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トップハート物語(3901)立志伝敢闘編
17/12/19
2011年(平成23年)5月初旬。
 始業時間前に、新規事業としてのデイサービス運営に関する処理をした。第一番目には、顧問弁護士に契約書を送信して内容の検討をお願いした。二番目に、顧問社会保険労務士に新規事業進出に関する助成金の検討をお願いした。三番目に、顧問税理士に5、6月中に支払う保証金などの経費が6月決算までの経費として認められるのかをメールで問い合わせた。
第4番目に、大手自動車メーカーのファクタリング担当者にそのような内容を検討している事をメールした。それは、彼の紹介で大手電器メーカーとの動きに私も絡んでいるので、幾つかの重複するモノがあるので仁義を切った訳だ。
 最初に返答があったのは、意外にも大手自動車メーカーのファクタリング担当者からだった。てっきり、連続休暇を取得しているものと思っていた。というのも、大手上場会社が率先して東北地方の被災と福島の原子力発電所の災害に関し政府が節電を念頭に行動するようにと、多大な電力消費企業に依頼していた。
それを受けて、大手企業はサマータイムの実施や連続休暇の導入などに踏み切ったのだ。だから、てっきり休みかと思っていた。まだ、始業時刻前に連絡があり、昼に会う事になった。
 次に連絡が来たのは、顧問弁護士で大手自動車メーカーファクタリング担当者との懇談が終わって帰路に着いた時だった。他の懸案である、出版に関する契約書については問題が無いという事だったので、出版に踏み切る事にした。
デイサービスの契約書については、10日以内に返事をくれる事になった。続いて来たのは、顧問税理士だった。原則的に保証金は戻るので、経費での計上は難しいとの事でした。
また、契約内容を確認しないとコンサルタント料などは計上できない恐れがあるとの事でした。社会保険労務士は、全く今のところ返事が無かった。
 と、いう訳で昼に大手自動車メーカーのビルで会う約束で10時過ぎに事務所を出た。認知症を妻に持つ夫から、何度も連絡があるがどれもこれも無責任な事ばかり。妻がうるさくて眠れないと、何度も連絡があり、訴えがあり、そのうえ民生委員や地域包括支援センターへ連絡しまくり、認知症の妻をどうして施設に入れないんだと強く要請されていた。
 「問題は被害を受けていると訴えている夫の方にある。」
 と、何度も説明をしている。
 しかし、認知症の妻は何も弁明出来ずに、結果的に邪魔になり、あれほど
「一緒に暮らしたい。」
と言っていたのに、
「どこか施設に入れてくれ。」
と言い始めて、ついに再び施設に入れる事にしたのだが、今度は施設側がキーパーソンになる家族が不在との理由で受付すらして貰えない。
仕方が無く、以前利用したデイサービスの宿泊を利用することとした。ところが、事前に何度も説明をして、連日訪問してやっと何とか行けそうだと思ったら、前夜夫が
「何も聞いて居ない。」
と言い出した。
いつものパターンだが、自分が言いだして強引にその我儘な言い分を通す段階になると、老人の演技をして知らないなどしらを切る。
 その当日の朝まで、行かせないようにあれこれと言って来る。その最たるものが、
 「私はそこに行っていないので、分からない。」
 「寝たきりでどうやって行くんですか。行けないのは当たり前でしょう。」
 「何も聞いて居ないし、薬の事を聞かれても私は説明が出来ない。」
 「大丈夫です。説明する必要はありませんから。全て、こちらでしますので安心して下さい。」
 「息子に電話して下さい。説明したら、安心しますから。」
 「大丈夫です、すべて任されていますから。」
 「電話番号だけでも、息子に話をしてくれませんか。」
 「ですから、私は何度も会って居ますから、全て任せると言われています。」
 息子さんとは、何十年もの間ワダカマリガあり、一切交流が無い。
 何とか、私を利用して連絡を取って金銭的な負担をさせようとしている。自分の電話では絶対連絡が取れないのだ。
もし仮に、連絡が取れたとしたら、直ぐに私に振って、自分では絶対に話をせず、私にさせようとする。
 色々な夫の妨害があったが、切り抜けてデイサービスに預ける事が出来た。そして、一泊したこの昼に管理者から電話があった。
 「実は、昨夜はひどい状態で、徘徊はする奇声は上げる、職員に暴力は振るうで、ほとんど寝ていません。以前と全く様子が異なって、どうしようもない状態になっています。睡眠薬はどうされたんでしょうか。届いて居ないのですが。もし、このような状態が続くようであれば他の利用者の方に迷惑なので、お断りする事があります。」
 そう言われてしまった。

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