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トップハート物語(3621)立志伝敢闘編
17/07/18
2011年(平成23年)1月上旬。
顧問の社会保険労務士から、連絡があった。新たに、実習型雇用で採用した69歳、来月には70歳の男性の事務処理についてだ。私の目論見は、大手電器メーカー松下で長期間働いており、本人が言うのには
「OB会でも顔だ。」
そうなので来週にも、OB会会長に面会出来る事になった。
その周りには、多くの介護予備軍がおり将来も見据えて、採用を決めた。その際、ハローワークに確認して社会保険の関係の負担が無いので、正社員として採用を決めたのだ。つまり、健康保険は電器メーカーの健康保険組合の任意継続。厚生年金は受給者であること。そして、雇用保険は65歳を過ぎているので対象外である事。
その何れも、確認の上雇用を決定したのだ。助成金を貰えれば、当社の最低保障の負担が半分になる。
 ところが、社会保険労務士から全く異なった話が来た。
 「ハローワークはそうでも、制度上は違います。社会保険の制度は、健康保険は社員となった段階で任意継続であっても健康保険に加入する必要がありますので、脱退して会社の健康保険に入らないと駄目です。そして、厚生年金も70歳までは加入しないと駄目ですので、手続きを取る必要があります。」
 つまり、社会保険の負担が無いと目論んでいたのが、月3万円程度の負担が生じる。毎月人件費として20万円程度の経費が掛かる。がっかりしたが、仕方がない。やはり、事前に相談すべきだったと後悔した。
 施設を出て、いつも行く石清水八幡神社に向かった。車で2時間掛かる。1時半に食事の為に、美味しいカツ屋さんに入った。1時間程度時間が掛かり、2時半に出発。
 「これから行ったら4時半になる。4時半だったらもう暗い。行っても引き返す事になるが、どうする。日を変えるか。」
 と、同行のNPO法人常勤理事の智子さんに聞いた。
 「行きます。」
 そういうので、諦めながらドライブを楽しむ事にして向かった。
ただ、いつもの国道を走行するのではなく、施設から向かうので、道が分からない。道路地図も無く、
 「いつもの通り、方向だけ分かるのでその方向に向かおうか。」
 そう言って、
 「経営と同じドンブリ勘定で。」
 分からに道なので、山に登って下りて来ると同じ道に出たりした。
新しく出来た、高速道路に沿ったバイパスを発見した。その道を走る。30分も走ると、何と、目的地の近くに出た。2時間の行程を1時間弱で辿りついたのだ。無理だと思ったのに、到着してしまったのだ。
 「こんなことってあるんだ。出鱈目な行き当たりばったり来たのに、いつもより1時間も早く着いた。バイパスに全く信号は無かったからだ。運が良い。今年は何となく良い年だと感じていたが、本当にいい年だ。」
 そんな感じで一人悦に入っていた。
 山全体が神社になっているので、車をいつもの様に市役所の駐車場に停車させてその参道入り口まで30分歩いた。いよいよ歩き始める。急な階段が山頂まで続いている。もう7年くらい通っている。
毎年、ここを参拝して1年が始まる。ところが、毎年参拝しても、何か大きな事件が起こる。昨年は、大病だったので来られなかったが、最良の年だった。おかしいと思いながらも、やはり来てしまった。
 体力がかなり落ちているので、息せき切りながら、休み休み、無理をせずに上り続ける。4時過ぎにやっと山頂にある神社に到着。その参道に、奉納金者の名簿がずらりと掲げられている。
ひとつの板に何百人という氏名が掲げられて、その板だけでも10以上あり、凄いと思ったのは以前だった。今回のそれを見て驚いた。板の数自体はそのままなのだが、僅か三っつしか利用されていない。これも不況のなせる技なのか。
いつも、一番最初に世界的電器メーカー松下の名前がある。1千万円の寄付だ。しかし、その系列の電工同じ金額で名を連ねていた筈なのに、今年は今までの金額の10分の1だった。
 鳥居をくぐり、境内に入る。薄暗くなって来たのだが、多くの参拝客がいる。私はいつも破魔矢を購入するのだが、今年はお初天神で購入したので、遠慮した。お賽銭だけで、おみくじも止めた。
お札やお守りは、仙台に行った時に沢山購入したので、それも止めた。しかし、お願い事は沢山した。
 戻るのは、いつもの通りの道を走った。8時過ぎに部屋に戻り、届いたかにしゃぶでカニ鍋を作った。野菜にカニの味が滲み込んで美味しく頂いた。くたくたの体を、横たえていつの間にか眠ってしまった。

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