お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3824)立志伝敢闘編
17/11/09
2011年(平成23年)3月末日。
 『宮城県石巻市は、東日本巨大地震によって市役所本庁舎で避難生活を送る市民約100人に対し、行政運営に支障が出るとして、1日午後1時までに退去するよう求めている。
 次の避難先は示されず、避難者は途方に暮れている。
 市役所は市の指定避難所ではないものの、地震発生直後から市民が訪れ、事実上の避難所になっていた。ピーク時で約300人が庁舎2、3階のソファや床に毛布を広げて寝泊まりし、現在でも避難者が身を寄せている。
ところが、市は3月30日朝、「市役所は指定避難所ではない」などと館内放送で避難者に伝え、退去を求めた。
 同時に庁舎内に相談窓口を設け、被災者の自宅に近い指定避難所を案内した。しかし、避難者によると、どこの避難所もいっぱいで、「市役所から移って来ることを断られるケースが多い」という。
 東京電力は31日、福島第1原子力発電所1号機のタービン建屋付近の地下水から放射性物質「ヨウ素131」が、法定基準値の約1万倍の濃度にあたる1立方センチメートルあたり約430ベクレル検出されたと発表した。地下水のサンプルは30日午前に採取したもの。
 東電は「タービン建屋内にたまっている高濃度の汚染水から一部漏れだした可能性は否定できない」とした。このほかにも地下水からは、セシウム134などが検出された。同原発の敷地内の地下水は通常、放射性物質は検出限界値以下の濃度だったという。
 また、2~6号機のタービン建屋付近でもそれぞれ、放射性物質が検出され、ヨウ素131は同約1・6~80ベクレルあった。
 警察庁によると、31日午後3時現在、12都道県警が検視などで確認した死者は1万1438人、家族らから届け出があった行方不明者は1万6541人で、計2万7979人になった。
 岩手、宮城、福島3県の死者は1万1378人。午前段階でほぼ全員の1万1357人の検視を終え、このうち約79・5%の9032人の身元が確認された。遺族や自治体に引き渡されたのは8720人。
 都県別の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手3370人▽宮城6959人▽山形1人▽福島1049人▽東京7人▽茨城22人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉17人▽神奈川4人。
 17都県2052カ所の避難所で暮らす人は17万2415人。建物被害は全壊・流失が9都県で1万9019戸。このうち岩手が6割以上を占めており、宮城と福島では依然、把握が難しい状況が続いている。
 東日本大震災で被災した小学生にランドセルを贈ろうと、メーカーの協和(東京都千代田区)が不要になったランドセルの寄付を募ったところ、約1週間で全国から3万個以上が集まった。修繕や配送が追い付かないため募集を中断したほどで、同社は「寄付した人と被災者の心をつなぎたい」と意気込んでいる。
 津波に流されたランドセルの写真を見た同社幹部が寄贈を発案。3月23日からホームページで呼び掛けると、31日までに3万個以上が集まった。置き場がなくなり、今は募集をやめたが、申し出は後を絶たないという。
 今年初め、プロレス漫画タイガーマスクの主人公などを名乗った児童施設へのランドセル寄贈が相次いだ際も注文が増えたが、常務小森規子さん(58)は「その時とは比較にならない」と驚く。
 「このランドセルで無事卒業できました。(被災地の)皆さんも無事卒業してほしい」「一緒にいるから頑張ろう」。そんなメッセージもたくさん添えられていた。
 同社も3000個の新品を用意したが、「ランドセルに詰まった楽しい思い出やわくわくした気持ちをつなぐという点で、新品以上の意味がある」(広報課)。約150人の社員がほぼ総出で、革磨きや金具の修理などに当たっており、使えるものから送り始めた。
 悩みの種は送り先がなかなか決まらないことだ。寄贈の案内を東日本の自治体に400通以上、FAXや電子メールで送ったが、連絡が来たのはわずか。発送が済んだのも4カ所にとどまっており、「被災地からの転校生も含め、必要としている人の情報がほしい」としている。』

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報