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トップハート物語(3798)立志伝敢闘編
17/10/26
2011年(平成23年)3月26日。
 ホームページでトラブルが起きている相手業者から電話が来た。当社のブログを見て、掛け辛かったと言う。
 「ブログを拝見すると、今度の震災で多くの友人や知人がお亡くなりや行方不明になり、落ち込んで居るから声を掛けないで、と書いてあったので電話を掛ける機会を失ってしまって。」
 そう言って来た。
 その業者に依頼をして、既に1年を経過しようとしている。契約書が無いのだ。それを早く提示しろと言っている。つまり、他に替えようとしているのだが、受ける先がその業者との契約内容によってスムーズに行かなくなる恐れが出ているとの事だった。
その契約書を巡っても、もう半年以上ももめている。それなのに、既に運営はなされているのだ。しかし、色んなものに更新など新たな発注は、控えているのだ。
 業者とは意思疎通がうまく行っていない。それでも、
 「大変な被害に遭われて、さぞやお気を落としでしょうが、我々も同じ気持ちですので・・・」
 などと言われると、少し張りつめた気持ちが萎える。
 講習会場に戻って、そのまま外出する積りだったのだが、キラキラ目の玉緒ちゃんが、
 『4時にケアが終わるので、15分に事務所に行きたいのですが。』
 とのメールなので、一旦事務所に戻って来た。
 待って居ると来た。認知症ケア専門士の受験とテキスト代金の負担をお願いしたいとの事だった。それが終わると、
 「いつ埼玉の自宅に帰られるんですか。」
 「明日帰る予定です。色々長い間お世話になりましたが、いよいよ汚染地域に行って来ます。」
 「大丈夫ですか。無事で帰って来て下さい。いつ帰って来るんですか。」
 「いつものように日曜日に戻って来ます。」
 「ところで、ニュースに出て来る「かき菜」とはどんな野菜ですか。」
 「菜っ葉というか、そんな特別な野菜じゃない。優しい味のする、みそ汁などに使う葉物野菜だ。買って来ようか。」
 「いえ結構です。家族のみなさん大丈夫なんですか。多くの人がこちらの方に避難して来ているみたいですが。」
 「埼玉はまだ大丈夫でしょう。それでも、これからが大変だ。国も情報を小出しにしているし、世界から見ると、大変なレベルの事故だ。最高が7だけれど、そのワンランク下の6だよ。これから何十年も、その土地が使えなくなる。それよりも、水や空気も駄目になれば生きて行けなくなる。日本の国がどうなるのか、こんな空き菅政権では何も出来ない。避難所の生活は厳しくて、食料も満足に行き亘って無いという。政府は、充分に食料は確保できていると言うが、確保できても手に渡らなければどうしようもない。自分達だって、子供手当なんて継続は無理になる。それどころか、税金が上がる。あんな嘘つき政党に投票するなと言った筈なのに、みんなが選んだ。」
 「私なんて選んでないですよ。あれもこれもみんな駄目になってしまう。必ず戻って来て下さいね。私たちがみんなで待って居ますから。」
 そう言って、あの目で見つめられた。
 例え嘘が全部だとしても、戻って来る。
 彼女が事務所を出て直ぐに、本社に向かった。書類を渡すのと、受けるのと、70歳新人社員と話をするのと。5時過ぎに着いて、採用した働きながら介護福祉士を取得する人に対するこれからの動きを決めた。
そのあと、昨日のカリスマ会長との懇談内容を聞かれたので、
 「請われればコンサル業務に行く積りなので、短い間でしたが有難うございました。」
 と、冗談気味に言った。
 戻りながら、スーパー銭湯に向かった。もう4月目前だというのに、寒い。埼玉の妻に連絡を入れた。土曜日に帰ると。
 「次男夫婦も来ると言っていた。」
 「そうしたら、浦和パインズホテルの金券を相当額持っているので、そこで食事をしよう。」
 そう返事した。
 スーパー銭湯では、体重が気がかりだった。思ったほど減っては居なかった。がっかり。これほど食事制限をしているのに、歩いているのにどうした事か。今日は、講師との食事が響いて居るのかも知れない。
 認知症を妻に持つ夫が、また悪い行動を始めた。民生委員やその周辺に深夜電話を掛けまくるようで、それも
「リンゴをむいて欲しい。」
などと言って来るので民生委員が
「何とかして欲しい。」
と、地域包括支援センターに連絡をしているようだ。
「どんな対応をしているのか。」
と、地域包括支援センターから厳しい問い詰めがあった。

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