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トップハート物語(3805)立志伝敢闘編
17/10/29
2011年(平成23年)3月27日。
 狭い日本でありながら、新幹線で少しの時間移動しただけで全く異なる気持ちや環境。2カ月ぶりに、埼玉の自宅に戻ったがその違いを改めて意識した。東北地方を襲った地震が起こって既に2週間以上となった。
しかし、その後遺症というべき原子力発電所の損傷による現象は、その地方とその周辺の地域に大きな精神的不安と行動をもたらした。家に戻るのに当たって、家族5人で浦和にあるパインズホテルで食事をしようと思っていた。妻に連絡して、
 『食べたいものを決めて、予約だけして置いてくれ。』
 そうメールを送った。
 インターネットのホテルホームページで確認すると23日から再開となっていたので、26日は遣っているだろうと思っていた。妻からのメールで
 『地震の影響で遣って居ない。鰻屋の満寿屋さんにします。』
 そう返信して来た。
 原子力発電の放射能の影響で、多分食材が集まらないのだろう。また、水にも問題があり必要なモノが確保できないので、無理なのかもしれない。鰻屋でも、以前食べたものより小ぶりになっている。
1人前11000円の金額に遭わないコース料理だった。少しがっかりして、外に出ると灯りが消えて夜の街は静かで暗かった。
 次男が土地を購入して家を建てたいと申し出て来た場所は、このさいたま市より、より原子力発電所に近い茨城になる。折角子供もが決めた事なので、その点は何も言わなかったが、将来家を失って避難し二重苦にあえぐ可能性は否定できない。
借入金を返済して、避難先での借家住まいでは一生苦しむ。申し出があった必要な金額は上げるにしても、まだ残る金銭をどうするのか考えないと行けない。
 妻の話しを聞いて居ると、やはり野菜や水に不安を持っていて、私が長年取っている「財宝温泉」を少し分けて貰うとか、
 「ずっと取っているのだから、少し多めに取って貰って送って貰うかな。」
 などと、言っていた。
 そのような、ぼやっとした不安が、何かが起きると大きなパニックになってしまう。自宅がある駅に併設してあるコンビニに立ち寄って、ヨーグルトを購入しようとしたが、全く無かった。
本当に、おにぎりやパンのほかに水が無いのだ。そして、乳製品が全く無かった。現実を目の当たりにして、怖い事だと不安に駆られた。
 日本政府の訳の分からない、数字を羅列した不親切なそして意図的な説明を誰が必要とするのだろうか。専門家だったら必要かもしれないが、全く記者会見を見る気に成らない。私が、不安に思ったのは損傷した原子炉の事故レベルが最高7であるのに対して6という結論だ。
また、国際原子力機関の事務局長は日本人だが、その天野さんが
 「極めて危険な状況。」
 と、発言されたと昨日報道された事だ。
 それほど深刻な状況だ。専門家の、原子炉がどうのこうのや数値など何の役にも立たない。我々は、東日本の方々に思いやる気持ちがあるが、自分達の備えもまた必要なのだ。国が、僅かな地域の放射能汚染を警戒してその該当県の全部の地域で生産される食糧を出荷停止にした。
その意味が、これからきっと分かって来るのだろう。必要な情報を自分達だけのものとして、発表しないモノが沢山あると思う。菅の野郎、とんでもない奴だ。
 いつ終わるとも分からない、原子炉の被害を食い止めるべく現場に於いて頑張っている方々には、本当に頭の下がる思いがする。これからの日本は、この方達とそれを支える家族に掛かっているのだ。
 東京駅に戻って、灯りが消えて居るのと人の少ないのに驚いた。段々と、心が冷え切っている。気候も春になろうとしているのに、一向に暖かく成らない。真冬と同じ厚いコートを身にまとっているが、避難所のある東北地方の人にとっては、死を招く寒さとなっているようだ。
多くの人が、寒さに耐えきれずに亡くなっているという。そのような悲惨なニュースは余り流れない。食料が尽きて、餓死寸前の方が多いというのに菅は、
「食料は十分確保している。」
という。
確保しているかどうかはどうでもいい、避難所の方に渡っているのかどうかだ。こんな時になっても、言葉のアヤで誤魔化そうとするバカ総理だ。こんな奴、総理という事を言うこと自体、嫌になって来る。
 夜4時半に戻って来て、金券が沢山になっているホテルに行って、お寿司を食べた。二十万円分の金券があるので、少し使った。その代わり、昼は抜いた。
食材の原産地を聞くと、長崎や三重、そして韓国というもの有った。

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