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トップハート物語(3681)立志伝敢闘編
17/08/18
2011年(平成23年)2月初旬。
しかし、聞くと、ここ数日担当して拒否されたヘルパーさんは、入院する前にずっと担当した、お気に入りのヘルパーさん2名だった。それが、その前に担当していたヘルパーさんを覚えていて、ここ半年担当していたヘルパーさんまで忘れていた。
過去の事は覚えていて、近々の事は忘れているのが認知症の特徴だったが、これほど近々の事でも今と昔にはっきりと分かれるとは。
 そう言えば、この方の奥さんも認知症に成って、壮絶な戦いの末亡くなった。その時の主治医とこの方も同じだ。その主治医は、何もしてくれなくて、認知症の専門医に診て貰いたくても紹介状を書いてくれなかった。
その時に、
「ケアマネジャーとイザコザがあった。」
と、主治医に、家族が言われたという。
今回も、同じように、私とトラブルがあったと言われたという。そんな事はどうでもいいから、何の指示があったかと聞いた。
 「一人にしていては駄目だと怒られました。」
 と、新人ケアマネジャー宏美さんに言ったという。
 そんなこと誰でも言える。認知症は1日を争う。予防や専門医の受診などの指示は無かったという。
「在宅は無理だ。」
とも言われたという。
そんな誰でも、素人でも言える事を言って患者を手放さない。認知症の専門医でもなく知識も無い。これまで、他の認知症の利用者もこの医師の餌食になって、どこにも受診出来ずに悪化の一途をたどった。
 家族は、昔から見て貰っているので信用し切っている。頭ごなしに、怒鳴りつけるだけで威厳を保ち、具体的な処方は何も無い。
「認知症の中核の専門総合病院に紹介状を書いて下さい。」
と頼んだだけなのに、何もしてくれずに怒鳴られた経験がある。
それを、トラブルだという。
 家族は、長年親が主治医としてお世話になっているので、頭ごなしに言われれば、それを無条件で受け入れてしまう。勿論、私とトラブルに成ったと言えば、私が問題を起こしたと解釈してしまう。
今度の様に、あらたにその旦那さんを連れて行って、言われたのは一人にしちゃダメだということと在宅で一人での生活は無理だという事だった。
 しかし、私が今日訪問した限りでは、時間を頂ければ元に戻る一過性の認知症の様に思う。それでも、家族は、入所を希望した。それも、金銭的余裕の無さを訴えて、特別養護老人ホームの多床型だ。
そのうえ、
 「ケアマネジャーが見て、ここは勧められないという処は除いて、推薦する特別養護老人ホームで。」
 と、言われましたと新人ケアマネジャー宏美さんが、家族の意向として告げて来た。
 今日の体験学習を終えて、生徒にどうだったか聞いた。
 「身体介護3ケース。最初は脊髄の手術後で、自宅療養している奥さんと障害者の旦那さんの介助。次は、要介護5になった認知症で漏便や便遊びをする利用者と徘徊をする利用者の夫婦の介助。続いて、寝たきりで認知症の妻を持つ夫の介助。全部おむつ交換を含んだ困難事例で、驚いただろうけれど、どうだった?」
 「いや、楽しかったです。お年寄りに接するのは嫌いじゃないし、90歳以上の家族を何人か見て介護して来ているので、大丈夫です。」
 そう返事をした。
 みんなから、初めてでも印象は良く、コミュニケーションなどの面でも高得点だった。ただ、事務関係は苦手なようで、
 「社員としては難しいと思います。パートか登録さんで。」
 そういう意見が大半を占めた。
 私の事務所に併設していたNPO法人を切り離して、他の部屋に移す事に成ったのだが、お局様筆頭サービス提供責任者の突然の心変わりで難しくなった。自己顕示欲の強い、お局様筆頭サービス提供責任者を介護や支援の部屋から離す事については、介護と支援の事務所を切り離す事にして、解決を図る事にした。
 しかし、NPO法人を何とか育てて行きたいということと、近い将来生活援助がNPO法人に回る時に受け皿を持たないことにはどうしようもない。訪問介護と自立支援の指定を受ける事を決めた。
その為には、やはり専用の部屋が必要となる。来月から自立支援の部屋を借りたが、もうひと部屋が必要だ。10周年記念式典を考えていたが、社員の金銭欲に段々と厭戦気分になった。全員とは言わないまでも、イベントに嫌気がさしている者がいたり、若い大部分の社員が日曜のイベントに日曜出勤の請求をしたり。何もしない方が良いのだということだ。
私との思いが、大きく分離している。
 その式典の金額は、多額になる。その多額の資金を将来の為に使った方が良いのかも知れない。そう思えて来たのだ。

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