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トップハート物語(3840)立志伝敢闘編
17/11/17
2011年(平成23年)4月上旬。
これで、4月から1名、5月から2名の正社員を確保した。
 1時間ほどして、再出発。救急治療室には居なかった。点滴室に移動していた。二人を返して、私が精算などをする事にした。保険証を持って来ていないので、一旦自費となった。
 「現金ですが宜しいでしょうか。多額ですけれど。」
 「いくらですか、持っていなければ支払えないですが。」
 計算をして貰った。それも、一人分ではなく夫婦二人分。
58000円余りだった。持ち合わせて居たので、何とか支払えた。預かった、主治医宛の紹介状を持って病院に行った。主治医と打ち合わせをして、利用者宅に。一通り終えて、戻った。
 夕方になって、その夫婦の緊急連絡先となっている訪問看護管理者から電話だ。
 「近所の人から、電話があって、認知症の奥さんが来て救急車を呼んでくれというので、自宅に行ったそうです。夫が寝ていたのですが、話をしても何ともないというので、戻って来たんですとの連絡がありました。」
 「分かりました、私の方で確認の指示をします。」 
 「私が行っても良いんですが、点数を超えているのでこれ以上負担が大きくなっても大変ですから。こんな事が頻繁に起こる可能性があります。もう、夫婦で生活するのは難しいのじゃないですか。」
 そう言われてしまった。
 私も、そのような意識になりつつある。明日訪問して、カンファレンスをして、奥さんの入所を理解して貰おうと思っている。
 負担感が増す中で、外に出た。爽やかな風と、穏やかな日差しの中を歩いた。その途中で、見慣れない番号の電話を着信した。先日、10年くらい前に当社に営業に来て、その後東京に出てトレーダーをしていたという奴だった。
当時、まだ25歳だったという。その奴が、10年振りに挨拶と称して来た。金沢大学を出た優秀な人材を感じた。証券会社に身を寄せたのだが、外資系となった機会に退職して個人トレーダーとして何とかしているという。
 それから、彼の印象が強くて、何かの機会い彼を引っ張りこめないかと考えて居た。ずっと、気になっていて電話を掛けて見ようかと思っていた。その彼からの、電話なのだ。
 「地震の被害は大丈夫だったですか。」
 と、いう人並みに挨拶を続けて
 「実は、色々励ましてくれたお礼という訳ではないのですが、情報が入ったので、一口どうかと思って電話をさせて貰いました。悩んだんです。佐藤さんは、こんなものに投資するかどうかって。思い切って、電話をさせて頂きました。絶対損はさせません。」
 「おれは、生まれも育ちも仙台だ。証券会社から電話があっても、この震災を機に儲けようとは思わないので、暫く電話を掛けて来ないでくれ。」
と断った。
 「そうですよね。それは分かります。」
 「それでも、俺はお前との関係を続けて行きたいと魅力を感じている。儲けようと思わないけれど、どのくらいの投資だ。」
 「1本で結構です。直ぐに50%は儲けさせます。100万円で150万円にして返します。」
 「それはどのくらいの期間だ。」
 「早ければ1日です。遅くても1週間です。」
 一瞬、投資詐欺師の手口に近いと思った。
そんなバカな話があるか。今回の地震被害で、商社が石油を買い漁るので高騰する。その先物を買うのだという。余りに単純過ぎる。それでも、
 「分かった、それじゃ明日の10時に会社に来てくれ。再度話を聞いて、それで納得出来たら、投資しよう。」
 「私は佐藤さんと、長い付き合いが出来そうな感じがしています。その為に、私の実力を見て欲しいんです。」
 そう言って、一旦切った。
 お風呂に落ちて緊急入院した利用者が入院している、総合病院のMSWから電話があった。日ごろのケア内容と状態の確認だった。ところが、その利用者は、外に居る3家族が話し合って、ケアマネジャー相談ということなどしない。
その家族が決めた事を、後から知るような感じで今まで推移していた。だから、知らない事が多くて困ってしまった。辻褄が合わなくなってしまった事もある。その中で、必ず出るのがデイケアやデイサービスの利用だ。
 「認知症が強く出ているので、予防の為にもデイケアの利用は必要じゃないでしょうか。」
 デイケアが認知症の予防にどれだけの効果があるのか、見学などしても余り関係がないように思われる。もう少し、生活に密着した予防策がある筈だ。
 「長時間拘束されるとか、他の人と交わるのが困難な方なので、何度か挑戦して居ますが拒否されます。」
 そう返事をすると、納得された。

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