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トップハート物語(3695)立志伝敢闘編
17/09/01
2011年(平成23年)2月中旬。
 10時前に、研修センター事務局の高学歴社員が来た。呼んだと言った方が正しい。まず、現在の研修関係の募集経過を聞いた。概ね順調だった。30分ほど話を聞き、私の聞きたい事を質問した。
 「職業訓練の就職支援の時間を空けて貰った。その時に、あんたでも出来るのでと言った筈だ。それが、先日来た講師は外部のそれも教科の講師だ。就職支援が出来る講師ではない。その講師は誰だ。」
 「私が2級ヘルパーを取得する時に教えて貰った講師です。」
 「その講師に教科の講師料は分かるが、就職支援には1時間幾ら払っている。」
 「3000円です。」
 「1日6時間で、幾らだ。」
 「18000円です。」
 「10日払ったらどうなる。経費節減だと言って、出を抑えるように言った筈だ。それがどうして、自分がしないで他の講師を頼んで多額の報酬を払うんだ。いつもそうだが、自分がしたくないから簡単に経費を使って自分が手抜きする事ばかり考えている。俺が何でいつもそう言っているのか、何度も言っているだろう。一番いい時に、一番最悪の時を考えて準備をしないと行けない。ずっと定員満席で来ているが、何もアンタの力ではないんだぞ。15名、10名になった時でも出来る体制を整えておけば、続けることが出来るし、多く同じ研修をしている学校は撤退する。その時に、何も変わらない経費を削減した対応をして置けば簡単な事だろう。もう何度も言っている。しかし、いつも無視して聞いていない。いいか、あんたがこの部門で必要だという事は無いからな。現場が欲しいと言っているんだから、聞き流しているばかりで居るなら覚悟しておけよ。」
 「済みません・・」
 「そんな事いつも話をしていて、もう何十回もしている。大体、社会人としての感覚が無いからな。もう50歳も半ばを過ぎて、俺からこんな事言われて何とも感じないか。本社で採用した70歳の男性なんか、細かいところまで報告と確認を怠らず、ひとつの教室で何の問題も無くクリアしている。そのうえ、事務処理に長けていてその部門でも重宝どころか既に中心となっている。」
 「私も、これだけの仕事を、このようなスケジュールでこなして。」
 などと、話しだして自分の予定表を出した。
 「だからなんだ。出来なくて、忙しいなら出来る者を採用して、また社内で出来るものが沢山居るから、その者にさせるから言いなさいと何度も言っている。日曜出勤してくれとか、遅くまでしてくれとか言った事が無い。必要なら人員を出すと言っている。日曜日など講習があるから、講師にお茶を出したり話し相手だけだから、誰か専門に頼もうか?」
 「いや、日曜日が落ち着いて仕事が出来るんです。」
 そんな事を言って、いつも他の者を入れる事に抵抗する。
 そのくせ忙しくて、
「休みが取れない。」
などと言う。
 「昨日から始まった基金訓練の募集はどういう風にすると決まったんだ。事前にシステム化をしろと言っていた筈だ。いつも、最後の方になってこれしか集まらないと言ってみんなに助けを求めている。仕方が無く、大勢の者が手伝って定員を確保させている。それをシステム化するように言った。どうなった。」
 「いえ、今まで通りです。」
 それに対しても、今まで通り何度も同じ事を言った。
 加えて、
 「10日までの請求書類が、間違ったと言って何度か嘘つきせんと君が代表者印を貰いに来た。内容を聞いても、あんたの作った資料なので分からないと言う。どうして、自分の間違った書類のしりぬぐいをさせるんだ。嘘つきせんと君は、お前の手下か。」
 「いえ、ここに来る用事があると言ったもので。」
 「用事なんか無い!!」
 と、詭弁を言うバカ者を怒鳴った。
 とにかく、自分で動くのを嫌って、会社の金を使ってでも他人に頼む。時には、受講している弱みに付け込んで受講生にも自分の仕事をさせる事もある。とんでもないバカ者で、前回の基金訓練の選考試験では、まだ選考面接の前に
「全員合格です。」
と言ってしまう。
追加で応募して来た者は、最初から駄目なのに分からず応募してくる事に対する罪悪感は無い。
 「その書類は10日までとなっている。それなのに、訂正したのは昨日だ。先月も同じことをした。多額の入金が翌月になるので、現金不足が生じた。その時に、10日間も余裕があるのに何故早く出して、不備な時に備えないと厳しく言った筈だ。また同じことを繰り返す。会社員としての考えが欠落しているんじゃないか。」
 そう言う「私」だが、へらへらした顔で立っており幾ら言っても無駄だと思い、次の人材を模索している。

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