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トップハート物語(3650)立志伝敢闘編
17/08/03
2011年(平成23年)1月下旬。
「私は、何かをしてくれたら何かを返す事は考えている。でも、あからさまに、クリスマス会直前にある幹事から『日曜日にするので、準備から終わりまで10時間日曜出勤を付けていいですか。それに、これまでの打ち合わせや練習で超過した時間は残業代として付けていいですか』、そう言われた時には、ガックリ来た。」
 折角、終わったら剰余金の分配をして感謝に替えようと、1500万円を準備したのに止めた。私の思いを社員や会社主体から自分主体に替えた一瞬だった。
だから、婚活パーティーは、若い奴から
 「何をするのか言って下さい。何でもしますので。」
 と、申し入れられても、返事をしなかった。
 頼む積りは無く、お局様筆頭サービス提供責任者などの管理者を幹事として指名する積りだったのだ。折角、世代交代を目論んだが、無理だったようだ。
 そんな経過があって、どうして若い奴等が全員ボランティアでと言って参加しているのか分からない。誰かが、強要しているとしか思えない。勿論、それはお局様筆頭サービス提供責任者に決まっているのだが、今の話し合いの中では誤解のように思えた。
 ところが、NPO常勤理事の智子さんが来て
 「いま、お局様筆頭サービス提供責任者から電話で言って来たんですが、『みんなボランティアで参加しているので、始まる前の食事を見て欲しい。それから、何か誠意を示して欲しい。加えて、終わったら帰って食事をするのは面倒なので何とかして欲しい』と、3点要求を社長に伝えてとの事です。」
 みんなは、私はNPO法人常勤理事智子さんの言葉しか私は聞かないと思っているので、お局様筆頭サービス提供責任者も面と向かって私には言えない。それでも、やはりお局様筆頭サービス提供責任者がみんなに手伝うように言って、それの代わりにこのような物を勝ち取ったと力を見せたいのだ。
 ボランティアでも何でもない。こうなると、10周年記念式典など止める事にする他ないだろう。遣るにしても、何となく強制したようで、この時にも日曜出勤などの金銭の要求があったら目も当てられない。気持ちで仕事をする私の、割り切れない欠点だ。
 昨日、緊急入院した利用者の家族から電話があり、完全看護なのだが、夜間を中心に付き添ってくれるヘルパーさんの要請があった。
 「1日幾ら支払えますか?」
 「1日1万円で20日間くらいです。」
 そう依頼を受けたので、探す事にした。
 直ぐに、介護管理者に指示した。打診があった。
 「その金額では、常勤をあてがう他ないと思いますが、常勤は出勤扱いですか。」
 そう言って来たので、打ち合わせをした。
 「まず、夜間泊まりの者に受けた1万円を全額渡す。昼間対応する常勤は出勤扱いにする。」
 「1日24時間1万円だったら、1時間417円ですよ。本当にそれで良いんですか。」
 「大体、付き添いの相場は一月30万円だ。支払う方は、それが相場と思っている。それに、うちの利用者だし良いんじゃないの。」
 「よくそんなものを受けますね。」
 「良いから、良いから。損している会社だったら考えるけれど、まだ大丈夫だろう。」 
 「そういえば、以前、2人派遣で2000円で受けた入浴や身体の支援があって、支援費が始まったら身体200時間も頂いたのがあったから、それを狙っているんですね。」
 「そんな事は無いだろうが、戻って来るんだから。」
 そう言って、納得させた。
 その夜間対応は、全部嘘つきせんと君になった。彼は、そのような夜勤の仕事を長年していて、平気なのだ。そういえば、障害者を5階建てエレベータも無いアパートの部屋から上がり下りを、背負ってしているのは彼だった。往年、登山部で鍛えた名残があったのだ。
 3月一杯で社員契約を解除する方向を告げていたのだが、
 「彼も使い道があるのだから。」
 と、数人から言われた。 
 NPO常勤理事の智子さんは控えめで、奥手なので余り男性にアピールする事が無い。しかし、参加の有無を考えては考え、躊躇していたが背中を押した。

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