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トップハート物語(3594)立志伝敢闘編
17/07/04
2010年(平成22年)12月下旬。
「私も、管理者から預かったのは今日で、どうなっていたのか分からないのです。」
 「給与振込先は、どうなっているんだ。」
 「私はそれは分かりません。」
 「本当に、お前達は任せると何をしているのか分からない。本当にどうしようもない。」
 「来るのが楽しいようです。」 
 「目標を持って、週3回の出勤を週5回にするとか、そのような気持ちになるように持って行くように。」
 それが終わり、直ぐ銀行に行った。
 まず、妻からの入金確認。まだ入金されていなかった。他の支払いを終えて、予定しているホテルへの入金をするのに、請求書が来ない。
「見積書でいいので、今日の午前中に出すように。」
と。ホテル担当者に言ったのに、まだ着いていない。
担当者に連絡した。
 「午後1時にお伺いする事にしていたのですが。」
 「昨日言ったでしょう。午後から出掛けて戻って来ないって。だから、午前中に、ファックスでもメールでも良いから見積書をくれるようにと。」
 そう言って、その場で
「電話でいいから。」
と振込先と金額を聞いた。
約398万円。直後、メールで妻から入金をしたと連絡があった。妻に電話を掛けた。
 「申し訳ないな、社員のミスで1600万円の入金がされずに、それを見越してクリスマス会などというのを企画してしまって。来年1月に、利子を付けて返すから。ところで、俺の年末の予定だけれど、28日に戻る予定だったが、会いたいという人がいて28日午前中に会う。だから、29日に出て仙台に向かって一泊。先輩に会って、30日に自宅に戻る。31日にこっちに戻るから。おせちを送ったから29日に着く。冷蔵庫を空けて置くように。1日中家に居るのが嫌だし、やっぱりどこかに温泉にでも泊まらないか。」
 「今年はどこへも行かないと決めたんだから、どうせ直ぐに戻るし。家に居る!」
 「仕方がないな、それだったら御馳走準備してな。」
 「どうせ、おせち送ったんでしょ。それで十分。」
 仕方がない。
今年は、どこへも行かずに自宅で過ごすか。
 いよいよ、今日のメインスケジュールの森山良子ディナーショーに出掛ける事にした。新たに、先日百貨店で買い求めたお仕立てが出来あがったばかりのスーツ、ワイシャツ、ネクタイを締めて出た。
途中、東急ハンズに立ち寄って、私がクリスマス会で身に着ける仮装用品を見に行った。何もなし。一番必要なのは、NPO法人常勤理事の智子さんと一緒に歌う「昭和枯れすすき」の時に身に着ける衣装だ。かつら、着流し、雪駄、足袋など。そのほか、歌詞にある枯れすすきの時に、マジック用の花がパッと出る用品、流れ星に見立てるペンライトなど。
どれもこれも無かった。
 考え直さないと駄目だ。
 向かい側にあった、時間調整で珈琲館に入った。ドアを開けた途端、タバコのにおいがして頭が痛くなった。珈琲だけ早々と飲んで、出た。シェラトンホテルの駐車場には外車や国産の高級車がズラリ。その中にひときわ目立つ、私たちの軽自動車。
まだ時間があるので隣の百貨店に入って、見学。来年の干支で、私干支でもあるウサギの抱えるのも大変な大きなぬいぐるみがあったので、≪mikihouse≫だし、クリスマス会のプレゼント商品に良いと思って店員を呼んだ。
 「これが欲しいんですが。」 
 「店頭に飾ってあるのしかないのですが、宜しいでしょうか。」
 とんでもない、白い毛がみんなが触っているので黒ずんでいる。
 いよいよホテル会場に入った。会場隣のフロアに沢山の人が応接セットに座って待っている。一人座って待っていると、隣に座っていた不釣り合いのカップルが、どうも臭う。
話を盗みで聞くと、段々分かって来た。
 「東京で松田聖子のディナーショーを見たが、5万円だった。」
 「松田聖子ちゃんは、10万円でも手に入らないというくらいですから、凄いですね。」
 「まあ、今日は好きな飲み物を沢山頼んで、楽しみなさい。」
 「どうも有難うございます。嬉しい!」
 などと話をしているかと思うと、上司と部下の様な関係の男女など、やはり夫婦は少ない。夜8時からの開催でディナーを終えて、9時からショーが始まる。遅い時間帯の開催だ。ホテル側では、当然宿泊を目論んでの時間設定で、インターネットでは宿泊とセットで販売促進をしていた。
ホテルの会場では、百貨店のお得意様招待と宝石の販売とこのディナーショーがセットになっていた。色んな周りを見ていると、中年を過ぎた辺りの太ったおばさんが着飾って来ているのが目立った。
つまり、私もこの年代だ。
 食事はフルコースのディナーだったが、思ったより豪華さは無かった。
 席は6人がけの丸いテーブルで、2人ずつのカップルだった。


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