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トップハート物語(3700)立志伝敢闘編
17/09/04
2011年(平成23年)2月下旬。
 起きたのは、いつもの時間で、事務所に出勤したのもいつもの時間だ。日曜日だから、余り忙しくない。最初に連絡があったのは、大東本社サービス提供責任者。
 「ヘルパーさんが、今度家を買うので収入証明書が欲しいと言われていますが、出せますか。」
 「勿論出すよ。委託だし源泉していないので、源泉証明書は出せないが収入証明書は出すよ。」
 昼前に出るとのメールに反応して、大東本社から車で走って来た。
 急がないと言いながら、即対応するとは立派だ。私の主義に合っている。しかし、彼女は困った事に何度注意しても、会社の携帯電話料が毎月25000円前後だ。管理者など一番多い者でもその半分の料金だ。
何度か手紙などで注意を促したが、益々増加するばかり。直接言えばいいのだが、彼女の場合、深刻に考えてしまって泣き出す、しまいには辞めてしまう。彼女は、一度退職した出戻りなのだ。
まるで子供の様な気持を持った者で、悪用はしないし出来ないのはみんなが認めている。だから、管理者も強く言わない。ミスは多いが常に一生懸命なのだ。
 考えられるのは、シフトなどを管理しているのでヘルパーさんの固定電話にも、携帯電話で掛け過ぎる。また、家に戻ってからも、夜遅くまでヘルパーさんに掛け続けるようだ。先日の、婚活パーティーでは一番力になって集客力を見せつけた。
そんな意外な面もあるので、我慢している。しかし、昇給時には、考えてしまう。全員同じ昇給するのが原則だが、今度の4月にはどうするか、思案のしどころだ。
 研修センター高学歴社員から電話が来た。
 「講師のT先生とざっくばらんに話をしたのですが、他の研修施設と比べて、当社の時給が低く他から誘いもあるのでそちらを優先したいと言っているのですが、医療関係の看護師で申請をしている授業の時給を上げても良いでしょうか。」
 「突然そんな事電話で決める話ではない。他の先生とのバランスがあるし。誰がどんな講師料でお願いしているのか分からない。一覧表を作って持って来なさい。だから、いつも複数の講師の手当を怠らないように言っているんです。必ず、そんな事を言い出す。」
 そう言って、一旦切った。
 夕方、資料を持って現れた。
 一読した。確かにバランスは取れていなくて、その講師は全教科時給3000円なのに対して、高額の医師が1万円、看護師のみの短時間授業が5000円。しかし、その講師は長時間の日が多く概ね1日6時間の授業で毎月20万円前後の支払いをしている。
よく聞くと、金額は言って来なかったのだが、他に行くと言うような事を言っていたと言う。
 「そんなの止められない。いつも言いだす。駆け引きの無い対応をしないと。俺も、以前これも同じ年代の女性の講師だったが、2名続けて講義前日の夜に、明日の講義は時給1万円にしてくれないとお断りします。」
 と、言って来た。
 「あこぎな事をする。何とか下手に出て、拝み倒して、今回だけは今までの講師料でしてもらい、次回から上げますと返事をして切り抜けて、次からは依頼しなかった。常にそういう事があるから、講師の発掘をして置くように言っただろう。そう言う言葉を吐く者は、いつも同じことを繰り返す。」
 そう言いながら、いつもと同じような事を言う。
 この高学歴のアホ社員は、何度同じことを言っても聞いたふりして、何もしない。とんでもないずる賢い社員だ。
また、
 「基金訓練の通学中の生徒が、実習先の移乗中に腰の圧迫骨折で怪我をしたので、会社の保険で何とかしてくれと言って来ている。」
 「怪我だったら、健康保険に加入しているでしょう。治療なんて、そこまで会社が見ないと行けないのですか。社員の自分達だって、怪我すれば健康保険や労災保険を使用するでしょう。基金訓練に民間の保険を掛けているのは、通学時や入院見舞金、死亡保険などの一部と相手に怪我をさせたとかの場合だよ。」
 そう言って、また厄介な事例が始まる予感がした。
 それ以外は、なんとなく過ごしたような感じがした。介護関係のニュースや新たな事業の参考資料などを検索してみた。「共同購入」というキーワードを、導入できないか。
セブンイレブンが介護事業に参入するが、そのシステムは以前考えていた内容と同じだ。フジテレビなどのフジサンケイグループも介護事業に参入するが、うまく絡めないか、など。

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