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トップハート物語(3677)立志伝敢闘編
17/08/16
2011年(平成23年)2月初旬。
沢山のサービス提供責任者が、当事務所に来た。色んな懸案を抱えて来た。大きなものは無いが、当人たちにとっては切実な事かも知れない。簡単に答えて、終えた。
11時に面談の求職者が来た。事前に、本社管理者が面接を行って、
「雰囲気が良い。」
との情報だった。
そのことを踏まえて、最終面談をしようと思った。数日前にも、お局様筆頭サービス提供責任者が事前面談を行った求職者が居て、私の最終面接が行われる予定だったが、
「他が決まったと言って来た。」
という。
私は、その連絡が来る前に履歴書を見た途端、駄目だと言った。
 基金訓練などの生活費を貰って講座を受ける、『ワタリ』行っていた。3講座、合計1年半だ。それも、介護の1級ホームヘルパーの資格を持っていて、不動産や観光事業などの訓練を受けて、就職希望が介護なのだ。顔にも、そのような事をしそうに書いてあったので、第一印象で断ろうと思っていた矢先だった。
 今日の面談も、本社管理者の情報を貰って面接の打ち合わせの為に連絡をすると、挨拶も無く、
 「えっ、誰ですか。」
 と、言っていたが、説明をしても事前面接を受けた会社だと思い出すまでに時間を要した。思い出しても、何の礼も無い。最終の面接機会を告げると、
 「一度したでしょう。」 
 と、言うので
 「そうですか、辞めますか。」
 と、聞いた。
 もう既に、この時点で不合格は決めていた。ただ、面接をして理由を書いてハローワークに届けないと行けない。実習型雇用としては、初めて断る事になる。昨年は6名の方をその制度を利用して、正社員として採用した。
そのうち2名の20代、30代の若手は基本給は高額で、それ以上の実績を上げている。
「法外な給与だ。」
と、社会保険労務士は言っている。
しかし、それ以上の実績を上げてくれれば、それに越したことは無い。50代の男性2人は、仕事振りがいい加減で基本給は最低額。同じ年代の女性の方が少し上。20代の者は資格は持っているが能力に疑問の男性は基本給は中レベルだ。その基本給のうち、大きな部分に助成金を受けているので、見た目よりは負担が少ない。
 そうは言っても、性格の問題のありそうな者は避けるのが常套だ。事前の電話での打ち合わせでは、
 「求人票に書いてある事務所で面接をしますが、来られますか。」
 「そこまで行くんですか?」
 「止めますか?」
 「いや、受けて見ます。」
 「事務所の位置が分かりますか。」
 「頂いていますので、分かります。」
 「少し複雑な位置なので、拡大の地図か何かで確認して下さい。」
 「大丈夫です。分かります。」
 何度も念押ししたが、「分かる」の一点張りだった。
 当日、道に迷ったと連絡があり、方向を何度も指示した。
 やっと着き、時間が無いので面接を直ぐに始めた。主眼は、正社員の応募なのでアイドルタイムの業務が出来るかどうかだった。本社管理者は、
 「介護と支援を分けて事務的な仕事をさせて・・」
 などと言っていたので、その経歴の部分の事務的な業務を聞きパソコンの操作を聞いた。
 「入力程度なら出来ます。」
 「ただ単に、数字の入力は操作の一部です。ワードやエクセルで書類などを作成できますか?」
 「教えて貰えば、出来ます。」
 「キーボードの操作を教える事は出来ません。当然、その基本的な操作が出来て、会社としての業務をどのように進めるかを教える事は出来ますが、キーボードの練習に会社を利用されても困ります。正社員という立場で、どれだけ収益を会社にもたらすかが重要なんです。」
 「即戦力を求めているんですか。」
 「即戦力ではないです。基本的な技量です。」
 「70歳の方を採用したと聞きました。それで、お宅を推薦してくれたんです。」


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