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トップハート物語(3794)立志伝敢闘編
17/10/24
2011年(平成23年)3月25日。
当社の教育システムを学びたいと、突然の来社の申し出に慌てふためいたが、時間の許す限り資料の準備をした。ホテルや冠婚葬祭場を全国で50か所以上も展開しているグループの創始者であり会長の立場にある、高い地位のある方だとコーディネートしてくれたコンサルタントに聞かされていた。
勿論、直ぐにホームページを確認した。会社名は、勿論知っている。今後、高齢者専用賃貸住宅を開設するにあたり、大きく展開するには人材の供給が必要だ。その供給をどうしたらいいのか、自分達の独自の教育を加味しながら育成し人材として活用したいとの希望があるという。
 その訪問の目的を昨日伺った。1時に面談、訪問の3時にはぎりぎり間に合う。その後の事を聞かされた。相手の受け入れを確認してからだが、新たに取得する指定などのハード面と教育の中身のソフトの面を継続指導する事になるのだが、関東での話も来ている。片や西で有り片や東だ。
 事前に、コーディネーターから
 「今日はペーパーレスでいい。その後、条件提示などの要求があると思われるので、その時点ではきっちりした内容の説明をしないとけない。それと同じシステムが関東でのものとなります。」
 と言われた。
 しかし、折角新幹線で2時間以上も掛けてお出でになり、駅から車で1時間近くも掛けて来社するので、何も無いのでは悪いと思って、100ページくらいの資料を準備した。そのほか、自分なりの説明資料を準備した。
その準備が終わったのが、11時半だ。社員が来ても、極力返事をせずに話が続かないようにして、ブロックした。部屋に戻って、スーツに着替えて出発した。本社のある大東市へ面談に出掛けたのだ。
超有能と思われる人材を確保して、その市が推進する介護プログラムの合格者と面談をして、今後のスケジュールの説明などを行うのだ。働きながら、介護福祉士養成校に2年間公費で通学し資格を取得させて、介護業界に職を求めて貰う。通学時間は勤務時間となり給与も20万出るし、全ての諸経費が公費負担だ。
 「こんな制度、信じられない。」
と応募者も言っていた。
幸い、14名応募中素晴らしい抜きに出た応募者が居て、異口同音に彼女に決まった。その方と、最終の打ち合わせがあり娘さんと一緒に参加された。1時から、本社管理者やこれから担当者となる70歳新人を交えて喫茶店で話し合った。
和気藹藹の中で、30分で退席する積りだったがその2倍になってしまった。慌てて、戻って会長との待ち合わせ場所に直行した。15分前に到着した。気の利いた店が無く、イオンショッピングセンター内の喫茶店にした。
私がお願いして、いつも間に入ってくれる世界一の自動車メーカーのファクタリングの責任者も同席して貰った。
 丁度3時に、会長と秘書が到着した。挨拶代わりに、私が遠方まで起こし頂いたろうと労うと、ホームページで私が仙台出身だと知っていて今回の被災の慰めも頂いた。それから、順次本題に入った。
高齢者施設の展開に欠かせない人材教育をどうするか。自前で教育して、ステップアップさせたいとの希望があるとの情報があったので、そこの辺りを主眼として説明をした。他県の事なので、独自のルールもあるのではっきりした説明のできる部分と出来ない部分があったが、1時間余りの説明をして質問を受けた。
 全体的に和やかな雰囲気で、緊張感は自然に取れていた。流石、礼儀作法の小笠原流の師範。そのほか、著書が沢山ありそのバイタリティーに驚く。日観蓮の会長も務めていたし、冠婚葬祭の組織の長でもある。
 「互助会組織を初めて運用した方との事で、この世界ではカリスマとして君臨している。」
 との事前情報だった。
 確かに、勲章などを多数受賞していた方だったが、その実績に似つかわしくなく、穏やかな方だった。その場での、話が一通り終わり当社の研修会場を見学した。近くの徒歩圏内には、2か所運営している教室があり30人定員満席になっている。
市の生涯学習センターに行き座学の授業風景を見学、本部のビルに入って、実習授業を見学。
 その移動中に、歩きながら諸々の話しをさせて貰った。そう言えば、喫茶店での話しの最終に、会長は再び名刺を出して挨拶を突然かしこまってした。その名刺の書いてある名前を見て、驚いた。
 『気仙沼観光大使』
 と、成っていたのだ。
今回の被災に遭った、宮城県気仙沼だ。驚いている、私を尻目にニヤッと笑っているだけだった。後から、お付きで来ている秘書が、
 「会長は、日本観光連盟の会長をしておられましたので、そのような要請を受けて就任されています。」
 そんな事を言っていた。
 最後に、会長は、
「生まれは千葉だ。」
と言っていた。
そして、
「大阪を素通りして西に行ったのは、この土地柄が合わない。」
と言う。
私も現在でもそうだと返した。

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