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トップハート物語(3804)立志伝敢闘編
17/10/29
2011年(平成23年)3月27日。
『27日午前7時ごろ、福島県棚倉町棚倉の国道118号で、給油待ちの軽乗用車内で無職男性(82)がぐったりしているのをガソリンスタンド従業員が発見し、110番。間もなく死亡が確認された。車内の火鉢には暖を取ったとみられる練炭があり、県警棚倉署は一酸化炭素中毒とみて調べている。
 同署によると、男性はガソリンスタンドから国道に延びた車列の20台目付近に、エンジンを止めて並んでいた。遅くとも同日午前3時ごろには並び、ガソリン節約のためにエアコンをつけず、練炭をたいていたとみられる。
 福島地方気象台によると、27日朝の最低気温は、隣の塙町で氷点下5.1度と2月上旬並みに冷え込んだ。
 警察庁によると、27日午前10時現在、12都道県警が検視などで確認した死者数は1万489人となった。これまでに家族らから届け出があった行方不明者は1万6621人で、死者と行方不明者は合わせて2万7110人に上っている。重軽傷者は18都道県で計2777人。
 また、27日午前10時段階で身元が確認されたのは70%超の約7740人。この大半の7220人の遺体が遺族に引き渡された。
 都県別の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手3152人▽宮城6333人▽山形1人▽福島946人▽東京7人▽茨城20人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉17人▽神奈川4人。
 建物被害は、全壊・流失が9都県で1万9810戸となった。岩手、宮城、福島3県の沿岸部では地区全体が壊滅的な被害となっており、実数が把握できていない場所が多数あるとみられている。
 また、警察が把握している避難所は17都県で2081カ所に上っている。避難所で暮らす人は24万3069人で、ピークに比べて大幅に減少しているが、25日以降はほぼ横ばいになっている。
 枝野官房長官は27日、NHKの番組で、東京電力福島第一原子力発電所の事故による農家への補償について、「出荷制限などを指示したところはもちろん、それ以外についても、原子力発電所の事故が原因の部分はしっかりと補償していく必要がある」と述べた。
 福島県は、放射性物質が地表面に存在している可能性があると見て、農協を通じて県内の全農家に農作業を当面延期するよう要請しており、枝野氏の発言はこうしたケースも補償対象とする考えを示したものだ。
 一方、枝野氏は同日の記者会見で、避難指示を出した地域の住民の一時帰宅について、「要望が強いことは認識しているが、安全性を確保したうえでできるのか、検討を始めた段階だ」と語った。
 枝野幸男官房長官は27日午後、記者会見し、福島第1原発の放射能漏れ事故で、避難住民が家財などを確保するため一時帰宅を求めていることについて「安全性を確保した上で、できるのかどうか模索、検討を始めた」と述べ、避難地域への立ち入りを検討する考えを示した。ただ、「今の段階で(実現)可能性を答えられる状況ではない」と強調した。
 福島県が農作業の延期を要請したことに関しては、「事故のせいで被っている損害にはしっかり対応するのが当然だ。そうしたこと(補償)を検討するチームを立ち上げたい」と表明した。
 原発事故への対応については「原発周辺の自治体に適切な情報が入っていなかった事実は大変申しわけない」と陳謝。第1原発の現状に関しては「悪い方向に進むことを食い止めている状況だ。(原子炉の)冷却はできているが、さまざまな予測できない困難にぶつかることも考えてきた」と指摘した。
 27日午前7時10分頃、宮城県石巻市門脇町で「助けてと声がした」と通行人から石巻署に通報があった。
 消防などと約150人態勢で捜したが、生存者は確認できず、午後1時35分、捜索を打ち切った。
 現場は旧北上川河口付近から約200メートル内陸に入った2階建て民家で、20日に女性(80)と高校生の孫(16)が9日ぶりに救助された場所から南西約100メートル。捜索活動を一時停止し、生存者の声を確認する「サイレントタイム」を設けたが、声はしなかった。
 県警広域緊急援助隊の永野裕二・特別救助班長は「生存者がいる可能性がある限り、今後も捜索を続けていきたい」と話した。 』


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