して来ません。その話は嘘です。」 
 お局様筆頭サービス提供責任者は、いつもこうだった。
 いかにも自分が従業員の代表のように言って来るが、誰ひとりとしてそのような事を言った事が無いという事実が続いている。
その彼女は、1年分の会費を支払って来た。そして、今度採用する予定の彼女の友人の件について話し合った。
 午前中はだらだらしながら、今秋幻冬舎から出版予定の当社の物語に関する出版契約書を仕上げた。同じく、新規事業としてデイサービスの仲介と代理運営契約書の点検に入った。
基本的には、弁護士に内容の点検を依頼して有るのでそれを待って居ればいいのだが、疑問点もあるのでゆっくり見ながら、問題点をまとめた。
おかしい事に、事業計画書の経常利益が3年目から年間1300万円もの赤字が恒常的に続く。そんなバカな計画書を納得する訳が無いのに、おかしいと思い尚も見た。今度は初年度と次年度の収支計画だが、初年度の3月目から黒字になっているのだが、次年度の最初の月は極端に利用者が減少して、今度は半年間赤字が続く。
一体どんな内容でこうなるのかを、説明を求めるメールを送信した。
 予定していた余剰資金の使い道については、
「保証金は経費で落ちない。」
と税理士に言われて、再検討する事にした。
一体どうやって使ったらいいのか。今回のデイサービスの仲介業者の代理運営に疑問を持って来たので、相手を替えようと思う。心当たりがあるが、余りにも大きな事業を展開しているので、当社のような小さな企業を相手にしてくれるかが問題だ。
 午前中には、そんな感じでやっと懸案の書類の処理が概ね終了した。早く食事をして、出掛けないと行けなかったが、地獄に突き落とされれる電話があった。
認知症の妻をデイサービスのお泊まりに預けていたのだが、
「夕方から始まり夜間に激しくなる不穏な行動や大声奇声などに手に負えない。」
と、この日退去を要請された。
もう打つ手立てが無い。早朝から、昼夜逆転したその認知症の妻の夫から電話が掛かり、同じ事を何度も言って聞かせても分からないので、強い口調で叱責する場面もあった。早朝と夜間と勘違いして、まだ
 「朝ご飯もお昼ご飯も食べていない。いつ来てくれるんですか。」
 何度説明しても、同じ事を聞く。
 その妻が、また戻される。夫の暴力と暴言がこのような症状を引き起こし、やっと良くなって来た症状が夫の退院と共に同居を始めて再び症状がおかしくなって来た。
寝たきりでリハビリの意欲も無い要介護5の夫。口や精神状態は正常だ。それに引き替え、妻は完全なる認知症で足腰はしっかりして徘徊をして、外に出る。そうして、通りがかりの通行人に救急車の手配を依頼する。
それが、続いている。その二人家族で、年金の収入は普通の家庭より多い。家族は
「関わりたくない。」
と、一切出て来ないし連絡を拒否している。
入所などの手続きに必要な保証人が不在なのだ。また、キーパーソンとなる家族が居ないのだ。
 地域包括支援センターに相談しても、老人保健施設等の入所を勧めるだけで、その保証人の存在が無ければ受付すらして貰えない。市役所にも斡旋を依頼しているが、全く何も出来ない相談に対応が無理な状態だ。
あれこれと方策を考えて対応したが、刀折れ矢尽きた感じだった。 
 午後から、大東本社の70歳新人と待ち合わせをしてコジマ電気に行った。彼は、大手電器メーカーの長年社員だったので、基本的なモノを熟知していたので、同行をお願いした。大東本社のクーラーの効きが悪く、もう一台設置する事になった。
同時に、照明も暗いので追加する事にしたのだ。2時間ばかりで終わり、戻って、認知症を妻に持つ夫と今後の話し合いに臨んだ。勿論何の解決策も無く、当面以前の計画で運用する事にした。
 全く動けないのにも拘らず、
 「自力で病院に行くから介助は要らない。」
 そう言ったので、何度も確認して通院介助は打ち切った。

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