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トップハート物語(3867)立志伝敢闘編
17/11/30
2011年(平成23年)4月中旬。
 何度か、本社サービス提供責任者から相談の電話がある。彼女は、ヤンキーからヘルパーになって7年目。まだ30歳の若さだ。私が、ストーカーを公言して常にアピールしている。
身長170㎝。私を見降ろす様な上背があるが、太っている訳ではないのでスタイルは抜群だ。私のストーカー行為に堪り兼ねて、数年前に結婚したがその記念写真を私だけに送って来た。
彼女は、式は挙げて居ないのだ。力は強くて、私が7年前に購入したテレビを事務所から部屋まで運んでくれた。続いて、今年地デジテレビを購入して事務所で受け取ったものを、再び部屋まで運んでくれた。
 公称、私のマンションに唯一入った女性として、これまた公言している。堪り兼ねて、今度は会社のイベント時に旦那さんを連れて来て再び私に紹介した。全く顔は覚えていない。先日、自分の仕事振りにジレンマに陥り、
 「自分は必要ない人間なので、退職したいと思います。」
 と、メールを送って来た。
 面談した途端、泣きじゃくって、何も言わず軽率な行動に謝罪を繰り返して、心機一転頑張っている。
その彼女のこの業務での欠点と言うべき性格は、相手の立場や環境や思いに自分の感情を移入してしまうのだ。のめり込んでしまって、制度や会社の立場などが見えなくなってしまう。その彼女の性格を試すような事例を抱えてしまった。
 彼女を信頼している末期状態の利用者。医師に、余命を宣告された。どうしても、故郷を訪問したい。ついては、
「彼女について来て欲しい。全て自費で負担するから。」
という事だった。その意を受けて、彼女は奔走する。
しかし、ケアマネジャーが
 『何か利用者の身に有ったら、私は困る。私に相談が有ったら、絶対認めません。受けるんだったら、私が反対していた事を覚えて置いて下さい。私の知らない処で、勝手にやって下さい。』
 そう言われたと言って、相談して来た。
 「本来なら、自費だから自費契約をしていれば別にケアマネジャーの諒解を貰わなくても良い。しかし、利用者の生活全般をプランする立場もある。介護保険だけでなく、自立支援や医療関係や勿論自費の範囲も把握してプランする事が求められる。そうなると、ケアマネジャーのプランがなく勝手に行って、本当に何かあった場合は、当社が勝手にやってトラブルが起こったとなりその責任を追及される恐れがある。」
 「身寄りもなく、家族もいません。ただ、親戚は居る。」
 以前、同じ相談があった時に、ケアマネジャーが医師の諒解を求めたようだ。
「その了解を受けた。」
と利用者が言ったが、
「嘘をついて勝手に言っている。」
と、ケアマネジャーが言っているという。
 「利用者はケアマネジャーを、ケアマネジャーは利用者を本当に嫌っているようで、お互いに悪口を言い合っている。」
 「どうしてそのような関係なのに、いつまでも契約を続けているの。それが分からない。」
 そう返事をしていたが、そのケアマネジャーの言葉を受けて、総合病院の掛かりつけ医に念書のようなものを書いて貰ったようだ。
 「その医師の名前で、突然変化するような事はないと思う。もし何かあったとしても、訪問介護やケアマネジャーの責任を求める事は有りませんと書いて有ります。ちゃんと押印もしてあって、それをケアマネジャーに言うと、それも勝手に作って勝手に印鑑を買って来て押したんじゃないか、と言うんです。利用者はそこまでやっているのに、どうして認めないのかと怒って居ます。」
 「だから、認める認めないはケアマネジャーは関係ない。ただ、うちとしても、何か本当に起こった時に医療的な対応は難しい上に、一応管理しているケアマネジャーが反対を公言しているので、大変な事になる恐れがある。お前だって、心に残る傷となる。」
 「親戚中の同意書を持って来いとケアマネジャーが言っているので、それもまた怒って居ます。ケアマネジャーの案として、他の自費でやってくれる事業所だったらいいと言っているんです。」
 「それはおかしいだろう。うちだったら駄目で、他だったら良いという事はどういう事だ。」
 「考えて見れば、そうですよね。ケアマネジャーも自分で言っているんですが、同僚からどうして行かせてあげないんだと言われているようですが、自分がその立場じゃ無いから勝手な事を言っていると、私に説明していました。少し性格が変なケアマネジャーなんです。どうしたらいいんでしょうか。」
 「もし本当にどうにかしたいと言うなら、利用者が直接ケアマネジャーを替える通告をするのがひとつ。次は、地域包括支援センターや市役所などの保険者にありのまま相談をする事だ。そうしたら、道が開ける。自分で何もしないで、お前にばかり言っていては埒あかない。気付いた時にはお前ばかり悪者になる可能性もある。」

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