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トップハート物語(3622)立志伝敢闘編
17/07/18
2011年(平成23年)1月上旬。
日曜日なので静かに仕事をしたいのだが、研修担当の高学歴男性が代表者の印鑑が欲しいと来た。まず、
 「何の書類の印鑑ですか。」
 「4月に始まる基金訓練の申請書類です。」
 「一昨日も押しましたが、どこが違うのですか。」
 「23年度で申請書を作成し出したのですが、22年度だと言われて作り直しました。」
 「それは当たり前だ。年度で有れば3月まで22年度だ。」 
 そんなの30年近くも会社を経営していて分からないのか、常識じゃないかと言いたかったが止めた。
 「ところで、先日、幹部を集めて募集をいろんな角度から行うとした結果はどうですか?」
 「みなさん、一生懸命にして貰って頑張って貰っています。」
 「そんな事当たり前だ。責任者のあんたは何をしていたんだ。」
 「・・・、ホームレスの施設に行って話をしましたが、半年間の入居で無理だと分かりました。」
 「それで?」
 「・・・・」
 「それで終わりか。我々、直接担当でもないのに、団地やマンションにチラシを配ってサポートしているのに、張本人は何もせずに事務所でのんびりパソコンをいじっている訳か。ふざけるな。」 
 「はい、済みません。」
 「済みませんじゃないよ。もう何度言った。自分が主体だったら、その姿勢を示したらいいんじゃないか。責任を持ってしなければならない奴が何もせず、多くの人がケアをしている合間に募集活動をして、何とも思わないのか。大手事業者も求人広告に基金訓練の募集要項を掲載したりして、どうしてうちは今までしていた募集掲載を止めたんだ。」
 「特別理由がありませんが。」
 「大手はネームがありながら、それだけの行為をしている。あんたは、事務所に居てのんびりか。全く集まらないのをどうするんだ。大手の募集を見ているのか。大体、お宅は新聞を取っているのか。」
 「取っていません。」
 「強制する積りはないが、それじゃ社会情勢や雇用環境、または他の会社の戦略などをどうやって把握しているんだ。」
 「・・・・・」
 「何度も新規事業や、これからの研修などに対してあれやれこれやれと言っているが、全くしない。それなのに、残業だと言って何十時間も申請して来る。もう一人入れたんだから、もう残業はしなくて良い。それも何度も言っている。」
 「そうですか。」
 「何がそんなに残業する必要性があるんだ。必要のない資料を作り替えて時間つぶしをして、何が生まれる。もう研修担当して1年も過ぎて居る。一体何をしたんだ。折角研修期間を設けて、指示したりしたのに無視して。」
 こいつに、かなり厳しい事を言ったが、蛙の面に小便だ。
 話をしている最中から、少しずつ立ち出した。逃げたいのだ。偉そうに、他人には口を利く。私にも最初はそうだった。人を見下すような口をきき、自分の間違いには虚勢を張って誤魔化そうとする。
その虚言を、かなりきつい言葉でへし折ったので、私に対しては平身低頭だ。しかし、それも表面だけかも知れない。自分は頭が良いと思っているのか、何かに付け
 「私は理工系なので、文系の仕事は苦手で。」
 とか、
 「何でもエクセルでするので有る程度は大丈夫なんですが、ワードが苦手で。」
 などと、自慢げに言うのが、アホかと言いたい。
 自分で資料を作っていないのに、自分の名前を入れて外に出す。質問があると、自分が担当じゃないので、などとふざけた事を言う。それらを、幾ら指摘しても、自分は頭が良いという気持ちでナルシストには呆れ果てる。
 もう彼に任せていては、研修が駄目になるので、異動を検討している。
 逃げ出すように、研修センターに行ったが、出勤する必要も無いのに出て来るのだ。そして、8時間なりの勤務実績を出勤簿に書くのだ。自己管理の会社なので、余り介入はしたくないが、
 「休んで下さい。」
 と、何度言っても出て来る。

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