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トップハート物語(3819)立志伝敢闘編
17/11/06
2011年(平成23年)3月29日。
 8時半に、事務所を出て本社のある大東市民会館に向かった。
 今月で修了する、就職支援事業の基金訓練2級ヘルパー講座だ。最終だが、カリキュラムは起業研究の発表だった。講評を担当することとなっていた。グループが二つ、ひとつがデイサービス併設の訪問介護事業所。もうひとグループがグループホームだった。
 ひとグループ目が資料を配った。物凄く立派なパンフレットで、写真などふんだんに使われていた。目を引き、興味津々にページを括った。名前もそれらしい名前で、良く出来ている。
 「山国さんがスーパー銭湯を経営して居て、転業をする事になり改築を最低限して、デイサービスを始めようとして居ます。」
 なるほど、山国さんはスーパー銭湯を経営されているのか。
 この講座は、失業者が対象なので、経営不振で転業するのか。そんな思いを抱いてパンフレットを見て、おかしいと思った。
その山国さんが社会福祉士になっている。そして、他のメンバーの写真と共に、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、看護師などそうそうたる資格者が並んでいて、その写真と名前は受講生なのだ。
やられた、バーチャルなのだ。真剣に私は考えていたが、そうではなく単なる幻想なのだ。
 直ぐに興味を失った。改築で3000万円と言っているが、資金の出どころが無い。従業員は最初から30人。役員が4人。
訳が分からなくなり、聞くのも苦痛になった。それでも、発表者は自信満々に説明している。売り上げの想定も無い。やっと、発表が終わった。
 「如何でしたでしょうか。講評をお願いします。」
 そう言われて、戸惑った。それでも、思い直して
 「大事な資金をどこから調達するのか、売り上げの計画が無い、営業方法も分からない。バーチャルなので講評のしようが無い。」
 「営業は、ヘルパーステーションを併設しており、デイサービスに来る利用者を囲い込もうと思います。」
 呆れ果てて、それは出来ないしケアマネジャーが認めない。
 発展しない話に終わった。次は、グループホームだ。しかし、発表予定だった若い女性が、
「出来ない。」
と言い出した。
暫く駄々をこねて居たが、やっと資料を読みだした。インターネットで取り出した資料が配られたが、それを読んだだけだった。ので、講評はごく一般的なものだった。こんなものかもしれないと、諦めたが、この就職活動という大切な時期に何故こんなカリキュラムを組んだのかと担当者に怒りを覚えた。
 その為に、自由に使用出来る就職支援の時間を就職活動にする事にした。午後から、ハローワークや人材指導センターに行って活動をするように指示した。
近隣を歩いて、10年前通った本社のある大東市の町並みの変化を感じた。近くに出来たハローワークに行った。まばらな人だったが、ここはこの市にある3か所の出張所の一つだ。
昨日は、ハローワークの本部に行ったが、大勢の人でごった返していた。少し前までは、そんなに多くなかったのだが、この年度末に来てどうしたのだろう。その影響か、今回の基金訓練募集に対する応募数は、定員を上回った。
 事務所に戻って来ると、お局様筆頭サービス提供責任者が事故に遭った休業補償についてクレームを言って来た。
1月分が全休で50万円近くの補償を貰った。事故前3か月平均の収入で計算すると、30日平均で1日辺り15444円だという。今回の2月分請求は、出勤が10日なので10日分の給与を支払った。あとは保険で負担するだけ。
ところが、保険会社からの入金連絡で土日を除いた欠勤10日分だけしか払わないという。土日の分を入れて平均して置きながら支払わないと言うのはおかしいと、電話を担当者にした。
 何度も怒鳴って言っていたが、
 「規則がそうなっているので。」
 「その規則は、我々が知らないのはおかしいじゃないか。」
 「だから、今ご説明して居ます。」 
 「そんなバカな事があるか。前と同じように請求内容に記載して、どうして同じ処理に成らないんだ。」
 「前は全休だったので、土曜日曜日も入れましたが、今回は時々出ているので土曜日曜日の分は出ません。」
 「そんなバカな事があるか。それだったら全部休んで居た方が得じゃないか。そんな規則だったら事前に説明があるべきだろう。」
 しかし、末端の担当者に言っても堂々巡りになるのを知っているので、直ぐに辞めて、東京の友人に電話して善処をお願いした。
 数時間後、担当者から電話が来た。
 「本社から電話があったことでもあり、今回は請求内容を認めて算定させて頂きます。」
 「本社から提出し直して、再度算定して貰うようにとの事を言われた。大体、最初からそのように説明すべきを、何の説明も無くただ請求書類を送って来ただけだ。」
 そう言ったが、認めてくれたので勢いも抑えた。

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