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トップハート物語(3725)立志伝敢闘編
17/09/16
2011年(平成23年)3月初旬
 今日は夜6時半から、福祉会館でいつもの研究会が始まった。主宰は、この度「介護保険制度のあるべき姿」を著した大学院教授である。バラバラで、7団体もある在宅介護団体の集合体の代表でもある。
そして、ゲストは業界新聞社の編集長だった。今月上旬だから、もうすぐだと思うが国会に上程される改正案は大体知り得ているが、その先に何を見据えているのかという事が大事だった。
 例えば、要介護者などの生活援助サービスの介護保険での対応論議だが。
 「今回の改正では、保険者である市町村が介護保険適用か地域支援事業で行うかは選択出来る。財政が苦しい市町村、ほとんど全部だが介護保険適用で運営するのは分かっている。しかし、今回の改正で東京都の市区などの財政の豊かな保険者がひとつでもいいから、地域支援事業として採用する事を期待している。それを突破口として、少しずつ全国に拡げて行こうとしている。少し時間は掛かるが、その方向に動くと思う。」
 そんな見解だった。
 また、24時間巡回型の複合型ケアを創設した件については、
 「正式名称が決まった。『定期巡回型・随時対応型訪問介護・看護』である。訪問看護師の確保が難しいが、国が想定しているのは老人保健施設が手を上げてくれる事だ。そこは、24時間対応で看護師や訪問系サービスが揃っている。地域包括支援センター毎の1社独占の選定になるが、小規模の参入は人材確保の面で難しい。」
 今回の全体的な改正には、看護師が絡んでいるモノが多い。その点に関しては、
 「訪問看護師協会からの圧力が強かった。訪問看護の利用が延びて居ない。先日行われた、介護保険の区分限度額を超えたケースの分析が公表になったが、批判的なのは看護師の基本資格を所持している2名の意見だ。訪問看護などの医療系を使用しないで超えているのは問題だと。それらを加えて考えると、ケアマネジャーの受験資格を替えようとしているのが分かる。これから、多くの場面で医療との係わりが出て来る。たんの吸引などの行為が認められたり、在宅でターミナルが想定されたり。そんな時に、医療の知識が無いとそう簡単に計画が立てられない。24年度の制度改正に盛り込まれるのか、又は少し後になるのか分からないが、試験内容などを含めて大きく今までと違った内容になると思う。」
 そんなニュアンスであった。
 また、住宅関係では24時間サービス事業所併設を推奨する『サービス付き高齢者住宅』が報告された。
 「住宅の一角に訪問介護事業所を設置して、移動時間を少なくし巡回できる。高齢者住宅を建設しても運営がうまく行かなくなったら問題化するので、訪問介護で少しでも収益を上げて安定した経営が出来るようにする。」
 などと言っていたが、これまでは住宅の中に訪問介護を併設する事は中々認可的に難しかった。それが一転して、推進するという。
 大手は資金があるからそれで十分行けるが、中小はまず生き残れない。公営住宅を民間に貸して運営させるというが、それもまた資金力のあるところは一棟借りを出来るが、我々のように小さなところは、細々とやって行くほかない。
 そこを、24時間巡回型の中核とみなす事も想定しているようだ。全部で12項目の話を2時間に亘って解説された。介護サービス情報の公表制度が事実上なくなるのは同慶の至りだ。
天下り先の組織として都道府県に作って、本当にバカげた実効の無い制度を長期間に亘って運営したものだ。多額の調査料を返して欲しい。
 また、福祉用具レンタル関係では、
 「レンタルにするか買い取りにするか選択制の導入がある。今までなかった個別援助計画の作成も必要となって来る。また、半年に1回のモニタリングなどに加えて、OT、PTの関与が考えられる。」
 と言う事だった。
 その為に、4月下旬に「福祉用具における保険給付のあり方検討会」が開催されて、方向が具体的になることとなった。
 その講義の間、何度かマナーモードが振動していた。
 新人ケアマネジャー宏美さんからだったが、私が出ないのでメールで来た。

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