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トップハート物語(3737)立志伝敢闘編
17/09/22
2011年(平成23年)3月13日。
今日も報道内容を記録して置きたい。
 『東京電力は13日早朝、福島第1原発3号機が冷却機能を喪失したため、緊急事態として法に基づき国に通報した。冷却機能喪失は、第1原発1、2号機、第2原発1、2、4号機に次ぐ6機目。
 経済産業省の原子力安全・保安院は13日、東京電力福島第1原発の周辺で約160人が被曝(ひばく)した可能性があることを明らかにした。
 被曝した可能性があるのは、国の避難指示を受け原発から10キロ圏内を出るために双葉厚生病院から移動して、同原発から約3・7キロ離れた県立双葉高校のグラウンドで救助のヘリを待っていた約60人と、原発での爆発後に福島県外にバスで避難した約100人。
 東京電力によると、東日本大震災で自動停止し、原子炉を冷却していた福島第一原発3号機で、13日午前2時44分、冷却水を炉心に入れていた高圧注水系が停止した。別の冷却装置を起動しようとしたが働かなかった。東電は、消火用の配管などを使い外部から強制的に水を入れたり、炉心溶融の可能性がある1号機と同様に海水を使ったりすることも検討している。
 今のところ格納容器内の圧力は適正値だが、圧力が上昇し損傷することを防ぐため、蒸気逃し弁の開放作業を始めた。圧力が高まると、大気中に放射性物質を含む蒸気を放出することになる。
 東京電力は1、2号機に続き、原子力災害特別措置法に基づく緊急事態に当たるとして、国に報告した。
 枝野幸男官房長官は12日午前の記者会見で、岩手県住田、大槌両町と連絡が取れない状態にあることを明らかにした。枝野氏は「岩手県や消防、警察、近接地域との連絡で現地の情勢把握に全力を努めている」と述べた。
 岩手県によると、東日本大震災以降、同県大槌町の加藤宏暉町長や職員と連絡が取れなくなった。地震発生当時、大津波に押し流された町役場の中にいたとみられる。
 政府は13日未明、東日本大震災を受けて、激甚災害指定を行う政令を12日夜の持ち回り閣議で閣議決定したと発表した。
 地震による被害が激甚災害指定基準を明らかに超えるものと見込まれるため、早期に激甚災害に指定した。これにより、災害復旧事業の国庫補助のかさ上げなど、地方公共団体に対する特別の財政援助が実施される。
 「何でこんなことになるのか」。
 東北地方の太平洋沿岸を襲った東日本巨大地震は、発生から丸1日が過ぎた12日午後、東京電力福島第一原子力発電所から、爆発音とともに周囲に放射能が漏れるという深刻な事態になった。恐怖に顔を引きつらせて逃げ出す人がいれば、情報が二転三転するため避難に踏み切れない人も。混乱に拍車をかけるかのような政府と東京電力の対応にも、住民らからは怒りの声が上がった。
 12日午後4時頃、福島第一原発から北に約25キロ離れた福島県南相馬市の海岸沿いの集落。記者が津波による被災状況を取材していると、突然、市の防災無線が流れた。
 「福島第一原発が爆発したとの情報があります。屋外に出ないでください」
 その場所で警戒に当たっていた約10人の消防団員の顔が引きつった。「すぐに逃げろ!」。大きな声で言い合いながら、車に乗り込み、あわただしくその場を去った。
 記者も、ただちに離れた地域に退避するべきか迷った。「爆発」の実態が分からないだけに、恐怖が募る。とりあえず、すぐ近くの国道沿いにある「道の駅 南相馬」に移動すると、水の配給を受ける住民ら十数人がラウンジに集まっていた。施設の職員とみられる男性が飛び込んできて、「施設の外に出ないで」と声をかけたが、住民たちはどう対処していいか分からず、戸惑うばかりだった。
 防災無線を聞き、消防団員の車で道の駅に避難してきたという無職佐藤馨さん(70)は、緊張した様子だった。「びっくりして、あわてて逃げてきた。今まで、津波も原発事故もなく平和な所だったのに、何でこんなことになるのか……」
 午後4時半、再び防災無線が流れた。「(爆発という)報道があったが、それは誤りでした」。前回の放送を打ち消す内容だったため、佐藤さんらはホッとした様子で施設の外に出て行く。だが、その後、ラウンジに置いてあるテレビで、原発の建屋が吹き飛んだ様子が映し出され、住民たちが食い入るように見つめていた。
 午後5時35分頃、今度は「念のため外出を控えてください」という内容の無線が流れた。防災無線の内容が右往左往し、政府や東京電力の情報として伝えられる内容も断片的なままで、首をかしげる住民もいた。
 他県から応援に来た警察官が、防護服を着て車両から降りるのが見えた。記者が現場を離れた後の午後6時半頃、住民に対する避難指示の範囲が、原発周辺の半径10キロ内から、半径20キロにようやく拡大された。』


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