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トップハート物語(3731)立志伝敢闘編
17/09/19
2011年(平成23年)3月11日。
 丁度、大東本社から働きながら介護福祉士養成校に通わせる、介護プログラム推進担当者が来て話をしていた。2時46分というのは、後から知った。
 「何か動いていませんか、地震じゃないですか。」
 そう言われて、初めて気付いた振動。段々と大きくなり、
 「震度3くらいかな。随分長いですね。」
 と言って、パソコンに向かって地震に関する情報を得ようとしてトップ画面を見て驚いた。宮城県栗駒市が震度7激震だ。
 「震度7なんて、日本では初めてでしょう。」
 そう言って、母親の住んでいる仙台市宮城野区を見ると震度6強だ。驚いて、電話を取った。通じない。再度、直ぐに掛ける。やっと通じた。
 「大丈夫だけれど、瀬戸物やガラス類は全部駄目になった。ありがとう、大丈夫だから。」
 そんな話を聞いて、ひと安心。
 私が母親に掛けている最中に、息子から電話が入っていた。話し中なので、メールが来た。仙台方面の強い地震情報だ。それから、刻々と大津波の情報が入り、落ち着かなくなった。
このあと、利用者宅を訪問する予定なのだ。約束を取り止めて、情報を収集しようと一旦は電話を取って断る積りで掛けた。しかし、思い直して、約束を反故にしては申し訳ないと思って、車に乗った。
予定では、歩数確保で徒歩で行く予定だった。利用者宅で、私の置かれている状況を話しして20分程度で辞した。
 そう言えば、私の一生の恩人の先輩の実家が、大津波が来ると言われた海が目の前なのだ。心配になって、電話した。出ない。その後も、メールを送り続ける。全く返信が無い。一日中追い掛けていたが、結果的に連絡が取れない。
多くの知人友人が、被害にあった地域に居住している。
 5時前に、マンションに戻りテレビの前にかじりついた。惨状が次々と明らかになる。思いを馳せてもどうしようもない。自分が、このように見る側に居る立場を自覚していた。段々と暗くなり、救助活動が出来なくなる。
雪が降り出していた。追い打ちを掛けるように、次次と地震が続き津波警報が流れる。
 社員等から心配のメールが届く。ジッとテレビに釘付けになる。頭の中は空白だ。記録を残す必要があると思い、ニュースを。
 『東北・太平洋沿岸地震による死者は12日未明、千人を超える見通しになった。行方不明者も多数に上っている。
 防衛省によると、福島県南相馬市の約1800世帯が壊滅状態となった。
 宮城県警によると、仙台市若林区で200~300人の遺体が見つかった。区内の津波警戒地域内にある約1200世帯が、ほぼすべて津波被害に遭ったとみられる。名取市でも津波から逃げ遅れたとみられる人の遺体が多数あるもよう。
 岩手県警によると、県内の死者は57人で、行方不明は150人。大船渡市内では中学生23人を含む48人が津波で不明。
 宮城県石巻市にある造船会社が所有し、約100人が乗っていた船が津波で沖に流された。
 東北・太平洋沿岸地震で、総務省消防庁によると、岩手県陸前高田市は津波でほぼ壊滅状態だという。
 青森県では地震発生直後、八戸市で2・7メートルの津波が押し寄せた。八戸港に停泊中の大型漁船は陸に押し上げられ、車やプレハブ小屋ものみ込まれた。県警本部などによると、同市にある紙製品製造業のプレハブ事務所も流され、中にいた従業員約20人のうち6人が病院に搬送され、1人が足を骨折した。
 海岸に近い八戸市立江陽小学校には住民が次々と駆け込んだが、停電のため電気は使えないまま。避難してきた住民らは、ろうそくをともし、いつでも逃げられるよう靴をはいたまま不安げに過ごしていた。
 また、岩手県では陸前高田、釜石の両市の中心街や山田町などが壊滅的な被害を受けているとみられる。地震発生約1時間後、県警が上空から観測したところ、陸前高田市は市街地の約半分が波にのまれ、間もなく市街地が確認できなくなったという。山田町では午後3時半過ぎに役場まで水が押し寄せ、町内全域が水没したとの情報もある。
 陸前高田市に隣接する大船渡市の綾里地区でも中学生23人を含む計48人が行方不明になっている。』

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