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トップハート物語(3701)立志伝敢闘編
17/09/04
2011年(平成23年)2月下旬。
早朝、キラキラ目の玉緒ちゃんが来た。介護事業所の会計関係を担当している。経費の精算が終わると、
 「今度6月の10周年記念式典の内容は決まったんでしょうか。クリスマス会どころではなく、もっと盛大になるとみんなが心配しています。準備をするなら早い方がいいと、みんなで話し合っています。」
 「ああ、その事ですか。心配しなくて良いです。止める事にしました。もうイベントは沢山と言っている方も居るようですし、お局様筆頭サービス提供責任者から電話があって『みんなが言えないから私が言いますが、もうイベントは大変だから沢山ですと言っています』と、言われたので、もうしません。一応まだ会場はキャンセルしていませんが、多分する事は無いと思います。何も必ずしなければならないという事は無いので。そのお金を他に使おうと思っています。」
 そう言うと、あれほど色んな事をいつも直截的に言って来る彼女が、何も言わず、何とも言えない顔をして私を見ているだけだった。
結局、その件については何も言わずに、帰って行った。
 新人ケアマネジャー宏美さんの話しだと、
 「そういう事を言っているのは一部で、他の人は言っていない。それをお局様筆頭サービス提供責任者が、<みんな>という言葉を使っているだけ。」
 などと言っている。
 それでも、私が一人浮いていた形になるような感じがしていたのだ。既に用意している、10周年記念式典の報奨金を含んだ経費予算は膨れ上がって2000万円。それを、他に運用するような考えを持ち始めた。
その第一候補が、施設のサブリースだ。連携予定の大手電器メーカーの子会社が始めた事業だ。これからの、高齢者専用賃貸住宅に足を入れるかどうかの検討を始めたのだ。
 銀行に行き、社員の給与を振り込み始めた。月末支払いだが、20日〆の勤務実績が出た段階で超過勤務などの計算をして直ぐ支払う。
お局様筆頭サービス提供責任者が先月事故に遭遇して腕を吊るような状態となり、実質的な勤務に堪えられる状態ではないので、休職して貰うように依頼した。
その給与は、当社が掛けている従業員の傷害保険で支払う形になる。
 その彼女の事故後、ひと月の間に保険にまつわるとんでもない事ばかり起こっていた。お局様筆頭サービス提供責任者の事故、続いて先日の大雪で本社社員がバイクで走行中に転倒して怪我を負う。その直後、バイクの放置違反で9000円の罰金、続いてキラキラ目の玉緒ちゃんが交通違反で5000円の罰金。そして、今日バイクの盗難報告があり、踏んだり蹴ったりだ。そのおまけもあり、その盗難の報告があった5時間後、
 『済みません、病院駐車場に置き忘れていたのを、今気付きました。』
 とのメールが来た。
 病院に置いて、どうやって戻って来たのだ。
NPO法人常勤理事の智子さんが、
 「もしかしたら、病院に駆けつけてそのまま介護タクシーで帰宅したとかじゃないですか。」 
 それにしても、そんな忘れる年代でもないのに。
 銀行から郵便局に移動して、振り込みの手続きをしている最中に、看護ステーションの管理者から電話があった。あの、勝手に主治医との懇意を利用して、私が知らぬ間に入り込んで来た訪問看護だ。
先週、薬の服薬確認をしたところ、薬自体が無いと訪問介護ヘルパーさんが、管理者に報告。管理者が、薬の管理をすると言っていた訪問看護に連絡。その返事が、ケアマネジャーの私からの指示が無いと出来ないという勝手な言い草。
 そこで、頭に来た私が訪問看護に連絡すると、留守番電話になっていた。それで、緊急加算を要求出来るのか益々勝手な訪問看護を、どう処理するかを考えた。
直ぐに、翌日主治医の許に行く。その内容を話して、主治医が出している服薬管理、緊急対応などの指示を守るように要請した。直ぐに指示を再度行うとの事だったので、訪問看護から何か言って来ると待っていた。
 何しろ、市の医師会の訪問看護ステーションの管理者だった者が、廃止と同時に立ち挙げたというのだ。そんな事は全く知らない。その位置に居た者だから、市や総合病院を始めとした医療関係に強いらしい。
だから、何でも好きな事が出来るのだ。私が相手ではそうは問屋が卸さない。色んな知己を持ち出すのを、私が無視している。こんな勝手な訪問看護なんて、認めないと思っているのだが、認知症を妻に持つ夫の主治医が不在になってしまうので、何とか我慢している。

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