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トップハート物語(3743)立志伝敢闘編
17/09/25
2011年(平成23年)3月14日。
 『13日朝の段階で、宮城県女川町、岩手県の陸前高田、遠野両市、住田、岩泉両町、九戸村の6市町村の行政機能がマヒし、被害把握ができない状況になっていることが総務省消防庁への取材で分かった。この6市町村の人口総数は約8万6000人で、安否確認が遅れている。岩手県内では人口約1万9000人の山田町で多くの人たちが行方不明。福島県では行方不明者だけで1167人に上っている。気象庁によると、マグニチュード8・8とされていた今回の地震の規模は世界最大級の9・0と分かった。
 13日午前、警察庁に宮城県警から入った情報によると、同県東松島市野蒜(のびる)地区で200体以上の遺体が発見され、県警が収容作業を始めた。同庁のまとめでは、同日午前10時現在、同地震の死者は763人、行方不明者639人、負傷者1419人。ほかに仙台市内で200~300人の遺体が見つかっており、死者、行方不明者は計1800人以上に達した。
 一方、陸上自衛隊によると、宮城県内で亘理町の9000人など計2万人を超える人が孤立して救助を求めている。石巻市、気仙沼市、多賀城市などでも多くの人たちが孤立している。
 消防庁によると、岩手県では計約1260人が救助を待っている。
 気象庁によると、同日午前8時25分頃に、宮城県沖を震源とするマグニチュード(M)6・2の地震が発生、同県登米市で震度5弱を観測するなど、強い余震が依然続いている。11日以降、13日午前7時までに東日本の太平洋側で発生したM5以上の余震は震源が特定できているものだけで168回に上り、同庁は「徐々に減っているが今後もM7クラスの余震が起こる可能性はある」と警戒を呼びかけている。
 三陸海岸周辺で観測された津波の高さが12日夜から13日朝にかけて半減していることから、同庁は同日午前7時半、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県に出していた津波警報を注意報に切り替えた。津波警報が出ている地域はゼロになった。
 一方、被災地の交通網やライフラインは13日午前も回復していない。JR東日本によると、東北新幹線、東北地方の在来線すべてが運休しており復旧のメドは立っていない。高速道路は同日午前5時30分現在、東北道や常磐道、磐越道の大半が、支援物資を運ぶトラックなどを除き一般車両は通行止め。上越、長野新幹線は同日始発から復旧した。
 東北電力によると13日午前8時現在、依然179万9287戸が停電。厚生労働省によると、水道は16県で少なくとも140万世帯で断水が続いている。
 東日本大震災で災害派遣された自衛隊は13日、各地で孤立した被災者の救援活動を続けるとともに、現地からの要望に基づき、食料の本格的な輸送支援を開始した。地上活動も本格化し、同日だけで約6500人を救助。地震発生からの救助者数は約9700人になった。
 三陸沖に展開した空母「ロナルド・レーガン」を含む米艦艇も同日午後から支援活動に参加。派遣規模は1週間以内に現在の5万人態勢から、関東直下型地震発生時並みの10万人規模に移行する予定で、復興支援も含めた活動に当たる。
 防衛省によると、現地からは「加工しないで食べられるものを運んでほしい」との強い要望が上がっているという。このため、三陸沖に展開中の補給艦「ときわ」に搭載した非常食の缶詰約3万食をヘリコプターで宮城県内3カ所の避難所に運んだ。輸送は海自のヘリ1機と米海軍のヘリ2機が実施した。 約1200人が孤立しているという情報がある宮城県名取市の仙台空港ターミナルビルは、津波で1階は完全に水没。取り残された職員や利用客らは2~3階で助けを待っている。周囲は浸水したまま。自衛隊が救出に向かっているが、いまだ救出のめどは立っていない。体調不良で死亡した人がいると話す人もおり、一刻も早い救出が望まれている。
 名取市街から空港に続く県道は、空港に近づくにつれてぬかるんだ路面にがれきが目立ち、津波被害の爪痕が残る。空港から約1・5キロほど離れたところでは、泥水が30センチ以上たまっており、湖のようになっていた。一般車両の乗り入れはできない状態だ。
 空港ビルに勤務する仙台市泉区の会社員、大宮宥太さん(18)は水浸しになりながら自力で脱出した。
 「食料は売店の商品などでまかなっていたが、体調不良で亡くなった人も何人かいた。『自分はどうなるのか』と不安な気持ちになり、自力で帰る決意をした」という。
 自衛隊や消防なども、地震発生直後から、空港ビルへの接近を試みているが、依然として到着できないという。被災者の健康状態も把握できていない状況だ。
 陸上自衛隊の災害派遣部隊の中隊長は「現在、あらゆる方面からルートを探している。何としてもたどり着きたい」と表情を引き締めた。 』

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