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トップハート物語(3673)立志伝敢闘編
17/08/14
2011年(平成23年)2月初旬。
何度も申し入れのあった、デイの変更もする事にした。これも頭の痛い作業だ。理由を求めても、
「前に行っていたデイが良い。」
というだけだ。
いつも同じことを繰り返すのだ。いくつも変わってしまったのだが、その度に同じことを言っていた。今回は、旦那が強く関わってどうしようもなくなった。
 事務所に戻って来ると、自立支援管理者から電話があった。
 「クレームがあって、行って来ました。結構難しい利用者さんの大事なオートビジュアセットを壊したとのクレームがあり、確認をして来ました。ヘルパーさんが、パソコンやテレビのパネルをモップで拭いたようで。利用者が求めたものではなく、ケアが予定時間より早く終わり少しサービスの積りでした事が、仇になって。」 
 「モップって、まさか濡れたもので拭いた訳じゃないだろう。パネルなんか水が一番大敵だから。」
 「その利用者は、当社の利用者の中で一番難しい人で。弁償しろと言われて、メーカーに連絡しました。そうしたら、自分のところでも例の無い珍しい現象が出ているので、点検をさせてくれと言うのです。」 
 「基本は修理だから点検を待って見積もりを出して貰ってくれ。しかし、同じような性能のモノを買った方が安いんじゃないか。それも、どれくらいするのか調べて置いてくれないか。」
 そう返事したが、メールで来た金額を見て驚いた。
 『2008年定価50万円を39万円で購入。既に製造中止。同じメーカー製品で、代替品で259800円です。』
 簡単に買い替えなどと言ったが、これは困った。
 丁度その時に、損害保険に加入している保険会社の友人から電話だった。それらの保険を含めて、会社の保険は全部彼に任せている。もう40年来の付き合いだ。いつも、助けて貰っている。
 「電話を掛けたかったところです。明日帰るのですが、東京で会えませんか。」 
 「良いですよ。何時くらいに成りますか。」
 「5時前には東京に到着予定です。出る時に連絡します。」
 そう言って約束した。
 朝一番で、自立支援サービス提供責任者から電話が入った。
 「研修センターで働いている障害の方の給与明細は出来ているでしょうか。」
 「休んでいると聞いていたが、仕事をしていたの。勤務実績が出て無いけれど。」
 「出している筈です。休んでいるのは、1月12日以降からです。それまでは出ています。その方のカンファレンスが市役所で行われるのですが、その時に明細を持って行こうと思っています。」
 「そう言われても、俺の手元には実績が来ていから、明細書を作成する事も出来ない。だからまだ、振り込みもしていない。」
 そう言われて、彼女は確認をしに研修センターに行った。
 暫くして、事務所に持って来た。
 「どこに有った。」
 「管理者が保管していました。」
 「自分達の勤務表は持って来て給与を貰って、その方のは忘れていたとは、本当に情けない。」
 そう言って、最近緩んでいる研修センターの精神を嘆いた。
 夕方、実習型雇用の求職者の面談の件で本人に連絡した。本社近くなので、管理者に事前に面談をさせた。その返事は、
 「感じの良い方です。」
 と、いう言葉に再度面接する気持ちになった。
 彼女の段階で、駄目だったら断る積りだった。年齢も高いし、2級ヘルパーの資格しか持っていない。社員としては、難しい気持ちだった。それでも、何か生かす道があるかどうかを考えようと思ったのだ。
 しかし、話しをしてがっかりした。感じの悪い、横柄な受け答えで、私が誰だか分かっているのかと言いたかった。それで、
 「どうしますか、面接を受ける気持ちがありますか。」
 暫く考えて、受けるという。
 しかし、面接場所がこの場所だと聞くとまた返事が滞った。遠いという。それなら止めればいい。大東本社では採用は無理なので、他の業務となると通勤をしないと行けなくなる。もう、この時点で、私の方から断る理由を探していた。
 管理者からまたメールだ。
 『将来、介護と支援の事務所を分離する考えなら必要ですが、現状維持なら必要ありません。』
 私に判断を投げて来た。

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