お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3839)立志伝敢闘編
17/11/16
2011年(平成23年)4月上旬。
 朝8時過ぎに、休暇中の介護管理者から電話があった。認知症を妻に持つ夫夫婦が、救急搬送されたというものだ。緊急連絡先の訪問看護ステーション管理者から、訪問介護管理者に連絡があったという。
 「搬送先が決まって居ないので、決まったら連絡が来る事になって居ます。」
 そのような、連絡だった。
 暫くして、車で20分程度の位置にある総合病院MSWから電話があった。
 「今まで入院されていた総合病院さんが拒否されて、当病院に来られました。今治療に入ったばかりですが、問題なく当病院から戻って貰う事になりますが、帰るお手配をお願いしたいのですが。紹介状は、今まで掛かっていた総合病院さん宛てて良いでしょうか。」
 そんな内容だった。
 「直ぐに向かいますので、どちらにお伺いしたらいいでしょうか。」
 「1階の救急治療室です。」
 そう言われて、直ぐに出発をする準備をした。
 戻るとなれば、介護がそのまま入るので訪問介護管理者が一緒に向かうように指示した。それに私が便乗する事にした。訪問看護管理者が病院に行った認知症を妻に持つ夫が連絡先を告げたので、向かうと言っていたが
 「私が行くので、戻って下さい。大した症状ではないようですから。」
 そう告げたが、もう引き返せないと病院に行った。
 8時半頃に、病院に到着。直ぐに医師に面会。
 「点滴をする。落ち着いてから戻って貰うので、10時頃に帰宅する手配をお願いします。」
 そう言われて、一旦戻る事にした。
 その時に、点滴を設置されてストレッチャーに乗せられた夫が出て来て、これからレントゲンだという。
 ここまでの動作で、詳細は分からないが夫の状態が悪いと判断したのだが、後から事実が分かって諦めな気持ちになった。もう担当は無理じゃないかと思って来たのだ。何とか、夫婦の希望に沿ってあらゆる指導に対抗して在宅でと考えているのだが、そうもいかないようだ。
 事実は、認知症の妻が吐き気やフラツキを訴えて近所の家に行ったようだ。それで、救急対応をお願いしたようだ。妻は、全く電話など掛けられない。その救急搬送時に、夫も一緒に連れて行かれた。
病院では、それを理解して居ないのか、訴えた妻ではなく夫のレントゲンなどを撮って一通りの手続きをしてしまった。
 一旦戻って、車いすなどの準備があるので出直す事にした。戻る途中に、以前短期間だけ当社の自立支援の管理者をして、現在は他の事業所のヘルパーとして働いている者に遭った。
能力がないと私が判断して、
「管理者などに成ったら辞めなければ無くなる。」
と言ったのに、お局様筆頭サービス提供責任者や本人が遣ると言ったので、
 「それならどうぞ。」
 そう言って、させた。
 ひと月目から問題が出て来たのだが、ついに3カ月目推薦したお局様筆頭サービス提供責任者が追い落としに掛かって、彼女の問題点を私に告げる事た。本人は否定していたが、辞めた。能力がないのに、組織を動かそうとして失敗した例だった。
その彼女とすれ違ったのだが、バイクなのに下を向いて顔を隠していた。やはり何か後ろめたい事があるのか。
 事務所に戻ろうと、歩いて居ると自転車から降りて声を掛ける女性が居た。挨拶して来たので、
 「どなたでしたっけ。」
 「基金訓練の受講生です。」
 「どのコースですか。」
 「守口市です。」
 「守口市は3コースあるけれど、どこの教室ですか。」
 「市民会館ホールです。」
 そんな会話だったのだが、凄く印象が良く何かひきつけられるものがあった。
この方を、当社の社員として欲しいと思った。夕方、一段落してから、研修センターに連絡して、彼女の経歴などの情報を教えて貰った。
 担当者を呼び寄せた。
 「この方は、就職が決まっているか。」
 「いえまだだと思います。」
 「凄く良さそうな人だと思うが、授業ではどうなの。私も講師を何度かしていたが、印象が薄くて分からなかった。」
 「このクラスでは一番良い生徒だと思います。目立ちませんが、誰とでも溶け込めて、性格も良いし。」
「履歴書を見させて貰ったけれど、事務的な能力も高いしスキルもある。趣味がパソコンだというし、教育関係にも携わっていて、営業も出来る。字も立派だし、素晴らしい能力のある人だと思っている。もし、就職が決まって居なかったら、それとなく打診して貰って確保して置くように。」
 そう指示した。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報