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トップハート物語(3625)立志伝敢闘編
17/07/20
2011年(平成23年)1月上旬。
 朝から、今年1月から始まった職業訓練の新たなクラスへの講義を行う予定だった。ところが、先日、福祉指導センターに行った時に目にしたパンフレットがあり、それに対応する時間を作る事にした。
そのパンフレットの内容は、無資格の若者や生活保護者、その他の者を採用して、2級ヘルパー研修に行かせながら雇用するというものだ。その金額は9カ月で220万円の委託料を受ける事が出来る。現在当社で導入している国が進める実習型雇用制度の倍だ。
 それにも増して、金額的な事ではなく、介護を最初から目指している人材の能力の限界を感じて来たのだ。つまり、他業種で能力のある者が事業所の廃止やリストラで退職した者を採用して、それなりの職種に付ける事を狙ったのだ。
当社で言えば、研修関係や人材紹介事業、私が今進めようとしている新規事業関係。何も、2級ヘルパー以上の資格を持って居なくても出来るのだ。営業力や、PC操作能力など事務系の能力でもいい。
やる気があって、裏表の無い人材が求められるのに、来るのは最低限2級ヘルパーなので能力が限られてしまう。
 これまで、介護に囚われず他の事業を進めようとして時間を作って育成に努めても、本質が駄目なのでうまく育成できない。今行っている研修関係も、ズルイ性格をまざまざと見せつけられて、呆れ果てている。
どうしても入れ替えないと、これからの事業推進が駄目になってしまう。ずるい奴の温床になりかねないのだ。幾ら叱責しても、何の効果も無い。辞めさせるだけの無駄な時間をこれからも踏襲する事になる。
 今日の職業訓練は、カリキュラムを入れ替えて講座ではなく、就職支援の時間をとった。グループ分けをして、それぞれのグループが自分達のこれからの介護業界で生きて行く為の課題を解決するためには何を知るのが一番かを、討議させた。
その課題を解決するために何をすべきか、それをグループ毎に纏めて、1週間の期間中に解決を自分達で図る。どこに行ったらいいのかとか何を調べたらわかるのかという事は、質問を受けてアドバイスをする。
 グループに分けて、最初の30分はグループ内でのコミニュケーションの時間に充てた。活発に話し合っているグループも有れば、全く無言のグループもある。私は、
 「コミュニケーションも重要な介護技術です。」
 そう言って、会話の無いグループをけん制するように全く無視していた。
しかし、最後まで無理だった。2時間半ほど指導して、研修会場を出た。午後のカリキュラムは継続で、事務局に任せた。制度を導入している市役所に向かった。車で1時間弱、少し早目に着いて、時間になるまで待っていた。
1時に指定された市民局に入った。大きなオフィスに入ると、一人の男性が近付いて来て用件を聞いて来た。珍しい事があるもんだ。全国的にも、問題のある市として度々マスコミを賑わす、とんでもない市職員が多い。
 担当者が直ぐに来た。盛んに、
 「電話だと、言った、言わない、などとなる事が多いので、わざわざ来て貰いました。一度顔を合わせていますので、今後は電話やメールでお問い合わせください。」
 と、言っていた。
 内容的には、はっきり分からないが
 「役所なので、年度で終わる。3月までなのですが、出来れば年末で一旦切りたい。ただ、この1週間で雇用契約が出来るというのであれば、それはそれで受ける形になる。でも、出来れば遠慮して貰いたい。何も実績を上げる積りも無いので・・・」 
 などと、訳の分からない話に終始していた。
 つまり、今年度は出来るだけ回避して、来年4月から受け付けを開始したいというものだ。
 当社としても、そんなに焦って誰でもいいという訳に行かない。4月からだったら、時間的な余裕を持って探す事が出来る。
 それが終わり、昼食を地下食堂でする事にしたのだが、NPO法人常勤理事の智子さんが提案した。
 「以前、関東で有名なお蕎麦屋さんがこの近くにあるといって来たけれど仕舞っていた時があった筈です。『翁』という名のお蕎麦屋さんです。」
 「それじゃ、仕舞っているかも知れないが、行ってみるか。」
 場所は分かっていたので、直ぐに行けた。


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