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トップハート物語(3724)立志伝敢闘編
17/09/16
2011年(平成23年)3月初旬
 余りに体重が増え過ぎたのか、食べ過ぎたのか。全く食欲が湧かないし、何を食べたいのかも分からない。腹も減っていないので、何でもいいという考えしか湧かない。決まるのは、手抜きの僅かな物。
ここ1週間、そんな思いで過ごしている。その前は、手当たり次第に目の前にある美味しい物に手を延ばした。今、目の前に美味しいものがあっても手が出ないし食べたい意欲が湧かない。
部屋に戻っても、残り物を僅かずつ口にするだけ。だから、毎月どこかに社員と出掛けていた宴席も無くなった。インターネットで買い込む賞品にも、最近は見る気も起きない。
 そんな中、朝から出掛けた。と、言っても隣のショッピングセンターだ。6月開講予定の基金訓練の会場となる市民会館に会場費の支払いをするという事で、40万円要り用だというのだ。
その準備の為に、ATMがあるショッピングセンターに行ったのだ。道路を挟んで隣だから、小雨が降っていても平気だ。所要が終わって、歩きだした。外は寒いが、ショッピングセンターの中は温かい。
最近は歩かないが、数か月前は1日1万歩目標で歩いた。雨の降っている日などの天気の悪い日は、このショッピングセンター内を歩く。それでも、全部は無理だった。大体、1階と2階とか2フロアが精一杯だった。余りに広過ぎる。
 今日は、1階ではなく2階と3階を回った。まだ始まった時刻9時過ぎなので、お客さんは余りいないが、所々で男性の時間を持て余した方が居る。もし良かったら、基金訓練の受講でもしてくれればいいんだが。などと思って、2フロアを歩き終わり帰路に着いた。
なるべく外も横断歩道を上がり下りをして、ダイエットに貢献するような歩き方をした。しかし、その歩きが体に作用して、疲れてしまって夕方4時くらいから事務所で横になって眠ってしまった。30分ほどだが、専用枕もあるのでストーブを付けながら、暖かい温もりで眠ってしまった。
 起きて、仕事をしてまた出た。NPO法人常勤理事の智子さんが最後の請求事務をしているので、その結果が分かればいいので待っているのが勿体ない。
夜にスーパー銭湯に行く積りで、風呂から上がったあと畳の部屋で休む時に読む本を買いに行く事にした。再び、隣のショッピングセンターに向かった。今度は、3階と4階を巡った。
色々回っている時に、小さな女の子とすれ違った。何故か、2度頭を下げていた。そのように教育が出来ているのか、それとも知った女の子なのか歩きながら思い出した。もしかしたら、新人ケアマネジャー宏美さんの娘か。
そう言えば、その後から歩いていたのは、義理の父であり、介護管理者の夫に似ていた。などと思いながら歩き、ついに今日は1万歩を達成した。
 午前中、研修の事務局を任せている高学歴男性が来た。6月に開校する会場の申し込み料金40万円を受け取りに来た。渡して、何か報告が無いか待った。躊躇していたが、
「明日まで募集の基金訓練が定員30名で応募者が10名しか居ない。」
と言う。
彼の常套手段で、ギリギリになってから、または終わってから報告がある。手の施しようが無くなってから、そう言う言い方をする。
その前なら、あれしろこれしろと指示されるからだ。何もしたくない奴なので、そのやり方はもう分かっている。
 今度の言い訳は、
「開講場所の問題です。」
と言う。
私が以前指示した集客に繋がる行動は何もしていない。
 「今の生徒を管理するだけで精一杯です。募集まで手が回りません。」
 「何度も出来なかったら言うように言っているだろう。大体、明日まで募集で何も手を打たなくて、6月開講の会場取りなんてしているのは良い事なのか。」
 「もう間に合わないんです。」
 「いつまで申請をするんだ。」
 「14日までです。」
 「募集の締め切りが8日まで。6月コースの申請が14日まで。そして、現在募集しているコースが少ない人数しか集まらない。どっちが先いしないと行けない仕事だ。どうしてお前達男は、ずるくてだらしなくて遣る気もないのか。この地区の介護は2月だけで100万円も売り上げを伸ばしたんだぞ。大東本社だって毎月目標を建てて、毎月増額している。ケアプランセンターだって、福祉用具だってみんな上昇している。それが、どうしてお前に任せた結果、こんなに悪くなるんだ。」
 言いながら、もう情けなくなって来る。
 任せる人が居ないという事は、いや人材が居ないという事はこんなに大変なことなのだ。
 何度かイスに座りながら、考える時間を持てるようになった。溜まった仕事をして、暫く休んでの繰り返しだった。
 夜もスーパー銭湯に行って、ゆっくりして考えて、眠った。1週間でわずかに1キロ減った。

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