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トップハート物語(3747)立志伝敢闘編
17/09/27
2011年(平成23年)3月15日。
 『11日午後発生した東日本巨大地震で、被災地で収容された約1600人の遺体のうち、遺族に引き渡されたのは1割にも満たない151遺体にとどまっていることが14日、警察庁の調査で分かった。
 家族も被災していることなどが原因と見られる。救助活動が困難を極める中、同日午後には、被災者の生死を左右する「発生から72時間」が経過した。
 同庁によると、14日午前10時までに12都道県で収容された約1600人のうち約500人の身元が判明した。しかし遺族が被災して避難所生活を続けていることなどから、遺体を引き取ることができずに体育館などに安置されたままになっている。政府は、今後の遺体の取り扱いについて検討しているが、同庁幹部は「身元確認に必要な試料を採取した上で、公衆衛生上の観点から一定期間後埋葬することもあり得る」としている。宮城県の災害対策本部会議では、津波に襲われた南三陸町で「遺体が1000体ほど見つかった」と報告された。また同県警によると、石巻市の牡鹿半島の浜でも1000体前後の遺体が見つかった。
 宮城県は、14日午後3時現在、避難所に身を寄せている避難者は前日の約3倍の33万人超に急増したと発表。防衛省によると、岩手、福島両県などで約30万人が避難、ほか孤立して救助を待つ被災者が約1万5000人おり、計63万人を超えると見られる。警察庁のまとめでは、15日午前0時現在、死者は、宮城県で785人、岩手県で627人など、計1897人。行方不明者は3002人、負傷者は1885人にのぼっている。自衛隊は6万6000人が被災地で救助に当たっている。
 警察庁は14日、東日本大震災の影響で死亡した警察官は計6人になったと発表した。いずれも住民の避難誘導に向かう途中など業務中の殉職だった。他に安否不明の警察官が27人(同日午後8時現在)に上るという。
 同庁によると、岩手県警大船渡署地域課の佐々木淳史巡査(23)は、公休日に地震が発生。自主的に近くの交番に駆け付け、避難誘導をしていたところ、津波に襲われた。
 宮城県警岩沼署生活安全課の早坂秀文警部補(55)は同僚と警察車両で避難誘導に向かった後、遺体で見つかった。同僚は行方不明だという。
 他に死亡したのは、東北管区警察学校の平泉紀彦警視正(58)、岩手県警大船渡署の小林新警部補(38)、同県警釜石署の山内拓也警部補(38)、宮城県警気仙沼署の千田浩二巡査部長(30)。
 また、福島第1原発1号機の爆発で、避難誘導中だった福島県警の警察官2人が被ばくした恐れがある。ほかに同県警の12人も放射能汚染の恐れが確認されたが、同庁は「いずれも健康に重大な被害はない」としている。 
 東日本大震災の被災地では、さらに新たな被害が判明している。
 岩手県によると、県内では少なくとも8市町村の40カ所で計2266人(14日午後7時半現在)が孤立。人工透析が必要な患者がいる所や周辺に火災が迫っている場所もあり、救出を急いでいる。
 孤立した被災者は陸前高田市の介護施設で350人▽山田町の大浦、田ノ浜地区でそれぞれ300人▽大船渡市の蛸ノ浦地区で250人など。大船渡市には、米英中3カ国の援助隊が入り、救助活動を始めた。
 宮城県警の竹内直人本部長は14日、県災害対策本部会議で、石巻市の牡鹿半島の浜に打ち上げられた遺体が、合計で1000体を超える見通しを示した。同半島に多数ある浜にそれぞれ100体程度の遺体が流れ着いている状態という。
 福島県では、津波被害の大きかった南相馬や相馬、いわきの各市の被害がさらに拡大する見込み。県は計1560戸以上の応急仮設住宅を建築するよう関係業界に求めた。
 14日午後2時50分ごろには、南相馬市原町区金沢の東北電力原町火力発電所のタンク付近から出火。一時、大きな炎と黒煙が上がったが、消火活動で同5時過ぎに鎮火した。
 同社福島支店によると、東日本大震災で重油と軽油のタンク計4基(計2万1400キロリットル)が倒壊。タンクから漏れ出した油が何らかの原因で発火したとみられる。設備の被害を調査中だった発電所の職員らは避難し、けがはなかった。同発電所は地震で損傷し、操業を停止していた。』


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