お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3827)立志伝敢闘編
17/11/10
2011年(平成23年)4月1日。
 昨日、募集が終わった5月開講の基金訓練の応募は、定員30名を超えた。この3月から、急にハローワークを訪れる人が増えた。
当社でも、お荷物となっている嘘つきせんと君が、今日の朝退職を申し出て来た。仕事が無く、毎日金銭に関係の無い時間を過ごしていた。彼は、考えが異常であり社会人として不適格人物だった。
次々、当社の経営を危うくする言動が多くその後始末に奔走した。何度叱責しても、反省する事は無く反論する事が多かった。我慢に我慢を重ねて来たのは、助成金の対象であり、解雇するとこれから何年も各種助成金の対象とならなくなるのだ。
 また、彼が使い易いからと一部の社員から退職させることに反対されていた。その使い易いというのは、モノを捨てるとか運ぶとか、介護保険とは全く関係の無いところでの仕事だった。
経営としては、幾ら給与を下げると言っても、社会保険を含めて人件費が20万円は掛かる。そのうえ、携帯電話の貸与や制服の支給、ガソリン代の支給などある。昨年秋の制服の支給時には、当社恒例で自分でカタログから選定するのだが、実際にケアなどで働いている女性社員の金額を超えて、5万円を負担する事になったのは彼と高学歴を鼻に掛けて居る男だ。
業務で使用する事が無いのに、そんな事だけはそつがないのだ。
 正式に退職をする訳ではなく、申し出があっただけなので
 「まず、退職願を出して健康保険カード、携帯電話、制服、鍵等を返して下さい。」
 そう言うと、
 「いつまでになるでしょうか。」
 「何が?」
 「今の仕事を続けられるのは。」
 「今月一杯にだよ。その後が決まっている。」
 そう言った。
 「1月から、休んで仕事を探すように言っていたが、探したのか。」
 「2件に応募しましたが、駄目でした。新聞配達をして、こちらで登録をしながらお願いしたいと思います。」
 「何で、沢山応募しない。たった2件だけで決まる訳ないだろう。登録は構わない。みんなに一応言って置くから。」
 そう言って、返した。
 今まで、どんな人間でも、ある程度情が湧いたけれど、彼には全く湧かない。煮え湯をどれだけ飲まされたか。平気な顔をしていた。最近も、問題を起こしたので、叱責したが
 「一緒に働いている高学歴社員が何にも云わないので、別に悪くないと思います。」
 と、訳の分からない事を言う。
 どんな形でも、彼から退職を言って来たので、安心した。それでも、退職願を貰うまでは安心できない。
 近くの家で山羊を飼っている。こんな街中に、そんな家があるのだ。利用者宅に歩いて行く時に、1枚写した。笑っているような顔をしていた。それを、ブログに掲載した。
 午後5時から、車で出掛けた。NPO法人の事業として婚活作戦を遂行しているのだ。何とか切っ掛けでも掴めたらいいなと思っているのだが、中々うまく行かない。思って行動している時には、うまく行かない。
やはり、形を作るのではなく何気ない処に、出会いがあるのだ。そういう意味では、私とほとんど一緒に居るNPO法人の常勤理事は、その機会が生まれない。それでも、いつも私の右隣に居るので居ないと安心出来ないし、何か不安になる。
彼女に婚活事業を展開している組織に潜入手続きに行かせて、私は町の中を歩いた。最近よく来る繁華街の灯りや賑わいは、何となく維持されているような気がした。私は中々こんな町には馴染まない。直ぐにドロップアウトしてしまって、ビル街を歩き始めた。
 風はあったが、これまでと違って暖かく感じた。やはりもう春なのだ。春だったら外に出るのが一番いい。かなり歩いて居ると、彼女から
「手続きが終わりました。」
との連絡があり、ヒルトンプラザに向かった。ブ
ランドショップが沢山入っている高級なイメージがあるビルだ。その中に、神戸北野ホテル直営の「イグカフェ」があった。その喫茶室で、ケーキとコーヒーを飲んだ。ケーキはさすがに本場とあって、一際美味しく感じた。1時間ほど過ごして、戻った。
 ケーキを食べたが、戻ってからビーフシチューを作った。残っていた玉ねぎとジャガイモ、ニンジンとシチュー用の肉を炒めて、コトコト40分煮込んでからルーを入れてまた煮込む。初めて作ったビーフシチューだったが、これほど完璧にルーが出来ているとは驚きだった。私のメニューに加えた。



一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報