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トップハート物語(3881)立志伝敢闘編
17/12/08
2011年(平成23年)4月下旬。
 今日2時頃の新幹線で東京に向かう。その事が頭にあり、出発前の利用者の懸案とが混在している。昨日は、独居で認知症があり水が入って居ない風呂窯に落ちているのを訪問したヘルパーさんが発見して病院へ。
ところが、他の検査で心不全の診断がなされて、血中濃度が70%台だということで緊急にペースメーカー装着の手術を行った。入院中も、ベットに張り巡らされたバーを乗り越えて下りようとして転倒。
ベットから下り病室外に出ようとすると反応するマットをうまくすり抜けて出てしまう知能犯的な行動があった。
 入院中も体全体の痛みを訴えて、薬を調合して貰い夜寝るのに苦労したが何とか眠れるようになって、退院。初日は眠ってくれたのだが、次からは30分置きにトイレに行きたいと、起きる。
数日後の昨日は、10分置きにトイレを求める。全て夜の話しだ。退院後24時間体制を敷き、家族、ヘルパーさんを中心に対応している。段々とエスカレートして来る様相に、家族も疲労困憊で怒鳴りつけるなどの、認知症に対するケアに相応しくない対応だった。
勿論、ヘルパーさんはその心得ている対応をするが、家族にとっては甘いと批判する。我儘になるのはヘルパーさんのせいだと。
 24時間体制を求めるのは、徘徊をするので転倒するなどの受傷防止だという。それが思うように行かないと言い、施設への入所を検討するという。
それを聞き、
 「施設に入って何が変わるの。返って悪くなる。総合病院の完全看護24時間体制でも、それなりの事故が起きている。それ以下である施設に入って、何を求めるの。24時間手薄な職員は居るが、完全看護には程遠い。それに、医療が常駐している訳ではない。ナースコールでも何れは無視されるか、動けないように拘束する。それをして欲しいなら、何も24時間付き添ってイライラしなければいい。自宅に帰って、利用者の自由にさせてあげればいい。傍に居るから、イライラしている。それが一番悪い。」
 などと、家族の一人である社員に言った。
 それは、どうしようもないバリアーを突き壊す事が出来ない私の心の現れだ。これまで半年に1度転倒して、救急対応がなされる。それはもう仕方の無い事だ。一緒に住めない、ただ怒鳴り散らすだけのケアでは居ない方が良いのだ。
それでも、他人様の利用者なので口はそこまで。ただ、ケアマネジャーとしての立場から言うと、もう少し専門家を信用したらどうだろうかと言う事だ。医師の判断をも否定して、自分の判断が正しいと思うに至ってはもう何も言う事はない。
対外的に、睡眠薬が効かないの痛み止めが利かないのとヒステリックに言っているのだが、直接医師にはこのまま続けて様子見ますと返事をしているらしい、。
 大事な主治医への診察には着いて行かない。自分で言わずに、ヘルパーさんに伝言を頼む。ヘルパーさんの対応が悪いの何のと、クレーマー化している。それが、面と向かうと人の良い笑いを浮かべて物分かりのいい家族に変身する。
できれば、私は担当を替えて欲しいと何度か話をした事があった。 信じられない事に、その孫である社員には当然もうひと家族の祖母が居る。その方も、認知症であり独居だ。同じ時期に、トラブルが起きて家族が二手に分かれて対応を始めた。
こちらの方は、普段から放置されているので認知症で90歳も半ばになったが元気で徘徊をする。その元気さが裏目に出て、数日前から近隣への異常行動に問題となっていた。
学校に入って行って掃除当番だと騒いでいた。近所の家に入りこんで、自分の家のモノを盗んだので返せと怒鳴って来た。そう言った話だった。それを民生委員や地域包括支援センターが取り上げて、善処を家族に迫った。
 全く放置されていた利用者なので、家族はその言動を全く知らない。不幸なのは、これまでのケアマネジャーが全く関わる事が無かった。何もしないケアマネジャーだったのだ。プランなど、何年も前のものをずっと使い続けて、実績で出せとサービス事業者に求めていた。
地域包括支援センターや民生委員からこれまでの経緯を求められて、全く返事が出来ない。挙句に、直ぐに施設に入るように家族に求める始末。
ある時は、電話でこの利用者のお嫁さんを食事に誘うなどのナンパ行動に出たりした事もある。つまり、当社社員の母親に、だ。


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