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トップハート物語(3592)立志伝敢闘編
17/07/03
2010年(平成22年)12月下旬。
おむつがレンタルだという事で、我儘な本人が自分で交換するとか持参するとか言っていたが、その変なおばちゃんが、私にどうするのか聞くので、
「本人に確認して下さい。」
と、言った。
結果的には、レンタルを頼む事になり、別会社のレンタル事務所に契約に行った。そうすると、契約の保証金5万円が必要だという。その金額が利用者の分として無いので、私が立て替えた。
病室に戻ると、看護助手のおばちゃんが聞き取り調査をしているが、なかなか進まない。私には関係の無い事なので、帰ろうとすると、項目で
「分かる範囲で教えて欲しい。」
というので、分かる範囲で返事をした。
 「とにかくこの患者さんは、なよなよして情けない。全く調査が進まない。男して、情けない。これでは、いつまで経ってもお金ばかり取られて、リハビリの効果は期待出来ない。意欲も遣る気も、全く無い。このままでは、寝たきりになりますよ。」 
 そう何度も言っていた。
 前の病院でも、自力で食べられるのに、食べようとしないで看護師さんに食べさせて貰っていた、と言っていた。将来が暗雲だらけだ。医師とカンファレンスを行った。医師の意欲は最高レベルで、
「何とかして夫婦一緒に暮らせるように、頑張る。」
と言っていた。
その思いに応えられるか。
 時間が長々となったので、1時から予定のある新人ケアマネジャー宏美さんと介護管理者を先に返して、サービス提供責任者と私が後から戻った。
新規依頼のあった利用者宅に2時半に訪問した。要支援から要介護に替わった利用者で、以前私が担当していたのだ。要介護になったので、戻ったのだ。
 事務所に戻り、新規の提供票などを準備した。サービス事業所に立ち寄り、クリスマス会会場のホテルに着いた。予定通り5時になっていた。2階大宴会場を貸し切ってリハーサルだ。
その会場費も9時までで10万円だ。私は音楽担当なので、早速の色んな装置が並んでいる音響機器の操作を教えて貰った。そこから、CDなどを掛け始めた。
 続々と、社員20人が集合した。幹事や進行役なのだ。思い思いにリハーサルを始めた。7時から、通しでリハーサルだ。
4時にスタートした段階で、照明は真っ暗になっていて、12人がけの各21丸テーブルに大きなケーキある。そのケーキにろうそくがあり、灯りがともっている。1万円のシャンパンを各テーブルに配布してあり、大人はそれをシャンパングラスに子供はジュースを注ぐ。音楽が流れる。オープニングは「ラブストーリーは突然に」。
 「あの日あの時あの場所で会えなかったら、僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま・・」
 で、スポットライトがステージを差し、私が浮かび上がる。
 BGMが変わって、山下達郎のクリスマスイブと稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃」で私と彼女たちの出会いを話しながら、これからこの会社を背負って立つ幹事20代30代の10名を紹介して一人ひとり入口からステージを目指して歩く。
ひとり30秒。ステージに並んだところで、乾杯の音頭を取りいよいよイベントの始まり。司会をそれぞれの幹事にバトンタッチ。
 それからは、私は音響担当で活躍する。スポットライト、ビデオ担当、カメラ担当など自分の部署を確認しながら、時間を過ごす。
大東本社は、かなり凝っているので手の内を明かさない。その点、この大日の事業所は内容が本社に比べて貧弱で、事業所対抗の結果は目に見えている。その結果を既に私なりに決めて、本社事業所に寒ブリ4万円相当の品を発注している。26日以降到着だ。
 そのリハーサル会場で、支払いの件を持ち出された。勿論、直ぐに払うので、見積金額を聞いた。
 「このくらいで、もし必要のないものがありましたら、言って下さい。」
 そう言われてみた金額は、400万円を数千円切る金額だった。予定は、600万円なので、他にリハーサル代とか何度も行った打ち合わせの食事代、イベントの物品購入費などを合わせると500万円位だ。みんなで今年働いた分の利益だから、パッとみんなで使えばいい。
 そう言っても、社員の請求ミスで、入って来るお金も入って来なかった。その額1600万円だった。妻に連絡して一時500万程借入を申し込んだ。入金日の確認をすると明日入金するとの事。
 いよいよクリスマス会が迫って来るのだが、仕事で全く何も出来ない。特に、あの夫婦に掛かりっきりだ。そう言っても、まだ支援する事を省いている。他の社員もみんな、クリスマス会の事を中心に動いている。これが終わり、ゆっくりと仙台に帰りたい。

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